自力で人生を進むパイオニア
天冲殺が正式に体系化されたのが、中国「唐」の時代の後半から「宋」の時代にかけてといわれております
これからは６大天冲殺別に特徴と活用法を述べていきます
北の要素である、父親・目上・上司運が欠けているのが子丑天冲殺です
親などの目上との縁が薄いため、幼少期に苦労しやすいという特徴を持ちます
目上に「頼りになる人がいない」「かばってくれる人がいない」「お手本になる人がいない」ということは『自分しか頼るものがない』という環境になりやすいです
従って早い時期より自立心が身につくので、しっかりした子供が多いです
自我心の芽生えが早く、幼い頃より指図・命令を嫌うクールな一面があります
子丑天冲殺は『初代運』と呼ばれ「自分の代から物事がスタートする」という特徴があり、親の跡を継がないケースも多いです
無理に跡を継ぐと運命の「ひずみ」が生じ、燃焼しきらないものが心の中に残り、不満がくすぶるようになります
子丑天冲殺は、出来るだけ早く親元を離れ自立した方が運気が開けます
若い頃苦労した子丑天冲殺は中年期辺りに運気が伸び、若い頃に苦労のない環境だと中年期以降、迷いの多い人生になります
自力で人生を歩む開拓者といえます
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子丑天冲殺の性格
子丑天冲殺は大器晩成型で、若いころ苦労した人は晩年大成し、逆に過保護に育つと良さがでません
堅実で、真面目なコツコツした努力家が多く、一歩一歩前進していく人です
一見頑固そうに見える方もいるし、中には目上に批判的な人もたまに見かけますが、根は暖かかい人で、人を喜ばせるサービス精神も旺盛
世話好きで、面倒見も良い人です
華やかさには欠けますが、人の和は乱さず、結構目下から人気があります
頭の回転が速く、知的で観察力に長けた人が多いですが、人を押しのけてまで・・・という腹黒さはなく、泣きつかれたり、頼みこまれたりするとつい人情に流されてしまう特性ももっています
弱い者にやさしく、正義感も強い人です
子丑天冲殺の年の天中殺は子と丑の年、月の天冲殺は１２月と１月になります
子丑天冲殺の運気を上げるポイント
子丑天冲殺の人の運気をあげるポイントは
①早くから自立心・独立心をもち、親元を離れる・・・親に頼らないと言うことは物事の初めに苦労をしますが、自分で運を切り開く力も養われます
親離れが早いほど早くから陽転し、まさに「鉄は熱いうちに打て」です
②人に頼らず自力で進むこと・・・「目上を頼る、かばってもらう」が一番マイナスな環境
逆に「誰も頼る人がいない」が一番良い環境と思ってください
「若い時の苦労は買ってでもしろ」です
③親の後は継がない、継がせない・・・子丑天冲殺の子供に家業を無理強いしてはいけません
継がせるなら、口を一切出さず「まったく好きにやっていいよ」と言うことです
自分の代から物事をスタートさせるエネルギーですから、継ぐというより新たに始めるというカタチの方が運気は陽転します
④目下を大切にすること・・・目下から運が持ち上がってくる
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