人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
南(腹)の十大主星

仕事の満足度は南(腹)で観る

才能と好きな仕事はなかなか一致しない

今まで説明してきた東(左手)の十大主星は社会面を表しますので、現実的に活かせる才能=直接収入につながるものを見ることができます

仕事と言っても『精神的満足度』もあり、これは南(腹)の十大主星で観ます

現実的に稼げるのは東の星・精神的満足度は南の星で、自分がやりたい仕事と本来の才能は一致しないことが多いのです

現実的に稼げている仕事でも精神的な満足度は低い

好きでやっている仕事だけれど稼ぎはイマイチ、などは良くある話です

もちろん才能とやりたいことが一致すれば最高ですが、そのような人は少なく、松下幸之助さんが言う通り「好きな仕事を見つけるのではなく、縁あってついた仕事を好きになること」がベストではないですがベターだといえます

現実的に稼ぐことが優先であるならば東(左手)を重視し

精神的満足度を何より優先するのであれば南(腹)の十大主星を重視することです

【自分の命式を見る】⇒ 算命学総本校 高尾学館 | 星出し (sanmei-gaku.com)

南(腹)の星で観る仕事

東(左手)の星に合った仕事は現実的で精神面を満足はさせることができないかもしれませんが、決して嫌いではないはずです

ただ本当に満足できる仕事は南(腹)の星を良く知ることが重要です

「今の仕事は嫌いではないが、なんとなく物足りない」という場合は、南(腹)の星で生き方を見つめ直してみることがやる気につながってくると思います

南(腹)の十大主星が

貫索星・・・独立独歩の単独行動の星で、何事も自分の思い通りに動きたいタイプなので、集団行動のサラリーマンでは満足度が薄くなります 組織内なら研究職・専門技術職のような単独で動くことが多い仕事で、できるなら独立して事業をした方が満足度は高いです

石門星・・・社交性の高いニコニコ星なので大勢の人と交流できる職場が満足度が高いです 孤独な作業では満足度は低く、人と人の仲介的な仕事でも生き生きします

鳳閣星・・・人と喜びを分かち合える楽しさ重視の星なので、人の世話をやいたり、楽しませたり、喜ばせたりすることで満足度が高くなります ものを生み出すアイディアが豊富で、伝達の星なので宣伝の仕事にも満足度は高いですが、過度の誇張やウソの宣伝はかなり苦痛になります

調舒星・・・他人に干渉されたり束縛られるのを嫌い、自由に個性が発揮できる職場が理想です 芸術家・職人気質で組織の縦社会にはなじめない方なので、単独ででき芸術性を発揮できる方が満足度は高くなります

禄存星・・・人を引き付けたい欲求が強い星なので、自分の存在が認められるか否かで満足感が大きく変わります 上司に認められ、部下に親しまれる職場であれば満足度は高いです

東(左手)と南(腹)の星の両方満たされるのが理想

司禄星・・・会社組織でも、チームでも、特定の個人でもいいので「自分は周りの人の役に立っている」という意識が持てれば満足します 「自分は○○の役に立つようになる」という目標があればやる気も出て犠牲的精神も出てきます 基本的にコツコツ努力型なので、大概の仕事は無難にこなせてしまいます

車騎星・・・義を重んじるところがあり、損得よりも「人助けになるのなら」と考えれば満足する性質があります この星は「何か起きた時必ず割の合わない方や危険な方に動く」ところがあり、皆が嫌がる仕事や困難で危険な仕事もしてくれます

牽牛星・・・名誉の星なので形式と品性を重んじ、地位や肩書が得られれば満足度は高いです サラリーマンなら出世するか否かで満足度が違ってきます 精神的満足度が得られれば満足しますがストレスも多い星です

龍高星・・・好奇心の星なので、好奇心や創造力が得られる仕事に満足感を感じ、特殊な分野で異色な生き方ができれば満足します 体制側に融合しにくいタイプですが、外資系企業ならむいています

玉堂星・・・ 知の星なので、知識や技術が習得できる職場を好みます 一つのことを継続する方で、転勤・転職など変化の激しい職場は精神的満足度は低くなります

東=才能と南=精神の二つが合致すれば理想の仕事と言えます

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修のキャリアを生かして仕事を考えていきたいと思います