人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
人財育成

「つもり」が多い現実

つもり20ヶ条

  高いつもりで低いのが     教養

  低いつもりで高いのが     気位

  深いつもりで浅いのが     知恵

  浅いつもりで深いのが     欲望

  厚いつもりで薄いのが     人情

  薄いつもりで厚いのが     面皮

  強いつもりで弱いのが     根性

  弱いつもりで強いのが     自我

  多いつもりで少ないのが    分別

  少ないつもりで多いのが    無駄

  広いつもりで狭いのが     見識

  狭いつもりで広いのが     人脈

  大きいつもりで小さいのが 目標

  小さいつもりで大きいのが 損失

  明るいつもりで暗いのが    指針

  暗いつもりで明るいのが    不正

  重いつもりで軽いのが        責任

  軽いつもりで重いのが   権限

  早いつもりで遅いのが   報告

  遅いつもりで早いのが     噂話

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 人は基本的に自分に甘い

茨城県のとある会社の至る所に貼り出されている言葉です

小さな会社ですが、従業員の方は皆 人として立派な方ばかりです

社長が入社した社員に この言葉をとんとんと説くらしいです 入社のタイミングでなければだめだそうです しばらくキャリアを積んでしまうとただのいい言葉になってしまう つまり身につかないのだ と社長は言います

若手社員にばかりやっても、上が身についてなければ効果はないそうです 全社員に社長が初めに説いているそうです

コーチとして 知識が豊富な人としての研修担当はたくさんいますが、教育=共育 を実践している人は非常に少ないと思います

この社長にはいろいろ学びました

・「一体となって!」といきなり言っても一体になどならない

・人は 見たくないものは見ない 聞きたくないものは聞かない 考えたくないものは考えない

・人は自分の姿を自分から見ることが難しい

・人に厳しくとも自分には寛容

・自分の哲学がなく、現実に流されてるだけの上では下が育たない

どこにでもいるおじさんに見えますが、なかなかの人です

現実は変化していくのでぶれないように常に微調整が必要 「私たち最近、面の皮厚くなってますね」など社員同士の会話が多い文化だそうです

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 居心地のいい組織を創る

「居心地のいい組織にしなければならない その為には各自が自分の『害』を自覚し、マメに排除していかないと」

戦争でもない限り、人の集合体である組織は居心地がいいが基本だそうです その全体主義を実現するためには個人が自分に厳しくが必要不可欠だと言います

実るほど頭が下がる稲穂かな

味の素の創始者 鈴木三郎さんの言葉です

頭は低く アンテナは高く

企業の大小を問わず 優れた経営者は人としても磨かれてます

才能があり、成功の階段を上ってる人は 思いのほか人の嫉妬や妬みを買っています おとなしく見え、姿勢が低い人に対しては人は油断します

成功や能力は自慢したくなりますが、抑え込むことでうまく人間社会を乗り切る術を知っている人が伸び続けるのかもしれません

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

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ashikaga
採用・教育・研修のキャリアを生かして仕事を考えていきたいと思います