人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
働くを考える

FIREの多様性

新しいキャリアプランのFIRE

「FIREを目指している」という20代

「FIREを達成した」と30代・40代が増えてきています

FIREとは〈Financial Independence, Retire Earlyの略で、経済的自由を確立し早期退職を実現するの意味〉です

いわゆる「仕事をせずとも収入を得る仕組みを作り、自由に暮らす」

もともとはアメリカ発祥の考え方ですが、最近では若者を中心に日本でも目指す人が多くなりました

私も最初に耳にした時は「働かないで生きていく?そんなのは許されるわけがない」と思いました

ただ世の中には

「恋人の部屋に居候して食わしてもらってる人」〈ひも〉ですね

「引きこもりのまま40代50代になってしまった人」

も多く「50・80問題=引きこもりのまま50歳になってしまった子供を80歳の親が面倒をみている」の予想外の多さにビックリしたことがあります

「最初から働くという選択肢のない人」よりは「最初はがむしゃらに働き30歳・40歳でリタイアする」のは一つのキャリアプランだなと受け入れるようになりました

周りの若手社員の中にも目指してる人はいます

彼らからすれば「なんでこんなに自分の貴重な時間を人に切り売りするの?」「人の世話にならず自立して生きるのだから誰にも迷惑はかけていない」ということになります

肉体の限界まで働く・・・は労働信仰に侵された人に見えるのかもしれません

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多様化したFIREのスタイル

最初の頃は「株のインデックス投資で月に40万得るには1億2千万必要じゃないか!ハードル高すぎ」と思っていましたが、FIRE達成者の重要な視点は「いくらで生活できるのか」ということです

インデックス投資の4%ルールで見れば「月5万円なら1500万」「月10万円なら3000万」ということになります

FIREにはいろいろなカタチがあります

完全リタイアには

①切り崩し型・・一生分の蓄財があり切り崩して生きている

②不労所得型・・株などの配当金・投資利益で生きていける

セミリタイアでは

③サイドFIRE・・副業や短時間労働と株式の配当金で生きていく

と多少の労働をプラスしている場合もあります

④仮面FIRE・・働く必要が無いが労働はしている人 もいます

なにも準備しなければ70歳・80歳でも働かなければならなくなったご時世では60歳でリタイアはプチ贅沢という考え方もあるそうで

⑤プチFIRE・・60歳で完全リタイアする も早期ではないけれど、それなりに計画しないとできないことだと言われています

「シニアになってからの仕事は意外に肉体労働が多く、若者が嫌がってやらない仕事が多い」と言います

60歳で働かないは確かにプチ贅沢になってくるのかもしれません

「完全FIREはハードルが高いので、その半分で達成できるゆるFIREを目指してます」

いわゆるサイドFIREで、株の配当金等は10万円ぐらいだけれど〈副業で10万〉〈短時間労働で10万〉など週2日程は何かしらの労働をするスタイルが最近は多いそうです

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団塊の世代の作った社会には共感をおぼえない 

よくよく観察してみると『日本の労働社会に失望している』が核にあり『団塊の世代の雇用を守るために犠牲になった世代』『団塊の世代が創った社会と価値観に全く共感を覚えない世代』が多いです

FIRE達成者は所得も300万円以下の人が多く、節約能力には長けています

それでも30歳・40歳での経済的自立はやはり能力が必要です

共通点は〈賢い〉〈盲目的に周りに従わない〉〈我慢強い〉ことです

依存度は低く、自分で考えるタイプが多く、主体的です

富は知のないところから知のある方へ流れていくのだから、彼らにはやはり『知』があります

会社から給与をもらっているのに、会社への不満や仲間への愚痴を言ってる人を冷ややかな目で見ています

「FIREは認めない!とかいう人をよく見てください『社畜おじさん』ばかりです」

FIREとは人生の主導権を会社から取り戻すことなんです」と言います

難関大学に入るためには多くの遊びたい時間を犠牲にします

スポーツで実績を残すためにも苦痛な時間が人の何倍も必要です

FIREも同じで『強烈な節約』で楽しみに使うお金を長期間我慢しないと実現できません

偉業は何かを犠牲にしないと成し遂げられないものだと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

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採用・教育・研修のキャリアを生かして仕事を考えていきたいと思います