人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
社会の知恵袋

過去には戻れない

人の現在・過去・未来の捉え方

皆さんは過去を全体的にどう見ていますか?

現在と比べてどうでしょうか?

「あの頃は良かった」

「あの時代に戻りたい」

企業でも

「原点回帰すべきだ!」

などはよく聞きます

やってみてダメだったことを止めるのはいいですが、時代をさかのぼって昔の時代の体制に戻すのは上手くいきません

人は『過去は美化する』『現在には不満を覚える』『未来は不安視する』傾向があります

過去は良かったように錯覚しているのです

現状は何かしら不満の方が目につくのです

これから起こる未来は予測がつかず不安なのです

そうなると過去にベクトルが向きがちなのが人間です

企業でも「創業の精神に戻ろう」「原点に戻ろう」などのスローガンがよく聞かれますが、大概は現状にこれと言った戦略・戦法・戦術が無いという場合が多いです

ドラえもんをはじめとするタイムマシン物が人気なのもうなずけます

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変化のないものはない

過去の戻ろうとするのは愚策です

人は変化に対応しながら生きており、その時の環境に合わせて考え・行動しています

人の行動は「良くしよう」「問題を解決しよう」「変化に対応しよう」と陽の方向に進んでいるので、その行動の結果が現在です

〈所得倍増計画〉と言っても昭和と令和は環境がまるっきり違います

夏にする行動と冬にする行動が違うということです

古来より万物流転』『諸行無常というように変化のないものはないと人類は悟っています

不安だし、具体策はないけれど見るべきは未来です

前に進むのはしんどいことですがやりやすいことをするのではなく、やりにくくともやらねばならぬことをやるというのが思考の核となるべきです

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諸行無常・諸法無我

もう「十年ひと昔」ではなく「一年ひと昔」というほどのスピードで世の中は変化しています

この変化に時々刻々と適切に対応してゆかないと、人も企業も国家も存亡の危機に陥りかねません

まさに『変化には変化』の時代なのです

特にリーダーに大切なのは『先んずれば人を制す』『先手必勝』将棋の世界の『先手は万手』などです

釈迦の教えた仏教の根本を成す思想に

諸行無常』⇒変化のないものは何一つなく、変化こそが世の姿

諸法無我』⇒世の中のことはすべて持ちつ持たれつの『頼り合い支え合う関係』にある

の2つがあります

見えない不安な未来に進むときに、大切な2つの考え方だと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

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