人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
人財育成

新入社員育成ー3

先輩社員は短所をOPENに

 最初の仕事が大学生の採用でしたので、毎日の何人もの学生と合います

学生の前では何度も話をしたことはありましたが 新入社員の前で研修講師を務めたのは入社4年目の4月でした

社会人経験が3年ということです

少し虚勢を張ります

「同期入社で3位の業績を上げた」

「同期入社でTOPのグループでチーフになった」

自分の出身校より優秀な大学に在籍をしている学生も多いので「社会人としては凄いんだぞ!」と見せたかったのだと思います

ストレートでなくさりげない虚勢です

入社4年目から研修の講師を良く任されて気付いたことは

自分の長所を尊敬されるより

自分の短所を愛される方が大事 ということです

輝きより圧倒的に黒歴史が多かったです

「採用実績が大幅未達で半年で本部はお払い箱」

「半年遅れの差が大きく 同期に営業実績で差がついた」

「お客様や取引先に迷惑をかけた」

ダークサイドの方が多かったのが実際です

輝かしい面は新入社員と心の距離を作ります

ダメ人間だった自分は隠さなくていいのです

彼らは「幼虫」のようなものです

スイスイ飛んでいる先輩社員は別の生き物に見えます

短所・失敗談をOPENにした方が心の距離は縮まります

唯一  一点言わなかったのが「辞めようと思ったことがある」でした

スキルがないわけなので前に進む不安は強いわけです

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 体育会系を好む傾向にある企業

 大学でよく勉強していた新入社員程めんどくさいと感じることがあります

特にアルバイト経験のない学生

「大学では消費者心理学を学んでいたんですが『○○イベント』は消費者心理に沿っていないのではないでしょうか?」

哲学科出身の女子には「働くとは何でしょう」と飲みに行くたびに問われます

専門教育を受けてきた人間にはやはり優れています

ただ 企業は体育会系を好む傾向 があります

よくわからないけど「やれ!」と言われたからやる

問答無用の中で生きてきたので企業には都合がいいのです

私も「明晰な頭脳のハイティーンに『哲学』『心理学』を教えないで欲しい」と良からぬ考えをもったこともあります

ですが ミドルになると「心理学」「哲学」はだんだん重要になってきます

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体育会系を好むとはいえ「精神論」は不要です

どこ・なぜ・どう

を伝えることです

彼らが求めているのは「どう」です

どこ・なぜ パッパで どう3つとよく新入社員教育担当者には言ってきました

くどくど言ったところで「じゃあどうすればいいんだよ」と思われるだけです

求められてもいない答えをクドクド述べる必要はありません

新入社員教育担当者は入社3年目とか4年目とか あまり社歴が離れていない方がいいです

教育する側も「教える」ということで成長します

「わかる」⇒「できる」⇒「やっている」そして「教えることができる」は成長の4段階です 

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 心から敬服させる=「心服」が大切

 先輩社員の特権で「平伏」させるのは楽です

ただ「この人についていこう」と「心服」させるのは時間を要します

素直な心とは

自由自在に見方 考え方を変え

より良く対処していく

融通無碍の働きのある心である

とは松下幸之助さんの言葉です

同じものを見ても「固い心」「やわらかい心」では見え方が違います

新入社員を受け入れるとは非常に責任の重いことだと思います

幼虫を見てるから「これ使えるのかな?」と感じたりしますが 教育でしっかり成長します

美しさのある植物は 花を咲かせるのに「手順」と「手間ひま」が掛かるものです

「手間ひまかかけてる余裕はない!ほったらかしで育つやつがいいんだ」などと言えば 組織は雑草だらけになってしまうんです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています