保守採用とリベラル採用

優秀な人なら良いというものではない
中間採用でありがちですが「即戦力で使える人が欲しい!」と考えて力を入れた採用をする場合があります
いちいち教育しなくてもすぐに戦力になり手間ひまがかかりません
が素晴らしいキャリアだからといって採用すると痛い目にあうこともあります
いわゆる自分流のやり方が出来上がってしまっているので、頑なにやり方を変えない点です
優秀な人ほど・・・大企業から中小企業に来た人ほどこの傾向は強くなります
「すべて好きなようにやってください」なら問題は起こりません
現に私がそうで「人手不足を解決してくれて、定着率とスキルアップするなら採用&教育はすべてお任せします」というスタイルでした
ですが日本には保守的な会社も多く、社内文化に馴染めず壊してしまう場合もあります
「長年培った自分のやり方が正しい」「大企業の進んだやり方だから合わせるべきだ」という解釈で頑固にやり方を推し進めてかき回されます
キャリアが申し分なくスキルも高い人ほど、環境に合わせる柔軟性や素直さはなくなってきます
文明は確かに先進国の方が進んでいますが、文化はどの国も良し悪しがあり企業文化も同じです

大概の企業は崩すべきでない文化がある
最近、右派だ左派だと対立する傾向があり、日本や米国のように右派政権が強くなった国もあれば、イギリスのように右も左もなくなりつつある国もあります
かつてチャーチル首相は「年を重ねて保守でなければ頭が悪い」と言い切りましたが、日本の企業の経営陣は保守的考え方が強いです
モルトケの法則でも最も重用すべきは「意欲は低いが有能な人」であり、有能なのに素直だからです
次が「意欲も能力も低い人」で、これは使いやすさと教育次第で化ける可能性があるからです
「意欲も能力も高い人」は扱いにくく、場合によっては害になるのです
大概の企業経営者は保守的で「まずは会社の文化にしっかり合わせてもらう」という保守思想ですから、その企業文化を理解して合わせることからスタートし、周囲の部署に自分のやり方を理解してもらい、時間をかけて自分のやり方をその組織に組みこんでいきます
「じゃあ、即戦力じゃないだろ!」と思うかもしれませんが、どんな小さな会社にも独自の文化があります
あまり勝手な自分の解釈で進まないことです

強く変化を望んでいる会社もある
組織が硬直してしまっていたり、全く変化に対して手も足も出せない状態だったり、人が辞めすぎて極端な人員不足だったりして「どうぞご自由に存分に力をふるってください」という会社もあります
その場合は大いに自分らしさを出した方がいいと思います
キャリアを積んだ人はその方が生き生き仕事ができると思います
近隣の企業で内情は知りませんが、ごっそり部署ごと退職されたのを観ましたが、もう災害級の大惨事であり、津波で全てが流された街のようなものなので「任せますので早く街を創ってください」という状態です
ベンチャー企業もこの傾向は強く、保守的になどやっていられません
虎は地上最強の動物ですが絶滅の危機にあり、日本オオカミなどは絶滅してしまいました
同じネコ科でも猫、イヌ科では犬は世界中で繁殖しているのは人間社会に溶け込んでいるからで、猫はネズミを捕るために、犬は番犬として役立つので人間と共存し始めました
虎よりも猫、狼よりも犬・・・この違いは「役に立つ・扱いやすい・可愛い」ということです
多くの企業は『有能だけど扱いやすい人』を好む傾向です
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました






