人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
働くを考える

やりたいこと できること 求められてること

キャリアアンカー3つの構成要素

以前、シャインの理論であるキャリアアンカーをご説明させていただきました

キャリアアンカー シャインの理論シャインの理論 社会人になりたての頃は「生活の中心に仕事をおけ」とよく言われました 「休みの日に自己実現、労働はひたすら我慢の時という...

そのキャリアアンカーには3つの構成要素があります

才能・能力⇒自分にできること

動機・欲求⇒自分がやりたいこと

価値・態度⇒自分がやるべきこと

才能は さまざまな仕事体験の成功例などにより自覚されていきます 「意外に手先が器用だ」「PCの呑み込みが人より早い」「接客技術が高いと評価された」などです

欲求は 現実の場面での自己診断や他者からの評価により自覚されていきます やってみての好き嫌いや、褒められたことなどです

価値は 自分の考え方と働く集団・組織、仕事関係の規範・価値とが衝突した経験により自覚されていきます

この3つの要素が統合された自己概念により、キャリアアンカーは組織化されます

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 3つの要素を起業に置き換えたら

この3要素を企業に置き換えて見ましょう

できること

やりたいこと

求められていること

になります

起業ともなれば「やりたいこと」がスタートの原動力になるでしょう

そこに「できること」で考えることになります

宇宙旅行の会社を作りたい!」といってもその知識・能力・資金調達力がなければ実現が難しくなります 想いだけではできません

また「世間で求められてること」も重要で、需要がないことをいくらやっても売り上げが上がりません

日本では従業員になることしか教えられませんが就職か 起業か」は今後重要なテーマになってくると観ています

生き方も「アリかキリギリスか」になると思います 実際のアリとキリギリスの話は「アリが正しくて、キリギリスはだめ」という話ではないのです

アリとキリギリスを再度考える台湾の留学生の大学院生とキャリアミーティングをしていた時の話です 「アリとキリギリスなら迷わずキリギリス的な生き方を選びます!」と言わ...

終身雇用は終わり、社会構造がテクノロジーの変化で変わってくるのであれば 新しいビジネスモデルがどんどん生まれる環境がこれからの日本には求められます

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 常に自分の棚卸を

私たちは何か大きな壁に当たると、自分の能力、過去の行い、自分の本当の心を分析してみたりします

論語

曾子(そうし)曰く(いわく) 吾(われ)日に吾が身を三省す

人の為に謀(はか)りて忠ならざるか

朋友(ほうゆう)と交わりて信ならざるか

習わざるを傳(つた)えしかと

私は日に何度も自分の行ったことを反省している

人の為に世話をしながら真心が足りなくなかったか

友人との付き合いに信義に掛けたことはなかったか

先生から教わったことでまだ自分のものになり切っていないものを、口先だけで人に受け売りしてはいなかったかと

という1日に三省すという名言があります

反省 振り返り 自己分析 をして自分を見つめ直す癖がぶれない人生を送ることにつながるのではないでしょうか・・・

組織に属し従業員として生きるにも、起業するにも 日々自分を振り返り、ぶれをなくす習慣は大切だと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

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ashikaga
採用・教育・研修のキャリアを生かして仕事を考えていきたいと思います