人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
スキルアップのヒント

できる人ほど自信は弱い

出来ない人ほど自信が強い

自信のある上長は安心感がある

自信に満ちた部下は頼もしい・・・というのは正しくないかもしれません

人は根拠のない自信が8割といいます

考えてみれば根拠のない自信で動くからこそ「チャレンジしてみよう!」と挑戦できるのかもしれません

客観的に自分を理解していることはいいとは思いますがチャレンジする行動力は大きく後退するような気がします

「頭が良すぎると挑戦しなくなる」とも聞いたことがありますし「頭のイマイチな分は行動力でカバーしろ」とも聞きます

心理学者のダニングとクルーガーの実験によれば

できない人ほど楽観的で自分を実際以上に見積もる

できる人ほど不安が強く、自分の能力を実際以下に見積もる

と言います

できない人が自信満で、できる人の方がの方が慎重で不安げだということになります

自己肯定感がみるからに高そうで、自信満々な人はその実力はあやしいといった知見が得られているようです

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できない人ほど自信満々

ダニングとクルーガーのいくつかの能力に関する実験によると

能力が底辺のグループは、かなり低い能力しかないのに「自分は平均よりかなり高い能力がある」というように自分の能力を著しく過大評価しているそうです

能力の上位グループは現実の自分や状況を厳しい目で見ているため、自分を過信し楽観視するよりも、不安の方が強くなっており、それがさらなる成長の原動力になっているといいます

能力の低い人は自分が能力が低いということに気づく能力も低いと結論づけられています

「周りは皆自信にあふれているんだけど、俺は自信が無くてさ・・・」と言ってる貴方は実際は周りより能力が高いのかもしれません

こう聞くと「自信に満ちた人は警戒して見た方がいい」「自信のないあの人は実際は能力高いかも」ということになります

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ほめて伸ばす教育の注意点

「俺は部下をほめて伸ばすタイプだ」という上司の方が好かれそうです

「私ってほめられて伸びるタイプなの」と公言する人もいます

「欧米では子供を良くほめる」「日本ももっと見習うべきだ」と主張する人がいますが、欧米では小学校1年生でも実力が不足していれば留年させます

よくほめるが厳しい部分も多いのが欧米の文化です

日本で小学生を「実力不足なので留年」などは「かわいそう」のオンパレードになりそうです

ほめて育てるにはデメリットもあります

・ほめてもらえないとやる気をなくす心になる

・失敗を恐れるようになる

・耳に痛い言葉はブロックする

・注意されると反発する

・自らを振り返らない

・思い通りにならないとすぐに諦める

という気質になります

ほめれば自己肯定感は上がりますが、デメリットもあることを知っておかなければならないと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

  

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採用・教育・研修のキャリアを生かして仕事を考えていきたいと思います