無意識の世界がわかる陰占
陰占とは人間の原動力となるエネルギーがどのようなカタチで現れるのかを判定する技法であり『現実世界における姿を追い求めようとする占技』です
その陰占技法のひとつである位相法は『現実の世界の現象そのまま』であり『精神の世界の陽占』に対して『現実の世界の陰占』となります
位相法は十干と十二支同士の氣の組み合わせによる法則で、引き合う組み合わせの「合法」と離れる組み合わせの「散法」の大きく2種類に分かれます
「散法は壊れるから凶の法則」「合法は結びつくので吉の法則」と感じる人もいますが、合・散は陰陽の関係で「病気とくっついたら病気が離れる」など、合わさるが吉で壊れるが凶ではありません
世の中は陰陽、合散でなりたっており「成人してもずっと自立しないで親に養ってもらう子供」や高学歴難民に代表されるように「いつまでも学校に居座り社会に出たがらない若者」など「子供は可愛いからずっとそばにいてほしい」「勉強熱心な子供はえらい」はずっとは続かず散法も必要なのです
算命学は深まっていくと「受け入れがたい真実」にも突き当たりますが「人は自覚出来ている顕在意識10%・自覚できない潜在意識90%」であるがゆえに「潜在意識を少しでも顕在意識に変えること」が心理学でも目的とされています
「聞きたくない・見たくない・受け入れたくない真実」は消去されるというより、潜在意識の中に無意識に押し込んでいる場合もあります
位相法が主に活用されるのは
宿命位相法・・・自分の命式内にある位相法で、人の現実世界を観る時に使われます
後天運位相法・・10年ごと・年・月・日で回ってくる干支から割り出す位相法で、運気を観る時に使われます
相手との関係を観る位相法・・相手の十二支との間に成立する位相法で相性を観る時によく使われます
位相法の主な種類は
合法・・・三合会局(半会)・支合・方三位
散法・・・対冲・刑・害・破 などです

宿命(自分の陰占命式)にある位相法は、行動領域との関係性でも大きく変わってきます
一般的には合法は行動領域が広い方が良く、散法は行動領域が狭い方が良いとされています

※害と破では使用しません
行動領域は位相法以外でも相手との相性を観る時に使用します
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位相法の種類
例えば目の前に川があったとします
半会は異次元のジャンプ力で飛び越えます
支合は遠回りしても無理せずに橋を見つけて渡り、飛び越えるなら渡る前に可能か否かを計算します
方三位は今の状態が良く、無理をすることや変化を望まないので渡らないという選択をしがちです
対冲はわたりません
結果的にどれが良いかはわかりませんが、行動にもこのような違いが出てきます
どこに位相法があるかでも違います
日支(西)は過去・結果・家庭を表します
月支(中央)は現在・手段・自分を表します
年支(東)は未来・前進・社会を表します
年運や大運で
合法である三合会局・半会・支合・方三位が廻ると自信が出てきます
散法である対冲・刑・害・破が廻ると心が不安定になります
例えば日支(西)に対冲が廻ると今までのことが壊されたり、半会が廻れば結果を出して評価されたりします
離婚がいいことか悪いことかは別にして、離婚してもいい人はいいのです
位相法は人間の現実の動き方を合法と散法で観るものです


特殊位相法


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