算命学の人体星図の右肩は?
算命学の人体星図の右肩は空白になっています
実は右肩には、あの世まで自分の背中にぴたっとついてくれる生涯の伴奏者である『伴星』がくるのですが、この星は記入しません
十大主星は単なる性格を表すものではなく神様と考えるべきで「貫索星なんだから頑固でいいんだ!」などと低次元で終わらせず「何かをやり遂げるための忍耐力と強さを与えられた」と陽転を心掛けるべきなのです
伴星を記入してある人体星図もありますがこれはNGで「伴星は守護霊」などと言う人もいますがこれも違います
伴星の出し方は下記の通り
①年干と干合する十干を算出する
②その干を日干=自分との組み合わせから十大主星に置き換える
上の図で見れば①年干「乙」と干合するのは「庚」
(干合は『戊-癸』『甲-己』『乙-庚』『丙-辛』『丁-壬』の5つです)
②下の図で見れば日干が「丙」で「庚」との組み合わせは禄存星になります
「先祖=年干」と干合するものから導き出されるのが伴星で、自分の人生を左右する精神的な支えであるといえます
表面的には出てこない(無意識)伴星は人生の土台となっており「生きていると自然にその方向に進んでしまう」という、その人の人生の歩み方になっています
危険な時にはブレーキになってくれます
伴星は「自分の伴奏者」「人生に伴う星」という意味と「神様や先祖から与えられたお役目」という意味もあり「使命星」と呼ぶ人もいます
ご先祖様からの『人生における先祖から与えられたお役目や行動指針』であるため、人体星図では表に出さないようです
【自分の命式を見る】⇒無料で算命学の命式を算出 | 算命のアプリ

伴星としての十大主星-1
1.貫索星
伴星が貫索星の人は、変化せず波乱の少ない方を選んで進むという生き方になり『堅実第一』です
周りになんと言われようと信念をもって自分の力で努力して切り開き進むべき人生で、強い自力運に支えられた人です
2.石門星
伴星が石門星の人は、友達が強みで人脈が財産となり、人と結びつく社交力に支えられていますので、創り上げた人間関係の力を有効に活用するために出会った人とは長い付き合いを心がけ、常に感謝の気持ちをもつことです
守りの星ですが「人のやらないことをやってみたい」という大胆なところがあり、冒険心も出て来て波乱もあります
3.鳳閣星
伴星が鳳閣星の人は『人生を楽しみながら生きる風流人』で趣味や遊びを大切に、自然体でのびのびと楽しい人生を歩みます
その為には教養を身に付ける努力を惜しまず、単純な遊びから高尚な趣味まで幅広く遊び心をもつことです
4.調舒星
伴星が調舒星の人は『マイペースで単独の人生』となり、感性が合わない人には壁をつくります
芸術などの世界では人の到達しえないところまで進める人で、特別な感性と才能を先祖から与えられていますので、生涯その才能を磨き続ける努力の継続がポイントです
5.禄存星
伴星が禄存星の人の生き方は『清濁併せ吞む』おおらかで華やかな人生になり、いろいろな人が寄ってきて表の人にも裏の人にも好かれます
誰かにやってもらうより、やってあげることを生き甲斐にし、周りには差別なく愛を注ぎ、信用と信頼を築く力で支えられているため、人を助け頼りにされる生き方で人生を歩んでいく人です

伴星としての十大主星-2
6.司禄星
伴星が司禄星の人は家族・親族に和をもたらす団結力を与えられ、一生涯家族に平和をもたらす使命をもっている人です
家族に対して愛を蓄積していくことが自分の幸せに繋がり、信頼や愛情のコツコツとした蓄積は社会的な信用ともなり人間関係の信頼へとつながっていきます
7.車騎星
伴星が車騎星の人は、情的なかかわりをもたないドライでさっぱりした単独行動に良さがあります
純粋で真っ直ぐなさわやかさがあり「考えるよりまず行動」で、自分の身体を剋しながらも人の嫌がることを進んで行い、人に尽くすことで周りに頼られ運を切り拓いていきます
8.牽牛星
伴星が牽牛星の人は、人を牽引する力があり、人を表に出して自分は裏方に徹する「人を押し出す」「人を有名にする」「人を良くする」優れた補佐役の能力が与えられています
謙虚で地味ですが、人から見て恥ずかしくない見本となる生き方を心がけ続け、周りの人のお手本となる人生を送るべき人です
9.龍高星
伴星が龍高星の人は、安定とマンネリを好まず常に変化を求める、放浪と浪漫の人生となります
束縛や型にはまる環境だと力を発揮しにくいので、自由に新しい情報や知識を求め体験学習をし続け、学んだことを活かして何かを改良・改善する人生ですが、学ぶことや改良することをやめると、ただの放浪人生になってしまいますので、常に夢やロマンを抱き、目標に向かって学び続けることがポイントです
10.玉堂星
伴星が玉堂星の人は、生涯学習の人生となり「常に学びたい」という習得能力を与えられた人で、身につけた知識により自分が身がから守られ、他者を助けます
豊富に身につけた知識により、人を育てる才能と使命がありますので、身につけた知識を自分の頭の中だけに留めておかず、人の育成に使うという使命をもつことがポイントです
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました