鳳閣星の構造
人体星図に同じ十大主星が出ている場合は2連変化といい、貫索星1つ分を足します(同じ星が2つあると比和の関係が生じる)
2連変化の場合、その星の性質が倍加するか、逆現象で裏の星が出てくるかの2種類があり、性質が変化します
また迷いやすくなる特徴もあります
鳳閣星を陽の伝達本能といいますが、下図の通り甲(木性)から丙(火性)にエネルギーをおくるカタチで、自分から外に押し出している⇒伝達ということになり、伝える・話す・作品を発表などの本能となって表れています
陽から陽、陰から陰へストレートに伝達する型で『正直』『報道の才』などはこの型から来ていますので「王様は裸じゃないか!」といった子供のような星が鳳閣星です
鳳閣星は中庸・素直・のんびり・おおらか・公平な性格で、走行中の新幹線の窓からでは見落とすものも、ゆっくり歩いて見ていると見落とさないように、のんびりだからこそ真実を観る目も確かです
鳳閣星は子供のころからウソを良く見抜くところがあり、マルサや報道の仕事でも優秀な人が多いです
冷静に物を見ることができる分、鳳閣星があると「なんか冷めた目で周りを見つめる自分がいる」と感じることがあると思います
人生を積み重ねていくと「世の中に真実などない!あるのは解釈だけだ!」という真理にたどり着くのも鳳閣星や調舒星です

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鳳閣星が2つある場合
鳳閣星が2つあると、鳳閣星に重厚感が出てきますので『奥行きのある人』『深く考える人』という雰囲気が出てきます
本来の鳳閣星より粘り強くなりますが、肩を張らない粘り強さで窮屈さはありません
非常に冷静で、中庸な判断力があるのが大きな長所です
『鳳閣+貫索+調舒』のような性格で、調舒星と貫索星が表面に出て来て鳳閣星が隠れてしまいがちですが、無理せずにマイペースに行動します
陰の火性である調舒星の『デリケート』『ロマンチスト』『感受性が強い』『孤独感』的なものが出てきますが調舒のもつ『反発反抗』『負けず嫌い』はありません
『貫索+調舒』に淡々とした無欲さを加えた人物に見えます

鳳閣星が3つ・4つある場合
3つある場合は明るく遊び中心の社交的で、楽しい人で、暖かい人ですがたまに薄情な面も見せます
根本的に偏らず中庸を保つ特性があり、身内びいきもしません
表面上は頑固さが出てきます
冷静なのはビジネスの世界では長所と言えますが、天南や天禄などと結びつくと冷ややかな評論家になります
天貴・天庫・天胡と結びつくとあまり欠陥がでませんが、天恍星と結びつくと自分勝手になりがちです
4つある場合は(非常にまれですが)孤独を強く好み、人に対してというより自分に対して薄情です
「鳳閣星+調舒星」の要素が出て冷静で薄情な人で、全く自分中心で自分の枠の中で生活している人に見えます
自我も相当強く、自分中心の世界を持った個人主義な人と言えます
4つある人は実際に身近では滅多に目にすることはありませんが、表面的にはどうあれかなり変わった人だといえます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
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