運命論者が多い日本人
「こうなるのも俺の運命か・・・」
「親も兄貴も出世しなかったから俺もこんなもんか・・・」
運命を『決まっているもの』『変えることのできないもの』のように考える人がいます
変えられないのは宿命です
男の生まれた
日本人に生まれた
この両親の子として生まれた
などの宿命は「宿った命」で変えることが出来ません
未来が決まっているかのように語る人がいますが、未来は決まっていません
決まってないということは運命は変えられます
決まってもいない運命を決めつけているのは単なる妄想です
日本人はどうも運命論者が多い気がします
運命は性格が創る
算命学習得で通学していた学校では幸田露伴の言葉である
『人は自分の性格と異なる運命には出会わない』
を最初に語っていましたが、いい言葉だと思います
今ある運命は自分の性格によってつくられたということです
常に周りの人に親切にしていたからよく助けてもらえる
真面目で我慢強い性格だからよく勉強していい大学に進学できた
失敗も多いがよくチャレンジするので成功もつかめた
『一事が万事』と言いますが「一つの性格により万事が作られていく」と言えそうです
良い運命を創るには『自分の性格を知り』『自分の性格を磨いていく』ことが重要となり、性格を知る一つの指標として占術は活用できます
「人は他人には変化を要求するくせに、自分が変化することは拒む」と言いますが、自分の性格を変えることはなかなかの苦行かもしれません
自分は運が強いと思うこと
松下幸之助さんは「自分は運が強い」と思い込んでいるそうです
船の上で人とぶつかって海に落ちた時「私は運がいい!落ちたのが冬の海だったら命が危うかった!」と語ったそうです
「自分は運が強い」と思い込むことは大切で『自信の90%は根拠のないもの』と言います
この思い込みは意外に成功者に共通するものです
「今日までの自分を考えてみると、やはり90%が運命やな、運やな」と述べています
松下幸之助さんは『90%は運命・10%が努力』という認識です
よく占術で自分を分析すると「これが俺の性格か・・・」と少し落ち込み気味になる人がいますが、占術で導き出された性格は『単なる原石』であってそれを磨いていくのが本当の活用法です
鉄鉱石だけみるとただの石ころですが、加工することによって鍋やフライ版などの便利な道具になったり、武器になったりします
原石は加工することで使用価値が生まれ、性格も磨くことによって良い運命を創り上げます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました