過酷な環境の戦国時代でも長寿の大名はいる
日本は長寿の国としては有名です
過酷な環境である戦国時代はどうだったのでしょうか・・・
徳川家康は75歳で生涯を終えました
戦の絶えない戦国時代にあっては異例の長寿と言われています 織田信長が「人生50年」と詠っていたいたように 武将たちは50歳前後を人生としていたのかもしれません
私の生まれ故郷は神奈川県と静岡県の境を治めていた北条早雲は88歳と長寿でした
この乱世にも長寿だった戦国大名はいます
石田重家 100歳
国司元相 100歳
平賀元相 98歳
上条政繁 98歳
北条幻庵 97歳
三好政勝 96歳
北条長綱 96歳
村井重勝 94歳
松平忠輝 92歳
真田信之 91歳
三好政康 90歳
島津義弘 85歳
宇喜多秀家 83歳
細川忠興 83歳
武田信虎 81歳
島津義久 78歳
今川氏真 77歳
本多正信 79歳
今川氏真 77歳
柳生宗矩 76歳
毛利元就 75歳
籐堂高虎 75歳
毛利輝元 73歳
伊達政宗 73歳
織田信雄 73歳
当時の平均寿命は42歳と言われ それを大きく越えた武将はまだまだたくさんいます 戦もありますが 医学もまだまだ発展していない時代です
上記の武将たちは「細く長く生きた」武将と言えます 天下取りの第一グループにいたとは言えません
太く短くか 細く長くか
徳川家康などは「太く長く」なのかもしれませんが 大概は「太く短く」か「細く長く」です
どちらがいいかアンケートをとると「太く短く」が多いようですが 年代別に見ると若い世代ほど「太く短く」を選ぶようです 当然、この志向自体年齢とともに変化します
「一度きりの人生!思いっきり活動したい」
若い頃はエネルギーもあるし 人生も長いし 早く結果を出したいし 駆け足で進みます 経験不足から遠い未来を観るクセはありません 当然「太く短く」を選択するものは多くなります
私も同期大卒男子166名の一斉の競争で社会人スタートしたので 競走馬のように生きてきました チーフを目指せ! 支店長になってやる! 営業課長だ! 営業部長まで上り詰めろ!
今思えば 会社の策略に走らされていた感が強いです
ただ 我関せずにマイペースでゆっくり進む同期もいます ゆっくりですが確実にポジションを築き 長く安定します 例外なく地味なポジションに就きますが 激しい営業や商品開発の激戦区で 業績次第で降職にもなる同期を横目に安定した人生を築きます
「そんなに激しく競い合ってどうすんだ・・・」という姿勢です
これは人それぞれで 考え方次第です
両極端の思想が存在する
「自分の持てる力をフルに出して上まで駆け上がる!」
「いやいやそんなに急いでなにになる 自然体で進むが一番」
人間の思想は2極化するようです 同じ人間の中でもです
西洋には ストア派 と エピクロス派 という2極の思想があり
東洋にも 意識高い系の孔子の儒教 無為自然の老子の道教 という2思想がありました
どちらがいい悪いではなく どちらも真理なのです
スペインに
この世では
すべてが誠 で すべてが偽り
ということわざがあります
所詮、この世は自分の考え方次第だということです
ただ 2極の思想を戦わせることで自分の人生哲学も創られるように思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました