働き方4.0を目指す

これからの働き方
時代と共に働き方は変わってくるのもわかります
私が入社した時は支店長155人いて女性は2人でした
大手企業の管理職も多くは男性で、政治家もほとんどが男性だったので「人の上に立ち指導するのは男性」という価値観が強かったです
今の時代を見渡せば自分の会社でも女性管理職は当たり前のように増え、国会でも高市首相・片山大臣・小野田大臣が並ぶ姿に頼もしさを感じます
働き方の段階は5段階あって
働き方1.0:年功序列と終身雇用で一つの企業にずっと在籍するスタイル
働き方2.0:成果主義に基づくグローバル標準
働き方3.0:プロジェクト単位で専門家が離合集散するスタイル
働き方4.0:組織を持たず個人が自由な契約を結ぶフリーエージェント型
働き方5.0:AIやロボットが仕事をほとんど担い、ベーシックインカムで生活するスタイル
であり日本は少し遅れていて1.0から2.0への過渡期でうろうろしています
労働法が古く「解雇が困難」「年功序列が実質的に残る」「女性が昇進しづらい」といった不合理が日本社会を縛り続けています
調査では世界的に見ても仕事や会社に対する愛着心が極端に低いといわれていますが、給与水準が低いわけでもなく、福利厚生や雇用保障がしっかりあるにもかかわらず、社員がまるで会社に感謝していないのです
私の元上司は「大和魂がなくなったからだ!」といっていましたが、理由として
・ 雇用の強制力が強く、個人の自主性が尊重されにくい
・年功序列で努力よりも年齢や勤務年数を重視してきた
・転勤、異動、出向など会社の命令力が強い
と言われています
戦後の物がない時代は労働力過多でも仕事があったので、最後まで労働力確保ができる終身雇用&年功序列が最良でしたが、モノがあふれ変化の激しい時代は足かせになってきます
「固定電話⇒携帯電話⇒スマホ』のようにわずかの期間で進化が激しくなっており、ゲームチェンジャーが現れる度に古いスキルは邪魔になるからです

50代・60代を観察してわかったこと
団塊の世代は「逃げ切り世代」というくらい、 最後まで役職を維持し、多額の退職金をもらい、まずまずの年金をもらっていますが、それ以降は働き方の過渡期の渦の中で右往左往しています
リゾート部門に来てからは人手不足でとりあえず終身雇用になってますが、野球の球団に例えれば「高卒ルーキーを採用し、年功序列で毎年賃金を上げ、最後まで雇用する」というチームが強くなるとは思えず、終身雇用には無理があります
高度成長期以上の人手不足ですが、これからは前回話したように一つの会社にずっといると富士山型キャリアになると思います
「若手を採用しないと老人ばかりの組織になってしまう」
「実力をつけてこれから稼ぐ30歳前後にビズリーチされないように役職をあげなければならない」
というしわ寄せは50代に来て『役職定年』がはじまります
「若い人の為にポジションを譲らねば」などと言う人はごく少数派で、給料は下がり、かつての部下の下につくわけですから「耐えがたきを耐え忍び難きを忍び」という状況になると思います
65歳・70歳までの定年延長も人手不足なら労働力確保、足りているなら仕方なく渋々というのが会社の本音で、だいたい給料は半減します
ただでさえ熱量の低い日本のサラリーマンが、完全に冷え込んでしまうように見えます
「新卒の初任給40万円時代」という光の中で、50代・60代の影はあまり知られていません

在籍中に次の準備が必要
若い頃『週末起業』という本を読んだことがあります
終身雇用&年功序列が金属疲労をし、時代に合わなくなった頃だったと思います
「サラリーマンという生き方は危うい」という認識が強くなり、かといって独立企業もリスクが大きすぎるので「週末の休日に自分の仕事をもつ」という考え方です
今の若者がNISAや副業するのと近い感覚で、お金の水源は多い方がいいということになります
「雇われているメリットは捨てず小さく起業する」ということで、今でも古くない考え方だと思います
①できること
②好きなこと
③社会から求められていること
の3条件の一致知ることが小さな起業の条件です
ということで私も事業を始めていますが、先日株式会社にはしたものの
・人は雇わない
・事務所は自宅
・自分でできないことは他者に依頼
で営業に関しては良い会社があり、収益は安定しています
先日、4人で仕事をしましたが皆さん社長です
個人が自由な契約を結ぶフリーエージェント型が働き方4.0であり、支払はしっかり守ればコストもかからず、仕事があれば忙しいがなければないでゆっくりできます
よく60代の社員に言われたのが「60歳過ぎたらチームでなく一人で動く仕事がいい」ということでしたが、なんとなくわかります
これは60歳過ぎてから「どうしよう」出始めるのは遅く、場当たり的でなく少しづつ準備しておいた方が賢明です
組織を大きくするような野望より楽しいことの方が優先で、借金もあまりせずにできるお金の範囲でサラリーマンの給料よりは多く稼げます
終身雇用&年功序列が頭に擦り込まれ消えなかった世代には難しいですが、長い間、新しいキャリアプランを考える立場にあったことで、スムーズにチェンジができたのだと思います
古いことが全てダメで、新しいことが全て良いのではないですが、長くなった人生では後半戦ほど多様化すると思います
「老後も誰かに雇ってもらう」以外にも多くの道はあります
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました





