人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
社会の知恵袋

シックス・ヒューマンニーズ

人が潜在的・本能的に欲しているニーズ

マズロー欲求段階説は「段階を経て欲求は変化していく」を説き

前回のライフフォースは「人が欲している欲求」を説いています

今回のシックスヒューマンニーズは同じく「人が欲している欲求」です

この3つは同じものも多いですが、視点が違うため 3つの理論を行ったり来たりして使っています

6ヒューマンニーズはアンソニーロビンズが提唱したものです

ライフフォース8が消費者の購買心理に使用されるのが多いのに対して 6ヒューマンニーズはコーチンに使用されることが多いです 私もコーチングの講義中に教わりました

人が何かを欲しいと感じる時 必ずこの6つのニーズのどれかのタイプに当てはまってい るという考え方です

6ヒューマンニーズのは4つのパーソナルニーズと2つのスピリットニーズに分類されています

パーソナルニーズは人が生まれた時から潜在的・本能的に欲しているニーズ

スピリットニーズは精神性を高めるニーズ です

マズロー や ライフフォース8 と並行して観てください

f:id:TOMOHIRO358:20210423201643j:plain

人の思考・感情・決断・行動には理由がある

 パーソナルニーズ

安定感・安心感 のニーズ

安心・安全・安定・確信・確定を求める欲求です マズローもRF8にも最初に来ます

人が生きる上で最初に望む欲求と言えます 親に 就職に 結婚に 最初に求めるものです 肉体的・精神的・社会的に安全な場所を得ようとするのが人の最初の行動と言えます

不安定感・不確実感 のニーズ

安定のニーズとは正反対のように見えますが 変化や刺激を求める欲求です

チャレンジ・冒険・探求心などですワクワク感を求める行動と言えます

マンネリな日常から抜け出して海外に出かけ 変化や刺激に満足するとまた日本(安定)に戻りたくなるようなものです

自己重要感 のニーズ

 自分が価値のある存在であると思われたいという欲求です

自分の存在を認めてもらいたい 感謝されたい 尊敬されたい 賞賛されたい などです

コーチングの講師は管理職に「1度も名前を呼ばずに1日が終わる部下がいないように」「必ずいてくれて助かっていることを具体的に伝えるように」などと指導をしていました 重要なニーズです

愛・繋がり のニーズ

 愛されたい・人と繋がりたいという欲求で説明は不要かもしれません

共感・共通点・一体感・共通した価値観など相互理解を求める欲求で これが満たされないと 孤独感や喪失感を感じます

f:id:TOMOHIRO358:20210423205402j:plain

スピリットニーズ

成長 のニーズ

自分の成長を求める欲求です

もっと技術を磨きたい もっと知識を身につけたい もっと能力を向上させたいなど 経験の積み重ねなどにより自己の発展させていきたいという欲求です

「この仕事を続けても自己成長は望めない」は退職に直結したりします

貢献 のニーズ

人や社会などの役に立ち貢献したい という欲求です

人は生まれながらに 奉仕自己犠牲の精神をもっていると言えます 誰かの役に立ちたい 組織に貢献したい は満たされたときは喜びでもあります

ライフフォース8は「お客様の求めるニーズ」「どういう状態で購入を決めるか」などの時に説明を受けたビジネス心理理論です

対して6ヒューマンニーズは「スタッフのモチベーションアップ」「部下を成長させる」という講義に説明を受けた心理理論です

同じ項目も多いですが 理論が創られた目的は違うわけです この2つの理論は似て非なるものだと思います

f:id:TOMOHIRO358:20210423211508j:plain

 人が育つ組織が上の上

昔、新米の支店長だったころ 毎年新入社員を受け入れるのはいいのですが、業績が創れるようになると より大きな支店に転勤になってしまいます

「毎年新入社員を受け入れて 苦労して育て 使えるようになると引き抜かれる!損だ!」と上司に不満を言ったことがあります

「小さなことを言うんじゃない」と怒られました

 名を残すは中の中

 金を残すは下の下

 人を残すは上の上 

だと言われ 単細胞だったので簡単に納得したことがあります

出世すること 業績を残すこと 人材を育成すること それぞれ能力が違うわけです

その中で 人材を育て上げるということは組織にとって最も尊いことであり、多くの社員がその知識とノウハウをもった上司を求めているのかもしれません

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修のキャリアを生かして仕事を考えていきたいと思います