昨年は異例の就職戦線だった
昨年の就職活動はコロナウイルスの影響で、活動する学生も 採用する企業側もオンラインの企業説明会、面接、内定式など すべてが異例の就職戦線でした
これは学校も同じで 大学には入学したものの、1度も同級生に会ったことがないなどもあります
やはり人間は 五感で感じとる 性質をもっており、パソコン画面からだけの情報では不十分だということです
「内定式がオンラインだったから、入社式は対面がいい」という強い要望もありました 「気持ちはわかるが ■00人近い社員を集めるのはいかがなものか・・・」企業側も討論に次ぐ討論を重ねてきました
SNSが発展してるとはいえ キャンパスライフも 就活も 非常に孤独なものでした
人恋しい気持ちが強かった年
オンラインは「交通費がかからない」「移動時間がかからない」「逆に多くの企業が観れた」「面接も緊張せず普段の自分が出せた」というメリットもありました
逆にオンラインでしかあったことのない学生も多く「君、こんなに背が高かったんだね!」などというケースも多かったです
ただ 大学に入学した 企業に内定をもらった など目的を果たすと「仲間を知りたい・交わりたい」という気持ちになります
人恋しい 仲間が欲しい そんな気持ちが強い年であることから 今年の新入社員のタイプは
ソロキャンプ型 となったそうです
ちなみに昨年は「厚底シューズ型」でした
孤独で 前例もないことばかりの就職戦線を 工夫しながら乗り切ったという意味では 一種のたくましさも身についたのではないかと思います
あまねく人を受け入れる
新入生・新入社員には「人は人を求める」ということが浮き彫りになった年でした
ただ人生には限りがあります すべての人を友にはできません やはり「友とすべきを友とし、友とすべからざるを友とせず」とならざるを得ません
大切なのは、親疎の別をわきまえること
自分の周りには 極めて親しい人 親しい人 多少疎い人 などいますが、すべての人と同様に付き合うことは人間の感情としてできません
大人として 親疎の別をわきまえて付き合うことが大切になってきます
一方で社会に出れば 接触しなければならない 交わらなければならない人もでてきます その時には「分け隔てがない」「区別してみない」という 一視同仁 の姿勢が大切です
社会で人間関係を気付くという努力をめぐっては
親疎の別をわきまえる姿勢 と
一視同仁であまねく接するという態度
という一見相反する二つの心掛けが必要になってくると思います
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