人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
就活

就職経験は絶対必要!

 これから会社は消滅していく

私が社会に出て、採用企画部に配属されて 最初に買った本が会社の寿命でした

社会の産業構造はどんどん変わっていく→会社の寿命は50年という本でした

自分の会社は創業100周年間近でしたので「うちの会社ってすごい」と感心したのを覚えてます

リーマンショックの頃は会社の寿命は20年と言われ始めました 「すごい短命になってきたな・・・」正直ショックを受けます

コンサルタントの神田正則さんの近著だと2024年には会社はなくなるというショックを超えた内容でした 独自のライフサイクル論から導き出すと、2024年頃には会社という組織形態自体が大きく変わるというものですが、説得力があります

第一次産業革命により 農業から工業へ労働者がどっと流れていきました

第二次産業革命では 「電気」により暗くても働ける 大量生産時代になります

第三次産業革命で 「コンピューター」により自動で物が生産でき工場労働者が減りました 時代は第三次産業=サービス業の時代になっていきます

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第四次産業革命の現在 ナレッジワーカー=知的労働者にその影響が及ぶようになります

今後はサラリーマンや士業(会計士・税理士などの『士』美容師などの『師』ではない)の仕事はどんどん減っていき 消滅するものもあるでしょう

アウトソーシング化も進みます 「プログラマーは安泰 年収も750万」などと言いますが インド人のプログラマーなら同じ仕事で年収150万です

諸行無常」 この世は変化しないなどありえないのです

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 それでも学校出たら就職すべき

会社の寿命がどんどん短くなっていくのに比例して フリーランスも増えてくると思います

ネットがこれだけ発展した現代です 大学在学中にネットで事業を始め「もう就職する必要がない」くらい稼いでしまう学生も多いです

こういう成功者のサクセスストーリーもどんどん拡散していきます なんせ現代は18世紀の人が一生を掛けて知りえた情報を 2週間で知ることができる世の中にいます

・朝早く起き 満員電車に押し込まれるなんてやだ

・会社の人間関係がストレス

・お客や取引先のわがままを聞くのが辛そう

・父親見ててもサラリーマンがいいと思わない

・今は昇給もボーナスも少ない

・頑張っても頑張らない奴とたいして待遇変わらない

「就職しなくても稼げるし、就職するメリットもない」 そうなんですが、それでも1度就職を絶対勧めます

社会の仕組み 組織の仕組み 成果を出す仕組み・・・様々なものを給料をもらいながら学べます

大企業なら教育体系もしっかりしています

学習というと 先生がいて 教科書があって カリキュラムがしっかりしていて・・・と連想しがちですが、体験学習で会社組織でしか学べないことがたくさんあります

これは高校3年間・大学4年間よりはるかに身になる時間だと言えます

「就職はインターン学習と割り切る」でもかまわないので、3年・5年・10年の学習期間だと思って就職してください

一生をこの会社に捧げる」も今は危険ですが 最初からフリーランス」も危険です

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 学びには長い期間を要するものもある

池上彰さんがNHKの社会部にいた頃、警視庁担当だったため 事件・事故が起こればいつでも現場直行 残業は100時間切る月はなく 休日どころか大晦日も正月もない 事故や事故でたくさんの遺体も見たそうです 夜討ち・朝駆けも多く 睡眠も食事も満足にとれない毎日だった辛い時代があったそうです

今の仕事が辛い 苦しいと感じても そこには将来の自分にプラスになるものが必ずある

苦しい経験を積んでいるうちに いつの間にか多くのものを学び取り 血肉になっていく

苦しい経験を若いうちにするから得られるものがある

と池上さんは言います

学習と一口に言っても、1時間で身につくものもあれば 何年も経て身につくものもあります

組織に頼らず 自分で何かを成しえるという姿勢は非常に立派だし、これからの時代にあっていると思います

それでも企業組織に属し そこから学ぶことは非常にかけがえのないものが得られると思います 人間の学びは「学校出たら終わり」という薄っぺらなものではないのです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

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採用・教育・研修のキャリアを生かして仕事を考えていきたいと思います