人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
自己成長とキャリア

社会の仕組みを知ることが最重要

富裕層が大きく増えた日本

いよいよコロナ後の再始動になってきましたが

「日本は給料は下がり続けています!価格を上げることは難しいですよ」

マーケティング部の社員に言われました

少しずつ減り続ける給料水準

少しずつ上がり続ける税金

少しずつ減り続ける人口

少しずつ増えていく高齢者

コロナウイルスのように急に来たものに対してはすぐ対処するのに、徐々に進行するものに対しては真剣に対処しないようです

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対して富裕層は増え続けています 

野村総合研究所の調べによると、2019年の日本における総世帯を5つの階層に分類し、各々の世帯数と資産保有額を推計した結果

純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の「富裕層」、5億円以上の「超富裕層」を合わせると132.7万世帯だそうです

過去最高の多さだそうです

「えええ、なんでコロナウイルスでこんなに苦しんでいるのに」

富裕層の方々は不労所得=株式投資がメインなので、株価が上がり続ければ自然と財産も増えます

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アベノミクスは富める者をさらに富ませただけで、私たち庶民には恩恵が無かった」と言えなくもありません

伸びた分、大企業はすべて内部留保にまわしてる

富裕層も庶民も全員が関わる〈消費税〉だけ上げている

という声を聞きますが、採用現場を見てきた者として

(コロナで停滞はしましたが)

求人が増えた=採用されやすいという労働市場は、就職氷河期に比べれば非常に明るい現象です

お陰様で、私は採用最前線まで引っ張り出されました

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ルールを熟知しないとゲームには勝てない

私も資本主義と共産主義の対比は学生時代しっかり教わったはずなのに、ろくに理解しないまま社会人を続けてきました

つくづく「凡人だな」と思います

資本主義を批判したのはマルクスです

・資本家が労働者から搾り取る構造

・競争社会は敗者を多く生み出す

・著しい富の格差を生む

・富は平等に分配すべきだ

で生まれたのが共産主義です

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ロシアも中国も純粋な意味で共産主義ではなくなりました

若い世代に共産主義を聞くと平等に貧しい社会と返されました

資本主義はこれとは真逆で競争社会です

競争には格差がつきものです

ゲームにもスポーツにもルールがあります

ルールを知らずにプレイすれば成果は出にくいです

「富の格差はけしからん!」は「相手チームは大量得点をとった!この点差はけしからん」と言っているようなものだと思います

日本の資本主義はそれほど悪いものではないと思います

・社会保障がしっかりしている

・教育もレベルが高く平等に受けられる

・弱者へのセーフティネットもしっかりあります

・敗者復活も何度でも可能です

オセロゲームで言えば『四隅を抑えたものが有利』です

ルールをしっかり熟知していれば戦術も変わってきます

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ルールの中で全ては進化していく

最初から同点になるように設定されたゲームでは誰も一生懸命プレイしません

ゲームに負けるのは気分の悪いものなので

「あいつは運がいい」

「あいつは要領がいいから出世した」

など言いたくなります

東京オリンピックの空手競技を見て

「あれじゃポイント取りのゲームだ!動きもフェンシングみたいだ!昔は一撃必殺で良かった」と言ってました

ただ、ルールの中で進歩した結果だと思います

真に平等なのは『1日は24時間』ということだけで

法治国家ならば『法の下に全員平等』は保障されています

それ以外は基本的に平等はないと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

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採用・教育・研修のキャリアを生かして仕事を考えていきたいと思います