マズローの欲求五段階説で考える
「えっ退職!最初はあんなに就職できたこと喜んでいたのに・・・・」
人間というものは時間の経過と共に変化していきます
欲求が変化していくのです
退職理由も変化していきます
良く知れ渡っているマズローの欲求五段階説で考えて見ましょう
最初にくるのは生存のための生理的欲求です
「食べなきゃ生きていけない」という動物共通の欲求といえます
次が安全の欲求です
「住居がないと」「ガス・水道・電気が必要」
ようするにまずは「生きるために働かなきゃ!」という欲求が強く働くわけです
欲求は常に変化していく
無事就職します⇒「食べるには困らない」
そしたら職場の人間関係です 所属の欲求です 「部署に配属され 仲間ができた!」
組織に属し 仕事を覚え 給料をもらい 新しい欲求が芽生え始めます
「認められたい」「評価されたい」「必要とされたい」
承認の欲求です
生理的欲求 安全の欲求 所属の欲求 が外的に満たされたいのに対して、承認欲求からは内的に満たされたいという欲求になっていきます
各欲求が満たされないと退職の心が芽生え始めます
「とてもこの給料では暮らしていけない」
「人間関係が悪すぎやっていけない」
「いくら仕事を頑張っても評価されない」「必要とされてない」
欲求の変化と共に、退職理由も変化していきます
自己実現できれば仕事は面白い
最後の来るのが自己実現の欲求です これは人それぞれです
「お客様に感謝されるのがうれしい」
「才能が世間に評価されている」
「人の役に立つ仕事が出来ている」
「業績上げて給料が増えるのがやりがい」
「出世が生きがい」
それぞれ満たされる欲求が違います ここは「人は人 自分は自分」の部分です
人から感謝が1番 お金稼ぐが1番 出世が1番 十人十色です ここが満たされると退職の気持ちは滅多に芽生えません
「会社が先輩がなにも教えてくれない」と言う人がいますが、本来好きな仕事であれば 人はコーチなし 研修なしでも努力して伸びていきます
企業にいると冷や飯を食わされることもあります 成功する人は冷や飯を上手に食べます 一時の不遇も仕事が好きなら乗り切れます
毎朝「よし、朝だ!」というのも「あ~ 朝か」というのも その人の考え方次第ではないでしょうか
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました