適者生存 生物は、環境に最も適したものが生き残り、適していないものは滅びるという イギリスの哲学者・社会学者ハーバード=スペンサーによって提唱された生物進化論です
地上で最強の動物は虎だが虎は絶滅の危機に瀕している
ウサギは弱い動物だが世界中で繁殖し増えている
ウサギは強いから生き延びるのではなく環境に適しているから生き延びて数が増えているということです
この自然の法則は人間の社会でも同じです
虎と同じ種族でも猫は世界中で増えています
日本オオカミは絶滅しましたが犬は同じく世界中で増えています
これはのちに地球上で最も繁栄した人間と共存できたからです
犬は番犬として活躍し人が安心して寝ることができました 原始時代の人間が他の動物から襲われずに安心して寝ることができたのは犬のお陰です
猫は米蔵などの食料をネズミから守ってくれました どちらも人間の生活に役立つことから大切にされてきました
現代は 番犬としてやネズミの害から守ってくれるとしてでなく愛玩動物としての要素が大きくなりました この2種は人間から見て可愛いのです
虎と猫 狼と犬 滅びかけているものと栄えているものの差は何か・・・
人間にとって
扱いやすい 役に立つ 可愛い からではないでしょうか・・・
これは会社組織でも同じような気がします
昔、飛びぬけて営業成績が順調だった時がありました
支店長にも「そのやり方じゃだめです」本部にも戦術批判 だいたい力がある時は周りは従順ですがある時、母親からは「あんた可愛がられないよ!」と言われました
親は子の身を案じているので視点が違います
数字が良くて役に立つ が扱いにくいし可愛くない・・・3項目中1項目のみ〇で適存率33%だということです
「君の力で立て直してほしい」とかいう名目でとても苦しい支店に異動になりました
上司はぱっとしない人でしたが「とにかく従順に支えてやれ、手柄は上司と部下にすべてやっちゃえ、本部批判はしないこと」と元上司だった人事部長がこっそりアドバイスしてくれました それは守り1年ちょっとという短期間で栄転
若さゆえの未熟な態度です 力があるから出世できるわけではないということがわかりました
出世した人はもちろん能力もあり実績もありますが飛びぬけてではありませんでした
飛びぬけてレベルの高い人はやはり扱いにくい人が多かったです
自然界には法則があります
虎と猫 狼と犬 自分なりに分析してみてください
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました