人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
自己成長とキャリア

Z世代はAIと6Dの世界を生きる

新入社員入社研修も変わってきている

新卒が入社すると新入社員入社研修が最初にあると思いますが、時代により研修内容も違います

私が社会に出た時はバブル経済崩壊後の日本でした

私が社会に出て受けた入社員入社研修では「世界の60億人の富の半分は日本とアメリカの4億人が持っている」いわゆる「バブルは崩壊したけど、日本はまだまだ裕福だよ」という内容の講義がありました

社会に出て最初に植えつけられる考え方は意外に重要です

現在は教える前からAIの進化で仕事は変化していくことを皆知っています

2020年~⇒ロボットの動きが熟練したものになる

レジ係・コールセンターのオペレーター・レンタルビデオ店員は減少していく

2025年~⇒AIが言語の意味を理解できるようになる

運転手・自動車保険関係などが減少していく

2030年~⇒人間並みの汎用人工知能が登場する

医者・弁護士・裁判官・銀行員の仕事が変わっていく

2035年~⇒AIの知的生産活動が本格化する

数学者・学芸員・外国語講師・クリエーターなどに影響

これらはオックスホード大学の予測です

Z世代には今後20年以内に労働人口の半分が機会に代わるということを理解させておかねばなりません

すぐに「この仕事はなくなる」などの議論が始まりますが、無くなる仕事以上に新たに生まれる仕事の方が多いです

ポイントは〈AIを使う側〉〈AIに使われる側になるか〉ということです

Amazonのメカニカルタークなど、AIの下で人間が働く現象はすでに起きています

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6D化され すべてが加速する

ピーター・ディアマンディス氏が書いた『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』という本は、これから社会に出るZ世代には必読書に思えます

研修担当者が皆 推薦する本です

〈変化から逃げ切り定年するX世代〉に対し〈これから60年働くZ世代〉では身につけるべき知識が違います

6Dとは

1.Digitized=デジタル化

2.Deceptive=潜在的  

3.Disruptive=破壊的

4.Demonetized=非収益化

5.Dematerialized=非物質化  

6.Democratized=民主化 です 

デジタル化は、DVDがNetflixに、腕時計がスマートウォッチに、本がKindleになど アナログだったものがデジタルに変わっていくことです

潜在的は現金支払いがPayPayへ、切符がSuicaへ、投資が仮想通貨へなどです

破壊的はこれらのモノたちは、最初は批判されやすいです

〈スマホ〉〈PayPay〉もすぐに世間に溶け込んだ訳ではありません

徐々に浸透していき、潜在化で当たり前になった時、大きな変化をもたらします

〈デジタル化〉〈潜在的〉〈破壊的〉を経てその後〈非収益化〉〈非物質化〉〈民主化〉のどれかになると言います

非収益化いずれモノやサービスの価値がことごとく安くなってしまうと仮定したものです

太陽光発電により2050年には〈電気代が10分の1になる〉とも言われています

連動して野菜の価格もかなり安くなり、成果物によって収益を得られなくなります

これが非収益化です。 

非物質化スマホの登場でフイルムカメラをカメラ屋に持ち込む必要がなくなった

スマホがあれば新聞・ラジオなどのハードも必要なくなりました

20種類のアミノ酸の組み合わせにすぎないお肉を3Dプリンター印刷することが可能になるなどで、蛇口をひねれば水が無料で飲めるのと同じように、ボタンを押すだけで、お肉が食べれるようになることです

イスラエルでは、鶏の細胞を培養器で育てて作った肉を食べられるレストランが既に存在するようです

民主化は実際体感している人も多いと思います

ソフトウェア化により場所や人種にかかわらず、多くのメンバーが集まるようになる

テクノロジーの発展ともにあらゆる物事が指数関数的に拡大していくことです

あらゆるものは6Dになるという考えはZ世代には重要です

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進化は必要とされて起きる

変化や進化を悲観的に捉える人も多いですが全てが『より良い社会・より快適な生活の為の進化』だということです

「あの仕事はなくなる」

「変化が激しく息苦しくなる」

などのマイナス予測は聞く耳もたなくていいと思います

Z世代に対して

「お前たちは大変だな!変化が激しくなっていく世の中を生きるんだから」

「学校を出てから労働期が60年って気の毒だ」

「終身雇用もなくなりどうやって生きていくんだ」

なども大きなお世話です

Z世代は終身雇用など考えていません

日本の会社員は所属している会社を嫉んでる人が多いといいます

これは「一つの組織に長くいすぎ」から生じることらしいです

良いポジションに働かないおじさんが居座ってしまって困ってる組織もあると思います

会社をいずれ変わることを意識してスキルを磨いておくというZ世代の考え方の方が健全です

万物流転、世の中は常に変化し続けますが特に激しい変化の中を生きるこれからの若者は、滅びていくもの・生まれてくるものを常に把握するアンテナ感度柔らか頭が非常に大切になってくると思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

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