AIの進化で占術はなくなるか?

第四次産業革命の時代
産業革命の度に人類のはカタチを変えたり、消滅したり、また新たな仕事が生まれたりしてきました
現在進行形の第四次産業革命により、無くなる仕事や新たに生まれる仕事も出来てきます

今は「自動運転タクシーなんて危なくない?」「マシンが手術するの?大丈夫?」などと言われていますが、いずれは「えっ!このタクシー人が運転してるよ!危ないな」「えっ!人が手術するの?ミスしない?」という未来もやってきます
2040年には日本は労働力が1100万人足りなくなるので、どんどんマシンやAIに仕事を置き換えていかないと生活が成り立ちません
人口が減少していく日本には「未来がない」と言う人は多いですが、エコノミストのエミン・ユルマズさんは「人口減少はむしろメリットで、AIの進化で人口の多い中国やインドこそ行き詰まる!日本人がこれから資産を守り、増やすには地政学リスクとインフレを意識すべきだ」と述べていました
AIはがほとんどどの仕事でもこなし、ほぼすべての仕事に影響を与える可能性が高いともいわれていますので、将来的にはすべての仕事をこなしてくれそうです
それでもAIに完全に取って代わられる仕事はそう多くないと考えられており、多くの職業が人とAIの融合した形になると予想されています
ようはAIは『仕事をサポートしてくれる仲間』ということです
そのようなAI化が進む世界で、占術はどうなっていくのでしょうか?
これは占術の種類によっても違ってくると思います
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AIの進化でなくなる占術
TBSテレビの「半沢直樹盗まれたパスワード」のワンシーンですが、若手プログラマーがネットからあらゆる占い情報を収集し、最も多かった回答をまとめた占いサイトをつくりますが「本当に良くあたる」と非常に評判のいい占いコーナーとなります
日本で一番メジャーなのは西洋星星術で、次いで九星気学なので、毎日多くの『本日の占い』が発信されている為、このレベルはもう簡単にできそうです
チャットGPTで算命学の様々な質問をしてみると、回答レベルはまだまだで40点くらいです
ただし「AIなんてそんなレベル」と思わない方がいいです
動画編集など1年で相当レベルアップして「えっ?これフェイク動画なの?」というレベルまで来ましたので、AIはあっという間にレベルアップし占い師不要にレベルにまでなります
ただ占術でもAIの方がいい占術とそうでないもに分かれそうです
占いは大きなカテゴリーで分けると3種類です
①命術・・・生まれた年月日をもとに占う方法 西洋星占術・九星気学・四柱推命・算命学など
②卜術・・・偶然にあらわれた象意から、身近にある物事の吉凶などを占う方法 タロットや筮竹・サイコロで占う周易・断易など
③相術・・・目に見えるものから占う 手相・人相など
AIで不可能なのは「霊感で気を読む」などの特殊能力ですが、ト術も最近はスマホでできるなどのアプリがあるものの、やはりその人を目の前にして氣を読むのであればカードや筮竹、コインなどで行うことが正式となりそうでAIには変わりにくそうです
相術はスマホで写真を撮り分析できそうですが、私の知り合いは「手の温度や肉の厚みもよく見ている」と言いますので、この辺は「考えるな!感じろ!」も多いかもしれません
もっともAIに置き換えられそうなのが命術で、体系がしっかりしており『ビックデータ×計算』が得意なAIに置き換えられそうです
流派も多いですが、その学校別に原理・原則・法則を入力したサイトを作れば1回数百円でできますから、わざわざ出向いて高いお金を支払って占い師にみてもらう必要もなくなります
命術は数学の方程式と一緒で人よりAIの方が速くて正確です
私自身、自分の『天剋地冲』を見落として痛い目にあったことがあり、仕事が忙しいので人はミスをしたりします


命術で必要とされるのは人間力
人は自分の仕事や特技がマシンやAIにとって代わられると言われると非認知バイアスが働き強烈な拒否反応を示します
従って「じゃあ命術の占い師はAI時代には滅びるのか!?」と反発を受けそうですが、本来なんのために占術が存在するかを考えてみる必要があります
「今は事業を拡大すべきか?」「投資をするべきか否か」などドライにYes・Noを知りたいのであればAI占術で良いと思いますが、もっとウェットな目的で不安を解消したいという目的の方もいます
「あの人と話したら心が軽くなった」=陽転と「あの人に占ってもらったら暗い気持ちになった」=陰転がありますが、無機質な回答のAIと違い人は陽転も陰転もさせます
私は昔(中越大震災の頃)に大雪で有名な新潟県の中越に支店長として赴任したことがありますが、ベテランのインストラクター室の先輩に『初めて住む場所の人と打ち解ける為』のいいアドバイスをもらったことがあります
目で見たままを口に出す→「すごい雪!寒そう!」
頭に入れてから話す →「日本海気候は季節風の影響で雪がすごいですね」
頭から心に入れて話す →「寒さがつらいせいか住んでる人の心は暖かいですね」
「いいか、頭で考えるだけじゃだめだ!心でも考えろ!そうしないと心の距離は縮まらない」
大概の人は「この人東京から出て来て、ひどい雪国に来たなとか思ってんだろうな」と考えていますから、いいアドバイスだったと思います
この人を陽転させる力は占術の知識ではなく『人間力』です
人間力がない人が占術の知識をいくら活用しても人は陽転しません
算命学の学校で先生に2回ほど個別で観ていただいたことがありますが、一人はまずまずでしたが、もう一人は『知識はあるが人間力はない』感じで陰転していくのを自覚しました
命術で存在意義があるのは『知識×人間力のある人』だと思います
そういう意味では心理カウンセラーやコーチングインストラクターのスキルも必要だと思います
算命学などはコーチング型が多いと思いますが、カウンセラー型の方が求められている気がします
心理カウンセラーは『共感』と『傾聴』のスペシャリストであり、積極的に関わってくるコーチングインストラクターと違いじっくり話を聞きき、話させるのが上手いです
心理カウンセリング型は非常に人に好かれる人が多く「聴く」「受け入れる」ということがいかに人間に重要かということがわかります
「人類を最も死に到らしめる病気はうつ病になる」と言われています
メンタル不調を無理に我慢し続ければ、脳が変形してしまうということです
そういう時代になっていくからこそ『命術の知識×人間力』は必要になってくると思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
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