人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
シニアの働くを考える

100歳まで生きるライフプランの必要性

四半世紀も人生が伸びた

私が子供の頃は近所のお年寄りたちが「また寿命が延びた!まだまだ生きていられる」と喜んでいたのが記憶に残ってます

戦争が終わってから現在まで25年=四半世紀人生が長くなっています

特に今のミドルの女性は90歳を越えそうです

次の年金改定では女性は男性よりかなり遅れて支給されるようです(まだ確定はしていません)

自分の親世代のライフプランは参考にならないと思います

現在の65歳は 一昔前の50歳より若いくらいだと言われています

医療の進歩を寿命の推測地に加えれば100歳まで生きるはかなり現実的になってきます

年金は「老後への積み立て」ではありません長生きしてしまったリスクに備えるものです

社内カウンセリングをしていても「父親は50歳で定年退職したし、自分も働いても60歳までだと思っていた!まさかこんなに人生が長くなるとは予想していなかった」とよく言われます

100年時代の働き方

長寿は喜ばしい反面、新たな悩みも生んでいます

現在の60代の方と話していると

「まさか60歳過ぎても働くとは思わなかった」

「昔は60歳というとお爺さんだと思っていたが、思いのほか若くて体力もある」

という陰陽2つのことを皆さん口にします

60歳以上の働き方をどうするかのカウンセリングをすると今の職場で雇用延長が非常に多いです

もちろん収入は大きく減額しますが同じ職場で働けます

人間関係が良いのならそれも良い選択で50代以降は人間関係が悪い職場にいることはタバコや酒より身体に害があると産業医の先生が語ってました

カウンセリングをしていて私なりの予測ですが

・X世代は雇用延長派が多い

・Y世代は『大企業から中小企業へ転職』『フリーランス』が多くなり

・Z世代はかなり多様化しますが雇用延長はしない人が大多数ではないかと思います

「年金は無くなる」と騒ぐ人もいますが支給年齢は段階的に上がるが減額は多くても10%以下という予想です

年金制度がなかった頃の日本では老人に対する悲惨な事件が起きています

国も年金が破綻した世界はよく理解していると思います


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健康・長寿は人類が望み取り組んできたことであり、今後も継続していきます

問題なのは

・収入を継続的にどう得るか

・健康寿命をいかに維持するか

・コミュニティ・会話仲間をどう作るか

の『お金』『健康』『孤独』の老後の3K対策です

シニアの明暗を分ける住宅ローン残

個人的に60代の問題で重く感じるのが住宅ローンです

世界では新築よりも中古住宅のほうが多く、各国のシェアは

・米国8割

・英国9割

・仏国7割

・日本2割 

で日本人は新築を好みます

「戦後焼け野原になったから」と「人口が増え続け長男以外は家が必要だったから」と言われていますが、日本の新築率は高すぎると言われています

これだけ空き家が問題となっていても新築が建てられ続けています

住宅の営業では来店アンケートを必ず行い①年収②現在の家賃額を必ず把握します

プランの見積もりが出たら今の家賃と同じ金額で家が持てますという切り口で切り込んできます

これは①ローン期間を長くする②ボーナス加算分を増やすというカラクリがあります

故に『35年間の住宅ローン』を組まされている人は非常に多いです

「70歳過ぎまでローンがある」と聞かされますが、買う方も買う方なら貸す方も貸す方です

おまけに生命保険に入らされ「死んだら保険金で払え」

「火災保険は一番高いものに入れ」

では銀行の奴隷です

建築会社の社長が「高級セダンと家は中古で買え!」と言ってましたが、それが賢い買い方だということです

若い世代は「車はシェアする時代が来るから」と所有しない人が増えてますが、同じくマイホームの購入もよく考えた方がいいです

『マイホームとマイカーをバックに家族写真を撮る』は昭和のあるある風景になりそうです

住宅ローンの有無は老後のライフプランに大きく関係してきます

『人生は100年』でライフプランを創ることは皆考えた方が良さそうです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

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採用・教育・研修のキャリアを生かして仕事を考えていきたいと思います