算命学 人生の羅針盤
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算命学人物解説

高市早苗議員の人体星図を観る

高市早苗さんはどんな人

衆議院・参議院で過半数割れをした大ピンチの自民党の復活を握る唯一の総理候補が高市早苗さんです

若者と保守派に見捨てられた自民党ですが、それを取り戻すにはこの人しかいないように思えます

前回の総裁選は残念でしたが、辰巳天中殺の高市さんは辰年と巳年が天中殺ですので、天中殺で高市内閣をスタートさせると第一次安倍政権の二の舞になるので逆に良かったと思っています

高市さんの核となる日干は「己」であり、人々の暮らす大地を表し、ひと言でその質を表現すると『広平』になります

人々が生活する土地や田園なので「己」の人は庶民的で味わい深い人柄であり、一見目立ちませんが内面に様々な才能を秘めており、豊かな養分をもった土地が作物を育てるように人を育てる能力があります

人生もゆっくりと歩み、忍耐強く安定した堅実な人生を築いていきます

組織の中では『縁の下の力持ち』で、不器用で真面目なたくましさがあり、表面は柔らかで用心深く平和的ですが、自分を容易に変えないところがあり、命令や束縛は嫌います

この日干支の『己亥』は同時に異常干支であり、霊感・直観力が非常に優れた人でもあります

霊感だけでなく身体の特殊才能があり、身体が非常に柔らかかったり、普通の人ができないことができたりしますから、身体が器用なことを生かしてスポーツ選手にも多く、体操・ヨガにも優れた方がおり、自動車の運転も上手です

今まで上げた政治家は皆「宿命天中殺」がありましたが、高市さんは田中角栄氏同様に宿命天中殺はないものの日干支が異常干支で、常人にはない能力の持ち主です

高市さんの中心星は前進・攻撃の星である車騎星で、よく動き、まじめで、さっぱりした人が多く、たえず緊張状態なので短気で行動が早いのです

いつも張りつめていて、のんびりできない状態が車騎星という状態です

車騎星はスピードがあり、まず行動する体験学習派であり、貫索と並ぶ単独行動派なので体をよく動かす仕事に向いています

人の為になる行動をしようという気持ちも持ち合わせており、強い犠牲心もあるので人の嫌がるようなことを進んでしてくれる義の人です

社会面の左手には愛情・奉仕の禄存星があり、第一印象は気前が良く親切な人ですから外側に対して奉仕をしていくカタチです

人間関係に恵まれており、情け深い友人を多く持ち、お金にもケチではなく、現実的な人といえ、親切をすれば親切でかえってくる気のいい友人が周りに集まります

外で気前が良い性格ですが、経済的に窮地に追い込まれることは少ないようです

愛情を押し出す世界がよく人助けの世界」「人を救う世界などに行くと良さが出ます

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全ての星を紹介できないので、その他の星を知りたい場合はこちらを参考にしてください

分析眼が鋭く経済をベースにした前進力に長ける

高市さんの最大の特徴は鳳閣星が2つあるとですが、2つあると鳳閣星に重厚感が出てきますので『奥行きのある人』『深く考える人』という雰囲気です

本来の鳳閣星より粘り強くなりますが、肩を張らない粘り強さで窮屈さはありません

非常に冷静で、中庸な判断力があるのが大きな長所であり、相当人を見抜く目は鋭いと思います
『鳳閣+貫索+調舒』のような性格で、調舒星と貫索星が表面に出て来て鳳閣星が隠れてしまいがちですが、無理せずにマイペースに行動します
陰の火性である調舒星の『デリケート』『ロマンチスト』『感受性が強い』『孤独感』的なものが出てきますが調舒のもつ『反発反抗』『負けず嫌い』はなく『貫索+調舒』に淡々とした無欲さを加えた人物に見えます

禄存星+車騎星の連結は、愛情・奉仕と回転財の禄存星と攻撃・前進と直情の車騎性の連結になり、禄存星が車騎星の中に入り込み内側から支えることになりますので、車騎星が表面に強く出ることになります

車騎星のエネルギーが強まることにより行動力が出て、同じ歩調で炎々と続く長い人生を歩むことができます

情的な禄存星が短気で粗野な車騎星を支えているので、車騎星の荒々しさがやわらぎ、平和的な庶民のエネルギーに変わります

車騎星の攻撃・前進のエネルギーを禄存星の回転財が支えているので、経済をベースにした前進力が強みになり、組織には重要な人物です

奉仕の心が積極的な心をつくり、犠牲的な行動を支えているカタチで、礼儀礼節の厳しい肩を張った世界は好みません

鳳閣星+車騎星の連結は、のんびり自然体の自由人である鳳閣星とのんびりできない働き者の車騎星の連結になり、陽同士のぶつかり合いですが、この連結はお互いの強烈さを制し合う組み合わせになります

『のんびりVSせかせか』のぶつかり合いになりそうですが、火性の鳳閣星が火剋金で金性の車騎星を抑える為、車騎性の粗野粗暴さが消えて気品が備わります

表面は穏やかで品性があるため人と結び合うのは上手く、人脈を作りそこから利益を出す能力に長けてきます

故に財の星である禄存星や司禄星がなくとも財を創る能力をもっており、それは人生の目標の為に活用されます

内面には大衆性を持ちながらも、品性の良さが人間関係を円滑に広範囲に広げてくれます

外に対しては『柔』ですが、内に対しては『剛』なので内面の葛藤は強く、家庭では少しきつくなることがあります

十二大従星は中年期の星も引きずりつつ、天報星の世界となり「変転」「変化」「無の形成」がキーワードになります

『変転変化』の通り心の変化が早いのが特徴で、この変転変化の現象を激しくするのは無の構造にあり、まさかとは思いますが権力闘争に明け暮れるオワコンの自民党に見切りをつけて、仲間を引き連れて保守党に合流などおこしたら大変なことになります

日本は新しい夜明けを迎えますが、自民党は本当に終わりです

 すべての二連変化は紹介しきれないので、こちらを参考にしてください

局法と宿命天中殺で観る

次に局法を観ます

局法はより個性を炙り出す技法で、隠れた個性を見つけるのに役立ち「原因不明の幸不幸の正体」が見極められま

人体星図のタテ線またはヨコ線が、金性=車騎星か牽牛星で止まる人は相法局に入局します

損得勘定抜きの働き者で、トップよりも補佐役が良く、組織に仕えることで子孫に対して陰徳を積んでいき繁栄します

身強の十二大従星がであっても野心も出世欲も薄く、補佐役や役人として生きる方が向いています

車騎星で止まる人は行動力が抜群で、牽牛星で止まる人は非常にまじめな人ですが高市さんはその両方です

ただし結婚は苦労が多くなりがちです

生殺局はタテ線に『火剋金』の相剋関係がある命式で、思わぬことでプライドが傷つき落ち込みやすく、実力が発揮しずらくなります

自分の力が周りの環境で変化させられてしまう為、周囲への気持ちも変化しやすくなります

タテ線は精神の部分なので、人からは見えず自尊心やプライドが傷つけられることが多かったかもしれません

生殺局は土性の質を生かすのが良く、禄存星的な『愛情・奉仕』や司禄星的な『地道な積み上げ』を意識して行動することで中和されますから、高市さんの場合は左手の禄存星を大いに稼働させることです

精神をあらわすタテ線は凶運局でも、現実をあらわすヨコ線は幸運局ですので、精神の乱れを抑えるのがポイントです

政界は新興勢力の台頭が増し若い世代の指示を集めている状態ですが、自民党が王者として再び力を盛り返すのか、共産党や社民党のように歴史はあるが縮小していくのかの過渡期にきており、高市早苗はそのキーマンといえそうです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

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