人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
働くを考える

起業前提の就職も増えていく

就職せずに起業するはありか?

大学のキャリアセンターの方々と「最近の学生の就職への志向」を話していると「年々起業相談が増えている」そうです

キャリアセンターの方々は生真面目な人が多いので「まず企業に就職しなさい!サラリーマンは安定している」とアドバイスする方が多いようです

就職せずに起業するはこの仕事の多様化の時代全然ありだと思います

副業もありだし、兼業もありだし、なんなら最初から投資家になるのもありだと思います

意味のない仕事はない!その仕事は意味がないという考え方があるだけだ

ルールとモラルを守るなら稼ぎ方は自由

だと思います

大学の友人でも「組織に属すなんてヤダ!」と起業した同級生はいましたし、家業を継いでも全く異なる業態にしてしまった人もいます

起業だろうが、FIREだろうが生命維持できればいいわけで、働き方の多様化というより生き方の多様化だと思います

私も〈企業に属す〉+〈個人事業で会社を運営〉+〈副業〉で生きています

国はサラリーマンになってくれた方が税金が取りやすいのでありがたいと思いますが60・20社会』=労働期は60年を超え企業の寿命は20年になる時代に今までの就職観は当てはまりません

若者を古い型にはめるのはいかがなものかと感じます

最初の就職はどんな企業がいいか

企業に就職することは修行だと思ってください

スキルを身につける以外に、人間関係+人間心理が学べます

「人の言う通りに生きている方が楽」という人は意外に多いですので、そういう人を観察しておくことは大切です

頭がいい人なのに「僕は奴隷所得が性に合っています!特にやりたいこともないですから」と言われたことがあります

大企業に勤めるメリットは

『教育体系がしっかりしている』

『同期入社間の競争が激しい』

『難関校出身者が多く明晰な頭脳が多い』ことです

ただし、社長など話すどころか見かけることもなく、部長とも滅多に話す機会がありません

経営陣とは接することが皆無で生の経営は学べません

その他、50人以上の企業だと、これからはどんどんテクノロジーを導入して人不足を補っていくと思います

2030年辺りからは優秀な人材確保が困難な企業でもテクノロジーが補ってくれるようになるので、経営の効率化が学べると思います

さらに10人前後のベンチャーなら経営がよく見えるので、生の経営が学べます

小さな船の方が波の影響をダイレクトに受けるので『海のことが学べる』のです

起業した人の多くは「最初は大企業の方がいい」と言いますが、私の友人に言わせると「競争は人を成長させるのはよくわかるが、その競争がヤダ!競馬の馬じゃないんだから!」と言います

考えてみれば学生の間は競争と振り分けの中で生きているので、うんざりしている人も多いと思います

日本企業の危うさ

中国人で日本企業に就職した大学生が最初の給料が一律なのはいいとして、なぜ給料に格差が生まれないんだ!」と上司に疑問を投げかけたそうです

「最初は低く、徐々に上がっていくから50代ではこんなに給料が高くなる」と年功序列を諭すと

給料は能力と実績で決まるものだ!」と反論し日本人と働くと共産主義がうつると辞めてしまったそうです

共産主義の中国人に「共産主義がうつる」と言われる日本の企業文化もなかなかのものです

高度成長期には良かった終身雇用と年功序列ですが、続けていたら国際競争からおいていかれてしまいます

国はわからないように徐々にジョブ型雇用に代えていっていますが、業界によっては色濃く残ると思います

この中国人の若者の言うことは正論で

「この環境は優れた人材が育つ土壌にない」

「全員平等に貧乏になっていく」

「国際的競争力はどんどん落ちていく」

と警告を鳴らしてくれています

日本の企業の現状の危うさも若い世代は知っておいた方がいいと思います

Z世代が中堅になりだす頃の2040年からは日本でもスタートアップ企業が急増すると予測されています

もう『組織が軸になって動く時代』ではなく個人が軸になって動く時代なので

・企業はステップアップの為に利用する

・自分のやりたいことで生きていく

・企業の価値観で生きない

・稼ぐ手段は多様化していく

ので「いい学校を出て、いい会社に入って、自分は抑えて組織に合わせ、まじめに最後まで働いて・・・」という世代の型は受け継がないことです

これからはい自己成長できるか否かが企業の良し悪しになります

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

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採用・教育・研修のキャリアを生かして仕事を考えていきたいと思います