行動領域占技
年・月・日の干支を宇宙盤という60干支の並んだ円に落とし込み、線で結び三角形を作ります
この三角形が行動領域と呼ばれます
行動領域とは『世の中に影響を与える範囲』であり、才能が豊かとか、人間の器が大きいなどは関係なく『生きる範囲』を表したものです
行動領域は量的なものでなく人脈の分野での広さであり、広い人は苦手なタイプの人が少なくなりますが、コミニュケーション能力とは関係ありません
広い人は誰とでも仲良くなれるという能力もありますが、誰とでも争うこともあります(刑をもつと特に)
狭い人は考え方・感じ方・趣味などが同じ少数の人との深い関係を築き、狭い方が快適な人生になります
算命学の占技ででてきたものに良し悪しはないです
行動領域を活用するものとしては
1.位相法での活用・・・合法は行動領域が広い方が良く、散法は狭いようがいいです

十二大従星も強い星は広い方が良く、弱い星は狭い方が生きやすくなります
2.お互いの相性を観る時に活用・・・重なりの多さで関係を観ます


重なりが多ければべったりした関係となり、少なければお互いに我が道を行く関係となります





行動領域の広さ狭さに良し悪しはなく、サッカーのように広い範囲を使い大人数で行う競技もあれば、卓球のようにテーブルの範囲で1人か2人で行う競技もあり、どちらも楽しい競技で人気があります
広い人間関係の中を生きる人もいれば、狭い範囲内で生きた方が居心地がいい人もいるということです
私の算命学の学校では各領域の意味合いはないとされていましたが、流派によっては4つの領域にそれぞれ性質があるというところもあります
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行動領域の種類
行動領域の種類は主に4種類です
4領域


3領域


2領域


1領域


本当に領域が狭い人もおり、3つの干支が全て同じだと点になる人もいますが、点の場合はどこにあっても全て1領域となります


干支が2つ同じ=律音の場合は線となってしまいます


下図の場合は1領域です


下図の場合は3領域となります


中心に重なる線は2領域となります


この場合は4領域となり、すべての領域と重なることになります




算命学は出生時間は使用しない
私も算命学の前は四柱推命でしたが、四柱推命で使用する出生時間は算命学では使用しないので行動領域でも時柱は使わないでください
下記は算命学の老舗学院である朱学院の説明を引用させていただきます
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四柱推命は占う際の情報として生まれた時刻が必要ですが、算命学では必要ありません。
算命学で生まれた時刻を使わないのは、時刻は自然のサイクルとは関わりがないものだからです。
具体的には、算命学で使用する生年月日は自然のサイクルに基づいています。地球が太陽の周りを1周するのが1年で、主に月が地球の周りを1周するのが1ヶ月、地球の自転が1日というサイクルです。
しかし、時刻は生活を便利にするために人間が作ったものであり、自然なサイクルではないのです。何百年も前の中国の人は自分が何時に生まれたかを知りません。それなのに占いに時刻を使うことには違和感があります。
時刻まで占った方が詳しく読み解ける気がするかもしれませんが、本来は必要のない生まれた時刻を入れることで、結果がずれてしまうことになりかねません。
また、算命学は生年月日で占うと聞くと、同じ日に生まれた双子は同じ運勢になるのかという疑問をもつかもしれません。
算命学では、双子の場合は陰陽の見方になります。具体的には、陰型・陽型を受け持つ人に分かれるのです。しかし、宿命でその差はわからないため、実際にどんな生き方をしているかで陰型・陽型どちらなのかを判断します。
例えば、双子の歌手ザ・ピーナッツは一人が結婚して子供が産まれ、一人は一生独身でした。このように対照的な生き方になることが多いです。
双子の場合は仲がいいと近しい生き方をすることが多く、仲が悪かった場合は生き方に大きな違いが出やすいと言われています。
算命学では多くの理論と技法と共に、総合的に占うことが可能です。奥の深い学問なのですぐに学べるものではありません。朱学院では奥の深い算命学を理論体系からお伝えしています。朱学院での学びに興味のある方は、まずは無料説明会にお越しください。無料説明会では、講師による20〜30分ほどの算命学の無料性格判断を受けることもできます。
https://www.shugakuin.co.jp/basics/sichuusuimei
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「出生時間まで見た方が正確に占いできるんじゃないの?」という方もいると思いますし、私もそうでした
私も四柱推命を学び、算命学に移った時には「時間まで使う四柱推命の方が精度が高いのでは?」と思っていましたが、実際に活用してみればわかります
私の四柱推命の師匠も「時柱はいらない」と使っていませんでしたので、違和感はありませんでした
算命学も『一日という時間を宇宙の時間の最小単位』としています
四柱推命から算命学に変えたのが2010年だったと思いますが、その頃は四柱推命では「宿命天中殺などは存在しない」「異常干支なんてない!」と言われ「間違いなく存在するはずだ!」と私は算命学にに乗り換え、現実のビジネス現場でのマネジメントには大いに活用出来ました
最近になって見てみると、四柱推命もしっかりこの2つを使用するようになっていて驚きましたが「四柱推命は完璧な占い」というメンツ重視派より「良いものはどんどん取り入れよう」という柔軟な未来志向の人が増えたのだと思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
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