人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
新卒の就活

若者のこれからの職業選びのポイント

これから社会に出る世代は労働期60年

正式内定日はまだまだ先ですが人によっては就活が終わった学生も多いと思います

大学4年生は内々定が出てる人も多いと思います

高校生も就職希望者はほぼ進むべき方向が定まったころではないでしょうか

世の中に意味のない仕事はなく「その仕事は意味がない」という考え方があるだけです

最初に勤めた企業は縁が強いと言いますので一所懸命頑張ることが大切です

そもそも仕事ではカッコイイ10代・20代はなく、よほど簡単な仕事でない限り身につくまでに結構な時間を要します

私は採用・教育・研修担当者ですが、新入社員が最初に自覚することは自分の未熟さです

未熟なうちはカッコよくありませんが別に恥じる必要もありません

恥ずかしい想い、惨めな思いなどは、今味わっておかないと滑稽な社会人になってしまいます

禄=給与をもらっている組織の批判は厳禁です

これも厄介な社会人になっていきます

よく「無くなる仕事」などの予測が語られますが、半分よく聞いて半分聞き流すくらいでいいと思います

ただ、まだ進路も決まってない学生に対して『職業選択のポイント』を語っていきたいと思います

今の学生は人生における労働期が60~70年になりますので『職業選びの考え方』は大切です

1人の意見として聞いてください

消えていく職業の特徴

選ぶべきではない仕事選びのポイントは

人からテクノロジーに代替えが進んでいる仕事

私は小中高校と静岡県の学校に通っていたので、社会科見学と言えば〈自動車工場〉〈オートバイ工場〉〈楽器工場〉でした

「人の代わりにどんどん機械が生産するようになってきている」とどこに行っても説明されます

昔から『労働力を機械化する』は常でした

今見渡してもレジはどんどん無人化されています

世界のいたるところで自動運転も始まっています

企業が取り組むべきことは

・売り上げを伸ばして原価を減らす

・労働分配率を上げる

・テクノロジーに働いてもらう

ことであり、職業を見極めるポイントはこの仕事はテクノロジーに代替えされないか?」という視点で見ることは極めて重要だと思います

タクシー運転手をみても『採用に苦労し常に人手不足』『タクシー料金の7割は人件費』であるので『自動運転』を模索している会社がほとんどだと思います

私は現在、観光部門の採用担当になりましたが「定着率悪く万年人手不足」「給料は低い業界」なので「テクノロジーに代替えできるものはどんどんしていきたい」と水面下では動いています

利益率が低い仕事

これも「人件費を減らしてテクノロジーに代替えしたい」と模索されているはずです

そもそも利益率が低いと給与も低いです

当然経営者は様々な工夫をして利益率を上げようとしていると思いますが、行きつくところは人をテクノロジーに代えていく可能性が高いです

世界の給与の伸び率を見ても

韓国・・・・167%

イギリス・・・93%

アメリカ・・・82%

フランス・・・69%

ドイツ ・・・59%

我が国、日本 -8です

後進国も先進国も賃金は伸び続けるものなので、日本だけがいつまでも低迷するわけにはいきません

ただし賃金上昇と共に大きな格差社会になっていきます

昭和のように『一億総中流生活』とはならないと思います

利益率が低い業界・仕事はよく調べることが重要です

誰でもできる仕事を選ばないこと

最も重要な選ぶべきではない仕事は

誰がやっても結果が変わらない仕事です

逆に見れば人によって大きく結果の違う仕事は生き残るということになります

以前いた会社で優れた実績の営業職の女性がいました

私も離れていましたが「70歳だから退職させられた!どこかないか?」と言われ、過去の付き合いのある社長や部長に手あたり次第依頼すると、何社かオファーがありました

今度は「80歳になったからと退職させられた!どこかないか?」ときます

ついでに「70歳になった元同僚の就職先も一緒に探してほしい」と言ってきました

二人共元部下なので探しましたが「もう無理だろ・・・」と期待はしていませんでした

ところが別々に「採用したい」という会社がありました

先日近況報告の連絡があり「すごく大切にされている!ボーナスも過去最高だったし、4月には決算賞与までもらった」とご機嫌でした

81歳、学歴もなしでも営業力一本で過去最高のボーナスをゲットしています

もう一人の70歳も同じくです

「まだ働くの?」にも呆れましたが「まだ大活躍できるんだ!」にも驚かされました

その人でないとできない結果を出す人は仕事がなくならないという典型です

塾の講師も人によって生徒の伸びが違います

同じ商品でもあの人だと良く売れるが、あの人だと一つも売れないがあります

これからの学生は

テクノロジーに代替えされない仕事

利益率が低いくない仕事

人によって大きく結果の違う仕事

に視点を持って職業選択すべきだと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

  

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ashikaga
採用・教育・研修のキャリアを生かして仕事を考えていきたいと思います