人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
就活

就職は多様化していく

進路が多様化していく

前回は「就職するなら大企業は正解でなくなった」

前々回は「定年制&終身雇用はなくなっていく」という話でした

さらにその前は「FIREを目指す人も増えている」という内容でした

男女差別はなくなり、年功序列もなくなり、外国人労働者はどんどん受け入れ・・・など社会は変化していくと思います

学校を卒業して就職した企業で年功序列で給与と役職が上がり、定年までいて老後は年金暮らしという昭和型スタイルの就職はだんだんなくなっていきます

最近の大学生を見ていると就職も多様化しているのがわかります

日本は「従業員として生きる」が一番多いのは変わらず

起業したい」

NPOで働く」

「15年懸命に働きFIREする」

などは令和から加速した生き方かもしれません

大学のキャリアセンターの先生たちは50代が多く、価値観の変化の対応に苦労しています

どちらかというと50代のキャリアコンサルタントは一生雇用してくれる会社を探すというアドバイスが思考の柱になっています

昭和の頃も「企業組織で働くのに俺はむいてないから起業する」や「家業を継ぐ」はありましたが、大学の女性友達に言わせると「自営業は結婚相手の対象外」でした

当時は95%結婚する時代でしたから「全国転勤でも大企業のサラリーマン」が男性の一番の売れ筋でした

「銀行マンと結婚する」

「一部上場企業が結婚相手の条件」

など、平成初期くらいまで語る女子大生は多かったです

今はパソコンとインターネットさえあれば起業できる時代です

自室の6畳間で会社が創れる時代です

大企業に勤めても〈役職定年〉〈企業の寿命の短縮化〉〈企業買収・統合〉など寄らば大樹ではなくなりつつあります

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生息環境を探すのは世の常

大学のキャリアセンターでたまに耳にするのが「また進路指導の時、学生に行きたい会社が無いと言われました」という話題です

他社の採用担当者からよく耳にするのが社会貢献はどのようなことをしていますか?」という質問が年々増えていくと言われます

Z世代の考え方や志向が理解できない人は「最近の若い奴らは・・」や「学生は考え方が甘い」などとぼやきますが、その若い世代が未来を創るのは間違いのない事実です

Ⅹ世代から「自分の時間を大切にしたい」という志向が生まれ、企業は週休二日を定着させ

Y世代から「良い人間関係で働きたい」という志向が生まれ、企業はハラスメントの取り締まりを強化し

その志向を満たさないと「ブラックだ!=黒」と認識してきます

Z世代は「自分のやりたいことを仕事にしたい」という志向が強くなっており未来を創る人材を採用するのならば合わせる必要があります

恐竜が哺乳類を見た時に「ちょろちょろして弱そうな生き物だ」と感じたと思いますが、最終的には地球上は哺乳類に支配されました

生き残る・栄えるは環境に適していたからなのです

「就職先として選ばれない」「すぐ辞めてしまう」は生息環境として適していないと判断されたからです

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思考は定期的にアップグレードを

以前ハローワークの主催する『合同企業説明会』に担当者が急用の為、代打で参加したことがあります

各ブースに分かれて、希望者が訪問するカタチです

隣のブースの社長さんは非常に張り切っており、私への挨拶も元気いっぱいでした

横目で見ている限り年配の方がまずまず来ていたと思いますが、終了間際主催側の担当者に苦言を呈してます

「うちは若い社員が全くおらず、若い会社員を採用したいから来たのに若者は一人も来ない」

担当「会場には若い方もいらっしゃってますよ」

「うちにはシニアばかりだった!うちは仕事も長時間でキツイし、50代60代ばかりだから若い社員が欲しいんだ!」

「今いる社員もプライドが高く口がキツイから耐久性のある若者が欲しい」

担当「若い方の採用は難しいかと・・・」

たぶん20代は誰も来ないし、だまし討ちで採用できてもすぐ辞めるな・・・ということがすぐわかりす

鳥を確保したいのにイノシシ用の罠を仕掛けてるようなもので、ターゲットに合っていません

恐竜は恐竜でまとまっていた方が運営はしやすいと思います

就職だけでなく『家族の在り方』『結婚の在り方』『親子の在り方』など全ての関係が多様化していくと思います

定期的に自身のこうあるべきという思想はアップグレードした方が良さそうです

『生活費を得る』『法を守る』『人に迷惑を掛けない』のであれば「企業に就職する」以外にも生き方はいろいろあるということです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

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採用・教育・研修のキャリアを生かして仕事を考えていきたいと思います