守護神法とは
算命学には守護神というものがあり,バランスをとって運命を良くしてくれるものです
守護神にはバランス守護神・調候守護神・部分守護神とあります
バランス守護神は命式全体のバランスをとってくれ、現実の生活、健康を安定させてくれます
調候守護神は、日干月支守護神といわれ、心の為の守護神、心の満足感、安定感を得ることができるものです
自分の守護神を知ろうとしても、算命学の市販されている本には載っておらず、ネットのもなく、専門の教育機関で学んだ人でないとわからないでしょう
また、学んだ人でももっとも難しいのが守護神法で、経験とセンスで判断するしかありません
守護神の逆は「忌神(いにがみ)」といい、バランスを崩すものです
年運・大運でまわってくる場合もありますが、人生に寄り添うパートナーがもっていてくれるとこんなにありがたいものはありません
今回は「守護神法というものが算命学にはある」「相手が自分の守護神をもってくれているとありがたい」ということだけ覚えておいてください
後日、守護神法もしっかり解説していこうと思います
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守護神でみる相性
ポイント⑧・・・相手が自分の守護神をもっているか
守護神法は非常にわかりやすい人と難解な人がいますが、基本的に自分の命式の偏った部分のバランスをとってくれるのが守護神です
下図の陰占の命式の人を観てみます
陰占は無意識の領域で現実を表すものです
日干は『丙=明暖』ですから、明るく暖かで情熱的、おおらかで理想主義な人といえます
ただ、金性が多く、金を強める土性も2つあります
辛=プライド・誇り・特別意識 庚=攻撃性・前進力 が強い命式です
辛には水が必要で壬・葵の水性が揃っていますので、誇り高さと特別意識は非常に強いものがあります
庚は丁(陰の火性)で鍛えて使い物になりますが、それがありませんので攻撃する気持ちは強いが、現実的にさほど強くはないと言えます
この命式に必要なのは金性を抑える火性で、この人のバランスをとるためには『強すぎる金を抑える火性が必要』なりますが丙しかなく、木性がないので火性を強めるものがなく、水性が2つあるのでこの火性はかなり抑えられます
守護神のない状態で、ないものは外に求めるしかありません
守護神となるのは、自分と同質の火性=丙・丁 同質=兄弟となります
この人は『兄弟の絆を大切に生きる』か『火性をもった相手と結婚する』ことが人生を好転させるポイントになります
もし相手が自分の守護神をもっていてくれたら、こんなにありがたいことはありません
これは北朝鮮の命式です(算命学は国の命式も分析できます)
日干は「丙」なので、『丙=明暖』明るく平等な理想国家を目指したいという想いがあり、一時期は「この世の楽園」を目指していましたが、強烈な誇りと特別意識で周りの国々と上手く付き合えず、摩擦が強まるばかりです
武力で脅しますが、実際は核攻撃をしようものなら報復攻撃で半日も持たないのが現実です
武器も旧式で保有数の割には戦力は弱いといえますが、戦う意志のみは非常に強いものがあります
この国の正しい繁栄を願うならば、なにが重要なのでしょうか?
兄弟が守護神=韓国(または日本)との友好関係が幸福への道といえます
偏ったものをバランスを整えて幸福に導いてくれるのが守護神です
親が反対する結婚はまず良くない
「恋はするものでなく堕ちるもの」と言います
いわゆる異常心理状態の一つとも言え、制御が難しい状態で「相性をみてください」と言われても「好きな人のことは良く言って」「嫌いな人のことは悪く言って」という心理が心の底に無意識にあります
恋に堕ちるといっても「顔がどんぴしゃり好み」「出会いが劇的だった」「とても寂しい時にたまたま出会った」「活躍している姿に惹かれた」など、相性をみて、分析して、確信して決めたわけではありませんので客観性には欠けます
恋愛関係にある時は、よほど観察力が鋭い人を除いて、どれほど熱烈にお付き合いをしていても、相手の外見しか見えていません
好意をもった相手には『悪い部分は抑え、良いところを演出する』のはごく自然なことです
「素直で女らしく、おおらかで理想的な女性」
「誠実で、私のことをよく理解してくれる優しい男性」
という評価は、相手が必死に引き付けようとする無意識の演出かもしれません
「親に反対されたから押し切って結婚した!」というと、お互いの絆の強さを表すドラマチックな結婚に見えますが『親の目は確か』といえます
相手の評価があなたにとって不本意なものであったとしても、息子や娘の幸福を願っての忠告です
反対されたら反発をするのではなく、真摯に受け止めもう一度見直してみる姿勢が大切です
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました