人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
スキルアップのヒント

社会で大脳を鍛える

小脳と大脳の2階建ての人の脳

人間の脳は大脳と小脳の2階建て構造です

大脳は「人の脳」小脳は馬の脳に似ており「馬の脳」と呼ばれるらしいです

小脳は生きることに直結した脳で動物は皆同じですが、人間のみ大脳が非常に大きく発達しています

もちろん犬などにも大脳はあります

犬の大脳を切除しても、犬は普段と変わらない行動をしているようです

ただ、名前を読んでも反応しなくなるそうです

犬や猫の大脳は人間で言えば1歳半くらいだそうです

大脳の大きな人間は大脳が機能しないと全く別人になります

 最初は大脳で考えながら行動しますが学習したことは小脳に落とし込まれていき、そのうち考えなくても行動できるようになります

最初は考えながら行っていたキャベツの千切りも、技術が小脳に落とし込まれると他のことを考えながらも出来るようになります

夜中に寝ぼけながらトイレに行けるのもそうです

脳のメカニズムを知ることは「自己理解」「人の育成」に非常に重要だと思います

独断で決めるか議論で決めるか

動物的な小脳がメインならすべての決断が早いです

「食べたいから食べる」

「遊びたいから遊ぶ」

「逃げたいから逃げる」

と言う感じです

政治で言えば独裁政治のように決断は早いです

小脳は子供のころからほぼ出来上がっています

対して大脳は二院制政治のように議論します

「会社に行きたくない」

「でも行くのが社会人の常識だ」

「二日酔いで頭が痛い」

「でも行かないと皆に迷惑をかける」

「体調不良で休もうか・・・」

「休むとチームの仕事が遅れてしまう」

「満員電車がきついな・・・」

「いや行こう!だらしない奴だと思われる」

と議論を重ねるのが大脳です

 政治を見ていればわかる通り議論を重ねると決断は遅くなります

「早く決めて!」とせかされたりしますが、決断が遅いのは高等動物の証です

8つの脳番地

独裁政治というとあまりいいイメージを持たない人が多いと思います

ですがコロナ下では

「独断型のリーダーの方が非常時は優れる」

「民主型リーダーは非常時には多くの血を流す」

と言われました

物事を早く決め進めていくには独裁は優れています

私も以前本社の営業企画部にいた頃は、会議も多く、多くの部署の承認や意見を聞かねばならず「なんて面倒な世界だ!」と思っておりました

支店長で本社を離れると「全部自分のみで決められる!物事が早く進んで楽だ!」と感じました

独断即決は楽ですが、社会的動物である人間は『他者との議論を重ねる』『自分自身の中で議論を重ねる』ことにより大脳を鍛えることが重要だと思います

脳は場所によって分担する働きが決まっているそうです

①思考系脳番地

②感情系脳番地

③伝達系脳番地

④運動系脳番地

⑤視覚系脳番地

⑥聴覚系脳番地

⑦理解系脳番地

⑧記憶系脳番地

の8つの脳番地があり、これを働かせることにより脳が活性化されていくそうです

活性化するたびに思考系脳番地に新しい回路が生まれるとされています

「よく早く決めろと言われる」

「考えすぎて疲れてしまう」

という人がいますが、それは高等動物の宿命のようです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修のキャリアを生かして仕事を考えていきたいと思います