人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
仕事の心理学

努力か 遺伝か

87%が社会不適合

世の中は〈努力〉を非常に評価します

「どんなことでも努力で解決できる」という意識高い系の人は多いです

努力して何かを成し遂げる姿は美しいからです

私の唯一上司に恵まれたと思う点は

「やってダメだったら方向転換しろ、人生を無駄にするな」

「努力してもダメなことは8割以上ある、自分の得意なことを見つけろ」

「できるだけ努力不要なマネジメントを心掛けてくれ」

という上司が多かったです

意識高い系は2割、無為自然系が8割

同期を見ていると、普通この比率は逆なような気がします

自分自身も猫は警察犬にならないとよく言っていました

社会にしっかり適応できる人は13%だそうです

何かしら社会に適応できない人は87%もいるそうです

私は橘 玲さんの 「言ってはいけない―残酷すぎる真実」「もっといってはいけない」の2冊が最も部下の育成・子供の育成・自分の生き方の参考書としては好きです

「遺伝でほとんどが決まる」などより「努力で何でも解決できる!」という意識高い系の方にはあまり良い本ではないです

努力は遺伝に勝てないと言い切った本だからです

「人間は誰しも平等で、努力すれば必ず報われる」という美徳が好まれ過ぎているように思います

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直観という暗黙知で仕事をしている

・日本人のおよそ1/3は日本語が読めない

・日本人のおよそ1/3は小学校3・4年生の数的思考しかない

・パソコンの基本的な仕事ができる人は1割以下

・労働人口の1/3はパソコンを使えない

と聞くと「そんなわけはないだろ」と言いたくなりますが、そもそもブログをしている時点で〈読解力〉や〈パソコンの基礎〉があるわけです

「これじゃ仕事にならないだろ」と思うかもしれませんが、人間には無意識の知能=暗黙知があるそうです

私達は直観という暗黙知によってなんとか仕事をしています

義務教育の時期に「苦手教科は努力しろ!」は言うべきだと思います

この時期は脳の発達中であり、出来る出来ないより鍛えておくことが重要だから多です

社会に出たらチャレンジすることは大切だと思います

採用業務は半年で追い出され営業に出され「営業の世界で業績作れるのか?」とものすごく不安でしたが、やってみたらぐんぐん伸びました

逆に〈事務作業〉〈動画編集〉などは苦痛以外の何物でもなかったです

〈計画・戦略作成〉〈マニュアル作成〉〈セミナー講師〉などはやってみたら才能開花しました

企業は無為自然派は好まず、意識高い系を好みますが苦痛なことはとっとと逃げた方が得策です

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環境を変えることが重要

アフリカ系・ヨーロッパ系民族に比べ、日本人は不安感が強い民族だそうです

セロトニンが多いと楽観的で、少ないと悲観的です

セロトニンの量を決めるセロトニン運搬遺伝子で見ると

LL型=多い ・・・ 4%

SL型=普通 ・・・31%

SS型=少ない・・・65%

かなり不安感が強く、悲観的に考えやすい民族です

貯蓄率が高い・自殺者が多いなどのうなずけます

橘さんはアフリカ・ヨーロッパ系の人は、ストレスのある環境でもたくましく育つが、花は小さいタンポポ

日本人はストレスを加えるとすぐに萎れてしまうが、最適な環境では大輪の花を咲かせる「蘭」だと言います

われわれ日本人は『合わない上司やブラックな環境にいるとすぐに枯れてしまう』ということです

どこでも花を咲かせるようには遺伝的に設計されていないのです

ゆえに『咲ける場所に移動する』ことが最も重要な事なのではないでしょうか

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

   

   

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採用・教育・研修のキャリアを生かして仕事を考えていきたいと思います