算命学 人生の羅針盤
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算命学人物解説

石丸信二 再生の道代表の人体星図を観る

石丸信二さんはどんな人

都知事選で石丸旋風を巻き起こした石丸信二さんもこれからの政界のニューウエーブとして活躍してほしい逸材です

政界の実力者は宿命天中殺所有者か日干が異常干支が多いですが、石丸さんの場合は生年天中殺を有しています

石丸さんの核となる日干はで『孤明』=独りでポツンと燃える火と表現されます

本質的には孤独感を秘めながら外に対しては明るく暖かさを与える人です

人口の火は夜に活躍するように、世の中が暗くなったときや動乱の時が出番です

陰の火性である丁は松明の火のように暗闇に明るさをもたらし、寒さに震える人に焚火の暖かさを与えますので、万物を平等に照らす太陽ではなく、目的をもって定めたものを照らし暖めます

いわゆる困ってる人や救いを求めている人を助ける役目があり、やさしく情熱的で感受性の鋭い人です

丁の人は常に火力コントロールが必要で、小さく燃えているうちはいいのですがコントロールができなくなり燃え広がると危険です

中心星の調舒星鋭い切れ者であり、第一印象は明るい方が多いですが、少し付き合うと神経が繊細で激情家の面が見えてきます

孤独で懐疑的、負けず嫌いで独特の美意識があり、独自のこだわりをもった人で、夢多きロマンチストな面と非常に情が深い面があります

外見は厳しそうで、内面は人の気持ちと同化しやすく涙もろく、大切な人によく尽くすのが調舒星です

社会面の左手には愛情・奉仕の禄存星があり、外側に対して奉仕をしていくカタチです

人間関係に恵まれており、情け深い友人を多く持ち、お金にもケチではなく、現実的な人といえます

親切をすれば親切でかえってくる気のいい友人が周りに集まります

禄存星は回転財で経済の星なので、銀行員としては大いに活躍できたと思います

愛情を押し出す世界がよく人助けの世界」「人を救う世界などに行くと良さが出ます

頭に牽牛星をもつ人はコツコツと努力して名誉を得ていこうとする人で、社会的な地位の高さを得るための努力は惜しまず、出世や偉くなりたい意識が人一倍強いのが特徴です

官僚気質でプライドが高く、品が良すぎて逆境に弱いところもあります

几帳面で自尊心が高く、しつけの厳しい世間体を気にする親に育てられたせいか品性があり、汚いことには手を出しません

几帳面で責任感の強い親に育てられると陽転し、几帳面さに欠け品性のない親に育てられると陰転する人です

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全ての星を紹介できないので、その他の星を知りたい場合はこちらを参考にしてください

鋭い目で物事の真理を追究する人

石丸さんの最大の特徴は調舒星が2つあることで、2つあると調舒星に重厚感が出て、鳳閣星と貫索星の質も出てきて、表面的にはおおらかな鳳閣星的な面が見えますが神経は繊細かつシャープになり、反発反抗心は増し、社会に対しての批判はより強くなり「未来を見つめている人」です

人の心を見抜く目は鋭く、非常に感性の優れた人であり、人づきあいもよく明るい人という印象ですが、ものごとの真理を追究してやまない人でもあります

そのため「哲学の型」と呼ばれ、鋭い感性、頭の回転の速さ、センスの良さがビジネス世界で活かされていきます

調舒星の場合『2連変化』の人が一番意志も気も強くなり、男でもオネーのような気の強い人です

調舒星+禄存星の連結は、回転財の禄存星が調舒星の鋭い勘に支えられ、資金運用などについて先を見通す能力に長けるようになりますからメガバンク時代は有能だったでしょうし、経済にも強い人です

この連結は最も現実的で経済には滅法強く、社会における実践家としては非常に有能です

内外共に大衆の中に溶け込み、大衆と共に歩むために組織創りにはかなり長けた人です

調舒星+牽牛星の連結は表面的に粗野で内面は神経質になり、外側が大まかで内側が見えにくくわかりにくい人です

内側は調舒星の繊細で感受性の強さと、牽牛星の周りに合わせようとする神経質さが加わるとすごく気を使っている人になり、火剋金により調舒星が牽牛星の自尊心を刺激し、調舒星の反骨精神の強さも加わり、非常にプライドが高く負けず嫌いの性格となります

新しい時代を創ることはできずとも、新しい世界を作ることはできる人です

禄存星+牽牛星の連結は、禄存星の愛情・奉仕の質が牽牛星の名誉心とプライドを支えるカタチとなり、現実を主にしながら用心深く人生を進む人です

進む速度は遅いですが、大組織の中では実直な実務家として力を発揮し、天性に常識がある特性を生かして社会常識に溶け込める人です

この組み合わせは「いい人でありたい」という欲求があり、経済の星の禄存星があっても「いい人過ぎて儲からない」ので商人には不向きです

これらの性質を夢と浪漫、社会への反発・反抗の中年期にまわる天恍星のエネルギーが支えます

大変ロマンチストで、仕事にも家庭にも夢をもち続けます

大風呂敷を広げたように夢が多すぎて人生の放浪者になることもあり、夢を広げ過ぎると現実を見失いやすくなりますので、夢を発散させる場や趣味が必要です

天恍星は辛いことを明るさで隠せる良さがあり、夢の中で燃焼し苦しさを脱却するのが上手く、決してめげません

夢を与える職業につくとやりがいを感じ、華やかな商売でもよさが出ます

離郷運は単身赴任や海外赴任などであらわれ、仕事や家庭に縛られる中年期ではなく、開放型の生活になりやすく、クリスマスやお正月を一人で過ごしたりしますが、そうした孤独は気にせず、明るさときらびやかさの中に孤独を隠します

すべての二連変化は紹介しきれないので、こちらを参考にしてください

局法と宿命天中殺を観る

石丸さんは生年天中殺があり、禄存星と牽牛星と天印星が冲殺されます

禄存冲殺があると、回転財の禄存星の利点が上手く機能せず定通りに財を運用できなかったりします

愛情・奉仕もお人好し過ぎて好きでもない相手と結ばれたりします

父親も愛情深い人でも触れ合いがなく、縁が薄くなりがちです

左手」に禄存冲殺があると金銭面で何かと苦労しがちで、兄弟友人に裏切られることもありますので『何事にも固執しない』精神をもてばうまくいきます

牽牛冲殺があると医者・美容師・書家・弁護士・学者・商人・易者・宗教家・自由業という九つのどれかの仕事に就くと成功する可能性が高いです

中年期までは好調でも、定年近くで大きく運気を落とす可能性があるので慎重さが大切です

次に局法を観ます

局法はより個性を炙り出す技法で、隠れた個性を見つけるのに役立ち「原因不明の幸不幸の正体」が見極められます

石丸さんは生殺局円推局に入局します

生殺局はタテ線に『火剋金』の相剋関係がある命式で、思わぬことでプライドが傷つき落ち込みやすく、実力が発揮しずらくなります

金性が剋されると行動力・実行力・責任感が弱まりやすくなります

自分の力が周りの環境で変化させられてしまう為、周囲への気持ちも変化しやすくなります

問題は「自分の能力の半分しか出せない」ことと「人に対する気持ちが少しのことで変わりやすい」こと「自分らしい魅力がだしにくい」ということです

生殺局は土性の質を生かすのが良く、左手にある禄存星的な『愛情・奉仕』や司禄星的な『地道な積み上げ』を意識して行動することで中和されます

円推局はヨコ線に『水剋火』の相剋関係がある命式で、すぐにカチンときて一時の感情で判断しがちで、それを実現化できずに悩みます

理性では理解していますが、気性が激しく神経質で何か対処するときに短絡的に損得で判断をしてしまう傾向があります

挫折しやすく、家庭運が心配な人です

火性は伝達や表現の質で、伝達本能が剋されると表現したり伝えたりすることに葛藤が生じ、思うように伝えられず苛立ち怒りやすくなります

木性を強めること』がやわらげることになり、人体星図に木性の貫索星か石門星がない場合は木性の質である守備本能を稼働し『自分が守るべきものを大切にする』ことが水火の激突を中和することになります

自民党政治の一強時代が終わろうとしており、戦国時代や幕末に似た多くの優れた人たちが乱立する時代になっていきます

やはり今の時代が求めているのは新しい質のパイオニアであり、石丸さんのような逸材は刮目して見守る必要があると思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

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