算命学 人生の羅針盤
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算命学人物解説

百田尚樹党首の人体星図を観る

百田尚樹さんはどんな人

な~んちゃって保守になってしまった自民党の保守層をこれから吸収して大きくなりそうな日本保守党

先日の参院選で北村弁護士も加わって保守派層には大いに期待したい政党ですが、代表の百田尚樹さんはどんな人なのでしょうか

百田さんは宿命天中殺も日干支に異常干支もない普通の命式の人ですが、天将星の次に強い身強の星の天禄星を2つも持っており、信念の星である貫索星も3つあるかなり特別な命式です

貫索星3つに晩年期に天禄星が廻る命式はブレない男の小泉純一郎元総理と同じです

核となる日干は鋼の男である『庚』で、打たれ強くちょっとやそっとの困難では値を上げまない強さがあり、意識して自分自身を錬磨することが大切なな人で、鍛錬した分磨かれていきます

基本的には裏表がなくさっぱりした性分で、あまりごちゃごちゃしたことを考えるのは苦手といえます

物事を深くじっくり考えない性分ですが、白黒をハッキリさせないと気が済まない直情径行型です

中心星は愛情・奉仕・魅力で人を引き付ける禄存星で、スケールの大きな愛、細かいことに拘らない、やさしく親切な人柄が特徴と言えます

そして回転財の星ともいわれ、お金に対してはどんぶり勘定ですが貯蓄型でなく大きくお金を動かすタイプです

禄存星の「人を引き付けたい」という強い想いは良いカタチでは愛情・奉仕・親切・魅力・平等などで表れ、愛に満ちた世界を創ります

誰に対してもやさしく親切で「来る者は拒まず」というスタイルですから多くの人を引き付けます

財の星である禄存星は現実的にもたくましく、財を築く才能にも長けており、細かいことにはこだわらず、強い現実性は事業や商売には有利に働きます

人を引き付ける禄存星以外は働き者の車騎星と自我の強い守りの星の貫索星しかなく、どちらも単独行動の典型なので、人の指図を受けて動くのは好みません

左右と下の三方から禄存星が剋されて大いに稼働します

天中殺は初代運子丑天冲殺で「自分の代から物事がスタートする」という特徴があり、古くからある政党を引き継ぐ人ではありません

無理に跡を継ぐと運命の「ひずみ」が生じ、燃焼しきらないものが心の中に残り、不満がくすぶるようになります

子丑天冲殺は出来るだけ早く親元を離れ自立した方が運気が開けますので、若い頃苦労した子丑天冲殺は中年期辺りに運気が伸び、若い頃に苦労のない環境だと中年期以降は迷いの多い人生になります

自力で人生を歩む開拓者といえます

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全ての星を紹介できないので、その他の星を知りたい場合はこちらを参考にしてください

天禄星×2+貫索星×3=ガチの保守派

百田さんの最大の特徴は「天禄星2つ」と「貫索星3つ」です

天禄星のキーワードは「安定」「保守的」「堅実」「観察力」冒険に走らず、守備力は固く用心深く、安定感のある力強い大黒柱のような存在です

まさに保守的なエネルギーで、若年期の時代はさすがに保守派とはいえず「なんか大人びたしっかりした考えをもつ子供だな」という雰囲気ですが、多くの経験を積んだ晩年期に天禄星があるのは真の保守派です

何事も全体を観察し、バランスを取りながら行動をしていくのが天禄星で、どんな困難にも忍耐に徹し目的を達成する力強さがあり、鋭い観察眼と柔軟で的確な批判力をもっています

批判力も天南星が若さに押された痛烈な批判をするのに対して、天禄星の批判は冷静で理論的であり、鋭いものがあります

非常に重く強いエネルギーを持ち、知的な現実派が天禄星です

重厚のものの考え方をする・・・知恵と落ち着きと力強さ

冒険的なことはせず、周囲とのバランスを考える・・・用心深く堅実、観察力がある

考え方は保守的・・・現実的、チャレンジするときはリスクを考えて行う

頼りがいがあり、役目をみごとに達成させる・・・力強く途中で放り出さない

上下関係を大切にする・・・無礼を嫌う

頭がよく理屈っぽい・・・批判力も強い=表現は柔らかいが内容は厳しい

運気のアップダウンが小さい・・・長期安定型、変化を嫌う

才能=一芸に秀でたスペシャリスト・・・力強いパワーはあるが補佐役で良さが出る

そんな禄存星が2つあると保守的な思考が倍加し、観察眼は鋭く、特殊技能の世界でも大成します

その保守的な禄存星の強いエネルギーが強い守備本能の星の3つの貫索星を動かします

貫索星の強い守備本能は『自我心が強い』『頑固』『独立心が強い』『マイペース』な性格となって表れていきます

その貫索星が3つある=3連変化の場合は、ひとつのことに集中することに関しては抜群の実現力があります

小泉総理の一貫した郵政民営化のように「あんたがそこまで言うならやってみなはれ」と周りを思わせるような強さがある人です

神経が1点に集中し、感謝やねたみも大きく出ます

視野はかなり狭くなり柔軟性も小さくなりますが、一つの目的に対して実現する力は非常に強いものがあります

天禄星×2+貫索星×3=ガチな保守派で、そこから全くブレない人といえます

貫索星+禄存星の組み合わせは、禄存星の相手を引き付けたいという欲求により、貫索星の頑固さや自我が純粋なものではなく計算されたものになりますので、相手の心情を推し量ったうえでの演技・複芸の加えられたものになります

「人生とは演技」という人もいますが『演技をする貫索星』といえます

貫索星の自我が強すぎると禄存星の魅力が失われ人が寄ってこなくなりますが、自我を弱めると禄存星の良さが出て魅力と財が廻ってきます

中年期に気になるのが【独相】貫索星+貫索星+天馳星があることで、動かない貫索星と動き回る天馳星との矛盾の組み合わせであり、人と全く組もうとせず協調性がなく、孤独になります

実直で義理堅い性格でですが人を受け入れられない頑固者で、視野は狭く人の気持ちに鈍いところが中年期にはあったかもしれません

 すべての二連変化は紹介しきれないので、こちらを参考にしてください

局法で観る

次に局法を観ます

局法はより個性を炙り出す技法で、隠れた個性を見つけるのに役立ち「原因不明の幸不幸の正体」が見極められます

百田さんは破財局曲財局に入局します

破財局はタテ線に『木剋土』の相剋関係がある命式です

お金儲けは上手いのですが自己投資で一気に散財しがちです

土性が剋されると財と愛情が乱れ、お金が多く入っても思いがけない出費にあいやすく、入った分だけ出ていき、お金の使い方も利口とはいえません

金銭に対して特殊な考え方をするケチなところがありますが、ケチなわりにはお金が残りません

曲財局はヨコ線に『木剋土』の相剋関係がある命式です

曲財局は力量以上に金銭が激しく出入りします

投機運があり、お金を儲けると家庭に不幸が起きやすくなり家庭運が落ちます

蓄財したとしても子供や孫などの子孫には財が残りません

破財局も曲財局も火性の質を生かすのが良く、自然体でお金を使い、お金は誰かに自分の想いを表現したり、伝えるために使うことで中和されます

英国宰相チャーチルの言葉に「20才までに自由主義者でなければ、情熱が足りない 
40才までに保守主義者でなければ、知能が足りない
」とありますが、若いうちはリベラルに傾斜しやすく、年齢を積むに従い保守になっていきます

自民党は若者の支持と保守派の支持の左右の翼を失ってしまい、保守派をまとめる存在として日本保守党には大いに期待していきたいと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

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