算命学 人生の羅針盤
算命学人物解説

玉木雄一郎代表の人体星図を観る

明暖・中庸・冷静で無為自然な人

「いずれは立憲民主党を抜いて最大野党になるのでは?」「いやいや総理になる可能性も大だ!」と言われてる国民民主党の玉木雄一郎代表の人体星図を観てみます

核となる日干は『』で陽の火性 太陽を意味し、一言で表現すると『明暖』で明るい・暖かい・心が広く孤独を嫌い大勢でいることを好む気質です

調子が悪くなると太陽が雲の中に隠れるように身を潜め大人しくなることもあります

明るく楽しいことが好きで温かい人柄ですが、現世的なこだわりや欲と言ったものが薄く、どこか浮世絵離れしたおおらかさがあり、のんびりと構えた人です

周りを明るい雰囲気にする天性の性格をもっており、人生を楽しもうという遊び心をもち、さらに鳳閣星が2つある玉木さんの方が「楽しい日本」は実現してくれそうです

太陽が万物に光と熱を与えるように、人を育成したり、奉仕したりする使命をもった人できらびやかな存在感がある反面、地味な努力や忍耐はやや弱いところがあります

自然体に明るく楽しく生きる人であり、人間性も豊かで器も大きく、外にも内にも正直な人です


中心星の鳳閣星は「丙」と同じ質で、かたよらない中庸で自然体で生きていくのが特徴となる為、長寿の星とも言われ、あせらずゆったりと人生を歩む風流人として無理のない生き方をします

柔軟性の中に理性をもっており、精神的には最も安定した『自然のままに生きる無為自然』な人です

安心感があり、温順で無理をして生きないので人間関係は良好で、集団の星の石門星に次いで政治家に多い星です

鳳閣星は『陽の伝達本能』見たまま、ありのままを伝える報道の星なので、過大に伝える・嘘を伝えることは非常に苦痛な人であり、本音をひた隠す政界の中にあって裏表のない人柄がバランスをとる役割をしているのだと思います

沈着冷静で観察力に長けているため見抜く目は意外に鋭い人が多いのも特徴で、優秀な鳳閣星は観ただけですべてがわかると言われ、マルサやマスコミなどにも優秀な鳳閣星が多く、子供のころから大人のウソを良く見抜いたりします

このバランス感覚と鋭い観察眼、それに正直・公平・冷静で以外にも政治家に求められる気質です

司禄星が東側にあると、真面目で堅実に見え地味で男性の場合、真面目で優しそうな印象 を与えます

マイホーム型で八方破りなことはせず日々安泰という人生を望み、友人も派手な友人はおらず、堅実で着実なタイプが多いです

庶民的な気質で堅実地味な仕事が向いています

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冷静で確かな分析眼の持ち主

玉木さんの人体星図のタテ線は全て火性で、鳳閣星が2つあるのが特徴です

鳳閣星が2つあると、鳳閣星に重厚感が出てきますので鳳閣星1つの人より『奥行きのある人』『深く考える人』という雰囲気が出てきます

本来の鳳閣星より粘り強くなりますが、肩を張らない粘り強さで窮屈さはありません

非常に冷静で、中庸な判断力があるのが大きな長所であり『鳳閣+貫索+調舒』のような性格に見え、調舒星と貫索星が表面に出て来て鳳閣星が隠れてしまいがちですが、無理せずにマイペースに行動します

この無為自然な姿勢から生まれる優れた分析眼は「103万円の壁をいつまで続けるんだ!」「ガソリンのトリガーがまだあるのはおかしい!」と不自然なものを鋭く追及していくと思います
鳳閣星と調舒星の連結は『貫索+調舒』に淡々とした無欲さを加えた人物に見え、生涯食べることに困らない自由人の鳳閣星と才能に恵まれるがひとくせある調舒星の連結になります

この連結は調舒星があったとしても精神面にしか現れず、行動面にはほとんど出てきません

同じ十大主星が2つあると貫索星1つがプラスされますが、陰陽の和がある火性同士の連結は社交性のニコニコ星である石門星が一つプラスされることになります

表面の行動面には鳳閣星が顔を出し、内面の精神面は調舒星が強くなります

従って、表面的にはおおらかで温厚ですが内面はデリケートで鋭い感覚をもちます

外から見ていると鳳閣星のおおらかさと柔軟性がその人の性格全てのように見えますので、よほど深く付き合わないとわかりませんが、調舒星が人生観や思考力などの内面の世界を支配しており、石門星の和合のエネルギーも生み出され、鳳閣星+石門星の人に見えるのですが内面は調舒星が強く心を動かしている人となります

司禄星と鳳閣星の連結は「内は内、外は外」と自分の家庭と外はハッキリ分ける人で、個人主義の傾向が強くなります

温厚で自然体の鳳閣星のエネルギーに支えられているため、気楽でのんびりした家庭をつくり、家庭内は鳳閣星だと乱雑になりますが、整理整頓の司禄星があるため、どこに何があるかがわかるようになっています

非常に家庭を大切にし、家族から逃げるのは下手ですが、他人から逃げるのは巧みで、仕事帰りの付き合いなどはサッとかわし家庭に直帰する人です

中年期に天南星がある人は実力を十分発揮でき、その強いエネルギーでかなりのハードワークもこなしますが、疲労の蓄積には鈍感で突然倒れたりするので注意が必要です

人に任せられない性分なので部下が育たなかったりしますから、目下への批判精神は抑え育成を心掛けることが大切です

鳳閣星の本質を見抜く鋭い分析眼と天南星の強い批判力で、本気で議論すればめっぽう強い人です

独創的な思考力を買われ全精力を仕事に注ぎ込むので、比較的順調にエリートコースを歩む人が多いです

すべての二連変化は紹介しきれないので、こちらを参考にしてください

局法と宿命天中殺で観る

局法とは特殊な陽占命式のことで、人の特徴を大まかに把握することができます

より個性を炙り出す技法といえ、隠れた個性を見つけるのに役立つ技法です

人体星図のタテ線またはヨコ線が牽牛星の金性で止まる人相法局に入局し、損得勘定抜きの働き者です

身強の十二大従星がであっても野心も出世欲も薄く、トップよりも補佐役が良く、組織に仕えることで子孫に対して陰徳を積んでいき繁栄します

車騎星で止まる人は行動力が抜群で、牽牛星で止まる人は非常にまじめな人です

結婚は苦労が多くなりがちです

殺局ヨコ線に『火剋金』の相剋関係がある命式です

この局は本来の魅力を発揮しにくく現実面での苦労が多くなります

自分の力が周りの環境で変化させられてしまうので、本来もつの力が出し切れず、自分らしい魅力が折々に変化しやすくなります

自分の中のプライドと自由でありたい心の葛藤が内にこもって精神が乱れやすくなります

日常生活で気を使い過ぎ、他人に対する気持ちが少しのことで変わりやすい傾向もあります

殺局はは土性の質を生かすのが良く、禄存星的な『愛情・奉仕』や司禄星的な『地道な積み上げ』を意識して行動することで中和されます

玉木さんは社会面にある司禄星を大いに稼働し、禄存星的な愛情・奉仕を意識して行動することでこの傾向は弱まります

また生年天中殺があり、調舒星・司禄星・天極星が冲殺されます

調舒冲殺があると、調舒星の鋭い感受性がさらに高められ霊感に近いものが備わり、理屈が通用しない感情の人になりやすく、この鋭い感覚を活かすと成功しやすいです

調舒星の反発・反抗・孤独はより強調され「」に調舒冲殺があると親子共にデリケートでお互いに気を使いすぎてそれが裏目に出やすく、心の修養が大切になってきます

司禄冲殺があると『蓄財』により安定・安心なはずの司禄星がお金の出費がかさみ、本来とは正反対の金銭的損失が多い人になりやすくなり、焦るほど貧窮していきます

司禄星には『家庭』という意味もありますが、家庭環境がどんなに良くても家庭が安住の地にはならずイライラしたり落ち着かなかったりします

幸運が長続きせず自虐的になったりしますが、司禄星らしく努力を怠らず勤勉な生き方を維持すれば、運勢の落ち込みを食い止めることができます

左手」に司禄冲殺があると、本来は堅実な兄弟・友人が多いはずですが、波乱万丈な友人や浪費癖のある友人が集まりがちでその影響を受けやすくなりますが、司禄星らしい地道な努力を続ければ不幸を止めることができます

方向性を見失いつつある自民党政治ですが、だからこそ真理を見抜く強い鳳閣星の人が必要だと思います

状況や時代により求められるモノは違いますが、石門星の安倍さん亡き後は『陰の木性→陽の火性』の循環の基本通り、鳳閣星の出番のように感じます

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

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