算命学 人生の羅針盤
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位相法

特殊位相法 納音(なっちん)とは

納音とは

 位相法とは十二支の約束事で、十二支が他の十二支と組むことにより全く違うエネルギーに変化してしまう法則です

①融合現象(合の約束事)三合会局・半会・支合・方三位・比和

②分離現象(散の約束事)対冲・刑・害・破 などがあります

納音とは天干が同じ干で地支が対冲する関係です

律音が「音が鳴り始める」なら納音は「音が鳴りやむ」ということになり『物事が納まる』『物事が一つにまとまる』という現象です

大半会が「半会の強いカタチ」ならば納音は「対冲の強いカタチ」といえます

大半会はアクセルで、二重融合の為に物事が行き詰りにくく、納音ブレーキで、二重分裂の為に行き詰りやすくなります

納音は上図のように天干はガッチリとまとまっているのに地支がぶつかり合っているので、思考や想念はまとまっていても現実=行動はそれとは違う方向に進んだりして、精神と現実がまとまりがない状態ですが、この予想外の動きから成功を収めたりもします

納音は天剋地冲のような強烈なものではなく、行動範囲が狭まったり固まるだけです

本来、天中殺期間中は冬眠期なのでじっと動かない方がいいのですが、納音はその動いてはいけない時にはアクセルになってしまいます

対冲とは下記のような対角線の真反対にいる十二支との関係です

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宿命納音の場所による違い

納音が命式内にあると

人生がゆっくり発展

・ものごとがひとつにまとまる作用で、人生が閉ざしたものになりやすい

行動は自然と用心深くなり、あまりおおらかさはなく、手堅いが暗めのムード

・秘密主義の部分があり、自分のことはあまりしゃべらない

といった特徴があります

年干支と月干支の納音

年干支は東方の社会面・スタートの位置なので、社会では用心深く仕事ぶりは手堅い人で職場ではあまり自己開示しない人です

思考と行動が一致せず、仕事が自分が思った方向には進みにくいのですが、良くも悪くも予想外の展開が起きたりします

月干支と日干支の納音

この納音も思考と行動が一致せず、慎重に堅実に用心深く人生を歩みます

日干支は家庭の場所なので、家庭内で秘密が多くなりがちです

年干支と日干支の納音

社会面の外面と家庭での内面が割と違う人で、例えば外ではポジティブなのに家ではネガティブなど違う人に見えたりします

東の社会面と西の家庭が離れていて「仕事は仕事、家庭は家庭」と割り切った人です

後天運での納音

納音が大運・年運で回ってきた時は今までにぎやかだったものが急に静かになってしまう、終わってしまう時です

今まで(過去)にフタをされてしまう

今まで(過去)にあったものがこわれる という時です

ブレーキがかかっているので、新しいことを広げることには不向きですが、納音が回ってきた時は納音の物事が納まる性質を利用して「悪い生き方を納める」「悪い習慣を改善する」「自分の欠点を直す」などに活用するのが発展させるコツです

飲酒や喫煙をやめるなどの健康生活に切り替えるのもいい時です

壊さないと生まれ変われないので『因縁脱皮』とも言われます

年干支が納音

社会面が納音となると会社を辞めて違う仕事をするなどの社会面で大変化となりやすいですが、辞めずに継続するならば無理をせずに大人しくしておくことです

上司が変わったり転勤や配置移動などの変化により心細くなるかもしれません

年干支=東方は友人や同僚、親を表しますので『人間関係の離合集散』があり「親から独立する」「親が変化する」「同僚が入れ替わる」などもあります

月干支が納音

月干支は家系の場所でもあるため家系の変化があり「先祖代々の土地を売る」「遺産を手放す」「けりをつける」など心が暗くなることがあるかもしれません

心が暗くなりがちではありますが『自分が生まれ変わる』ことにもつながり、自分の内面と向き合いながら過ごす期間といえます

日干支が納音

日干支は結果・過去・家庭の場所であり、過去・結果が壊れたり、別れの多い時です

悪縁もここで終わりやすく、家庭も壊れやすい時で、前置きなく変化が起きます

広い視野で観れば今までの人生に一区切りつける時期といえ、仕事嫌いが働き者になったり、親のすねかじりが立派に自立したり、乱暴な性格が落ち着いた性格になったり、今までの因縁から脱皮していきます

納音の期間は良きものが終わってしまうこともありますが、悪しきものを終わらせ開運していくことに活用していくと人生がスムーズになっていきます

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

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