律音とは
位相法とは十二支の約束事で、十二支が他の十二支と組むことにより全く違うエネルギーに変化してしまう法則です
①融合現象(合の約束事)三合会局・半会・支合・方三位・比和
②分離現象(散の約束事)対冲・刑・害・破 などがあります
律音とは天干も地支も同じ十干十二支の状態です
天剋地冲が大きな対冲、大半会が大きな半会ならば、律音は大きな比和といえます
自分の中にもう一人自分がいるような感覚になります

自分の命式(宿命)に律音があると、比和の強いカタチなので二面性をもっていることになり、考えていることが変わりやすくなります
比和の為に活動範囲が狭いですが、深めることは得意ですから専門性の高い分野で活躍します
人にはできないことをやってのけるのも宿命に律音がある人です
後天運で律音が成立した場合は、そこの十二支が強くなり目上に逆らいやすくなり、可愛がられにくくなります
後天運での納音は内面の変化する為に価値観が変化し、行動面にも現れたりします
自分が二人いるような感覚の為に自分と向き合う時期とも言われ「今までの人生は正しかったのか?」「自分がやりたかったことはなんだったか?」などを自問自答し、新しいことを始めたりします
誰しもが60歳の還暦に廻ってきて「道が二つに分かれる」→第二の人生となります
律とは規律・法律など『定める』の意ですから『生き方を定める』のが律音といえます
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宿命律音の場所による違い
自分の命式(宿命)に律音がある人の場合
年干支と月干支の律音
月干支=東方はスタートの場所なので未来を見つめ、視野を広げるよりは特定の専門分野に能力やエネルギーを集中させた方が成功します
記憶力にも長けています
月干支と日干支の律音
視野や行動範囲は狭くとも一点に集中し、専門分野の能力を高めた方が能力は伸びます
欲はない人ですが集中力は優れているので、そこを活かすのが大成するコツです
月干支は家系の場所なので生家を離れにくいところがあります
年干支と日干支の律音
過去と未来が律音となるので、自分の過去の原因をもったうえで未来に進んで行くため、学ばないとまた同じことをすることとなります
年干支は親の場所なので、なかなか親から離れられないものがありますが、家の跡取りとしては向いています
他の宿命律音と同様に無欲で、一つのことに集中することにより専門性を高める方が成功します
また相手が同じ干支をもっており、律音が成立する相手とは非常に相性が良く結婚に向いています
ただし、日干支と日干支が同じもの同士は避けてください



後天運での律音
大運や年運で律音が廻ってくる場合です
年干支が律音
道が分かれて新しい人生になるのが年干支の律音です
社会面である東方の律音なので仕事に変化が起き、新しい方向に向かったり、新しい人間関係が生まれる時です
新たな志をもって何かを始めるにはいい時になります
誰しもが60歳の還暦になると廻ってきます
月干支が律音
心の変化があり自我や信念が強くなり、それが自己確立に直結し、新しいアイディアを生んだり、独立や引っ越しなどにもつながります
今の自分や環境を変えたいという想いが強くなる時です
日干支が律音
自分自身の場所が律音となるので『新しい自分のスタート』の時といえます
考え方も新しくなり固定観念を捨ててバージョンアップしていき、西方は結果の場所なので良い結果を引き寄せたりして飛躍することができます
ただ自我は強くなるので周りとの摩擦には注意が必要です
新しい自分のスタートということは結婚や独立起業などに良い時です
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
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