マネーリテラシーが上がりつつある
労働以外でお金を増やす・楽して増やす・楽しんで増やすに競馬・競輪・パチンコなどのギャンブルと宝くじなどがあります
宝くじの売上が年々減少しています
宝くじは地方自治体にとって大切な財源なので深刻な問題といえます
≪少額投資非課税制度NISA≫ ≪仮想通貨≫ ≪ネット証券≫ などなど
宝くじよりは確実性が高い投資に購買層が取られてしまったといえます
高校生の数学の時間で先生が『宝くじはいかに無駄な買い物か』確率論で示してくれたことがあります
「宝くじは自治体に寄付すると思って買え」と言われました
大学の経済学のゼミでも「教養が低下するとギャンブルで稼ごうとする」「教養が高まると投資に興味をもつ」
「どこの国でも金持ちは皆『投資』をしている」と言われました
「寄付をしよう!」と宝くじを購入する人はごく少数だと思います
やはり「お金を増やしたい」と考えての購入でしょう
購入してからの数日間は「もし〇億円当たったら・・・」と夢を描くことができます
当選発表日には落胆しますが・・・
長きにわたる経済の低迷は ≪日本人の金融に対する知識≫ を少しづつ高めてきているように思えます
日本人はなぜマネーリテラシーが低いのか
日本人がマネーリテラシーが低いのは高度成長期の銀行金利の高さです
親の世代が 「貯金しろ!」というのは ≪貯金に勝る金融商品がなかった≫ からです
当時は「貯金しとけば間違いない」という時代でした
それが今や≪金利0.001≫です
100万円預けて100円しかつきません
若い世代は生まれた時には低成長経済だったので ≪マネーリテラシー≫ が高くなってるように見えます
キャリアカウンセリングをしていても賢い若手社員は
「ポートフォリオはどう組んでますか?」
「インデックスファンドはどの銘柄買ってますか?」
「日本株はどこを?」⇒「日本の株はもたない」⇒「やっぱそうですよね」
「リートはどうですか?」
ミドル世代が考えてもいないことを聞いてきます
「とりあえず会社で話すことじゃないから・・・」と仕方なく飲み屋で助言します
≪買うと良い銘柄≫ は怖いので言いません
助言しているのは
①向こうからくる話は拒否すること
②銀行・証券会社の窓口には行くな⇒ネット証券にすること
③保険は自動車保険以外必要ない
④FX・仮想通貨はギャンブル
⑤株もアクティブ投資はリスクが大きい
⑥金融知識は自分で身につけるもの
「すごく窓口の人が親切で・・・」
「営業の人が間違いないっていうんで・・・」
自分たちの儲かる商品を勧めてきます
人を介してはダメです!
人件費と店舗費が掛かっているぶん手数料が違います
金融商品も保険も ≪ネットがベスト≫ です
この辺は ≪キャリアカウンセリング≫ ではなく ≪ライフカウンセリング≫ なので私の仕事ではないです
アメリカの高校生より低い日本の大人
日本人のマネーリテラシーの低さから学校で「金融知識の授業」が計画されているそうです
金融庁が中心になるらしいのですが「銀行の窓口に行くな!」「保険も証券もネットにしろ」とは言えないでしょう
日本の大企業の部長クラスでも「アメリカの高校生のマネーリテラシーより低い」と言われていますから「何かしらの策は打つべき」とは思います
≪知識の有無≫ による差は大きいです
現段階でも
「30歳にして経済的自立して不労所得で好きなことをしている」人と
「80歳過ぎても働かなきゃならない」人と差が出てます
性格でも能力でもなく ≪知識の差≫ です
テレビや漫画の影響か
「お金持ちは性格が悪く汚いことして稼いでる」
「貧しい人はいい人で ≪人を信じ≫ ≪人にやさしい≫ 人ばかり」
と演出されてますが 実際は逆 だと言います
富める者ほど ≪人を信じ≫ ≪人にやさしい≫
貧しいと ≪疑り深く≫ ≪困ってる人に手を差し伸べない≫
が世界のスタンダードのようです
成金とは成功した金持ち
と言います
知識の有無が人生を決めるのは確かだと思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました