人は狩猟時代から大して変わってはいない
現代に生きる私たちの脳は大きな進化を遂げてるのでしょうか?
人類は250万年も狩猟採集生活をしていました
農耕がスタートしたのは1万年前からです
産業革命は250年前です
社会は急速に進歩していきます
対して生物的進歩は遅く
人間の脳や体は狩猟生活の頃から大して変わっていません
ビタミン接種は非常に重要である為『果実を接種』する機能として『甘いものを求める』ように出来ています
甘いものを食べると脳から快楽ホルモンが出るのです
〈 ビタミン=果実⇒甘いもの 〉という機能がまだ残っているのです
果実の糖分に比べ人工的に作られた〈 添加糖 〉は非常に体に悪いにですが〈 脳からの指令 〉により甘いものを求めます
「甘いものは別腹」
「甘いものは脳に良い」
ということはなく
得られるのは〈セロトニン〉〈ドーパミン〉などの幸せホルモンです
最も怖いアルコール依存症
実験用マウスをレバーのある容器に入れます
レバーを叩くと望みのものが出てきます
例えば10回たたくと〈甘いもの〉が出るとします
次は20回・・・など叩く回数をどんどん上げていきます
100回ほどで諦めるものもあります
依存度が高いとかなり叩きます
1000回超えても叩き続けるものが〈 アルコール 〉です
〈 アルコール依存症 〉が最も恐ろしい依存症です
甘いものをいくら食べても性格は激変はしません
ニコチンもそうです
対してアルコールは「顔が赤くなる」など人体に変化があったり
なにより〈 判断能力を失う 〉〈 性格が荒っぽくなる 〉など脳に変化があります
睡眠にも障害が出ます
質のいい睡眠が出来ず〈成長ホルモン〉がでません
疲れが残るのです
さらに老化が進み
DNAまで傷つける唯一の飲食物です
古代中国に『新』という国がありました
国王は酒税からもっと税をとるために「酒は百薬の長」=健康にいいもの
とアピールします
いまだに使用されている恐ろしいキャッチコピーといえます
私の会社に出入りする産業医の先生までも
「酒は百薬の長と言いますから少量ならいいと思います」
と言います
日本も明治政府以降『酒税は貴重な財源』でした
日清・日露戦争は酒税が主な戦費でした
テレビも「酒は悪い」とは絶対に言いません
気付くと思いますが『酒類のCM』は非常に多いです
大切なスポンサーなのです
アメリカは過去「酒は国民を堕落させる」と酒類を全面禁止したことがありました
アルコール依存症の国民は多く
なんとしても酒を確保しようとします
裏ルートができます
結果〈 アルカポネ 〉に代表されるマフィアが力をつけていきます
〈甘い食べ物〉も〈アルコール〉も『快楽ホルモンを得る』代償に『健康を害する』ものといえます
スマホ依存症
はじめて緊急事態宣言が出た昨年の4月「必要最低限の外出はしないように!」と寮生にきつく命じました
「エネルギーが有り余ってる若者が我慢できるわけがないか・・・」
と思っていましたが 意外にコンビニ行く以外の外出はありません
「まじめだな・・・」
と思っていると寮の「Wi-Fiが通じない!」と大騒ぎになる日があります
「外出制限中にスマホが使えないのは辛すぎる!」
なんと多い人間は14時間もスマホをいじってます
完全なるスマホ依存症!
スティーブ・ジョブズも自分の子供達にはスマホもiPadも持たせません
台湾のIQ180のオードリータンもガラケイです
明晰な頭脳から〈 スマホの害 〉がわかっているようです
私達の身体自体は石器時代から大して変わっていないのに
次々に社会では〈 快楽を得るもの 〉が出来てきます
かく言う私もお酒は大好きですが『飲み会は月に2回まで』としました
甘いものは『筋トレした日のみ』とし
スマホは(通話以外)『1日2回しか触らない』
としました
依存症は自分との戦いのようです
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました