人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
社会の知恵袋

常に恋愛強者は3割存在する

男性は本当に草食化しているのか?

「最近の若い男性は草食化してきている」

とよく言われますが、IQの上昇と共に異性を求める本能は弱くなってしまったのでしょうか?

20代の男女のアンケート調査では男性より女性のほうが今までお付き合いした恋人の数が多いようです

男性は今まで「交際経験がない」と答えた方がなんと全体の3割もいました

「草食系男子」「絶食男子」など恋愛に対して消極的なイメージの男性を指す言葉が次多く生まれてきたように、奥手の男性が多くなっているようです

仕事や趣味、スキルアップするための勉強など全てに全力でぶつかっている場合、恋愛が後回しになってしまうこともあるかもしれません

「男性の50%・女性の25%は生涯未婚になる」と言われていますが、結婚願望はどうなのでしょうか?

結婚願望のある女性は6割以上

 男性の約45%、女性は約65%が「結婚したい」と回答しています

「したくない」と回答したのは男女とも10%にとどかず

 50歳まで一度も結婚をしたことがない生涯未婚率が年々増加傾向にありますが、将来的にはいつか誰かと結婚したいという結婚に前向きな20代が多いようです

「まだ考えていない」「わからない」と回答したのは男性が約45%、女性は約25%でこれから結婚願望が芽生えていくのかもしれません

 年齢とともに経験を積み、仕事で責任あるポジションを任された時や、周りが結婚し始めた時など、何かをきっかけに「結婚をしたい」と強く思う転機やタイミングが訪れるようです

「恋人いる率」は3割でずっと推移している 

社人研の出生動向基本調査によれば「恋人がいる未婚者の割合」というのは1982年から2015年にかけて3割前後で推移しているそうです 

40年前の若者と比べても大きく変わらず、ほぼ一致しています

1980年代までは皆婚時代でした

人口動態調査から20代での男性の初婚数は、1985年には年間41万5千組もあったのに対して、2015年は20万5千組とほぼ半減 しています

85年と15年では20代の男性数は2割ほど減っていますが初婚数5割減は減りすぎだと思います

「恋人がいる率」が変わらないのになぜ「婚姻率」は激減しているのかが問題です

バブル景気前は近所の世話焼き的な方がせっせとお見合い話を持ってきました

X世代からはお見合いは激減し恋愛結婚が理想的な結婚のカタチとなりました

お見合いが激減した現代でもマッチングアプリなどが急速に増えてきています

「華麗なる一族」のような世界は風化していきました

リクルートのブライダル総研の「恋愛・結婚調査」における「現在の恋人の有無」の2012年からの時系列データと重ね合わせてみると2016年以降「恋人がいる率」が急上昇しています

これは20代も30代も同様で男性だけではなく女性も同様です 

草食系男子も侮れないということです

昭和男子より優れた獲得能力を身につけたのかもしれません

少子高齢化を重く受け止めている人からすると「どんどん結婚して、どんどん子供つくれ!」と人権無視のような発言をしますが、結婚の分母となるのは恋愛数です

とにもかくにも恋する男女が増えることは喜ばしいことです

恋愛強者3:4:3の法則

独身研究家でコラムニストの荒川 和久 さんは恋愛強者3割の法則を説いています

「恋愛強者3割の法則」はいわば働きアリの法則と似ていて、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくるというもので、よく働くアリと、時々サボるが普通に働くアリと、働かずずっとサボっているアリの割合は2:6:2になるとされます

恋愛強者の場合は割合が3:4:3になるそうです

これは未婚者に限らず、既婚者でも同じだと言います

末尾3割というと「101回目のプロポーズ」を思い出したりします

また、よく働いているアリ2割を間引くと、残りの8割の中の2割がよく働くアリになり全体としてのバランスはつねに変わらないと言われ、これは恋愛においても同じ傾向のようです

モテる男性は3割しかいないということは、その3割をめぐって女性の激しい争奪戦が繰り広げられます

荒川さんは恋愛を「男が能動的に狩るもの」だと思っていたとすればそれは大きな勘違いで、3割の上位男性たちはすぐ売約済みとなってしまうため、むしろ狩りに邁進するのは女性のほうだと言います

上位3割のモテる男性が結婚してしまったら残った中から上位3割に狙いを変更し、結果的に最初の恋愛強者が全員いなくなっても、次席としての強者扱いの3割が生まれてくるそうなので、恋愛強者はつねに相対的に3割をキープしたまま続くからこそいつの時代も彼女がいる男性は3割なのだそうです 

この理想的な循環が実現するためには、最初の生粋の恋愛強者3割がなるべく早く結婚してくれないとなりません

そうしないと中間層にお鉢が回ってこないのですが、1980年代まではそうしてうまく回っていましたが、最近はこの恋愛強者自体に非婚化の傾向にあるそうです

このような法則から「男性の5割は生涯未婚」という予測がたてられているようです

なんか男の子がいる家庭では教育方針が変わりそうですね

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

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