局法はほとんどの人が当てはまる
算命学には格局法という占技がありますが、陰占で観る格法が稀にしか当てはまらないのに対して、局法は多くの人が何かしら当てはまります
かく言う私も3つの局に当てはまり、家族5人全員何かしらの局に入局します
局法とは特殊な陽占命式のことで、局法が成立する命式は一般的技法に加えて特殊な要素が加わることになり、その局の特性がプラスされます
局法は人体星図(陽占)にある十大主星の組み合わせから性格的特徴や運命を読み解き、人の特徴を大まかに把握することができます
より個性を炙り出す技法といえ、隠れた個性を見つけるのに役立ちます
十大主星は他の十大主星との連結で、また新たな性質を生み出します
十大主星+十大主星の組み合わせにより新たに生まれる特徴である55通りの二連変化を終えたので、次は関連性のある局法を書き綴っていきたいと思います

二連変化でも相生関係のようなスムーズな組み合わせと、相剋関係(お互い剋し合う関係)のように心の葛藤が強くなる組み合わせがありましたが、局法も幸運局と凶運局があり、凶運局は相剋関係の局ですが、それを陽転させることにより人はバージョンアップしていきます
凶運局と聞くと「俺は性格的に問題がある!」などと考えてしまいますが、すべての凶運局には凶の部分を中和する手法があります
局法は幸運局も凶運局もほとんどの人が該当しますので「皆、何かしらの試練を背負っているのだな」と考えた方が無難で、その部分が成長要素に直結しています
「脱皮できないヘビは死んでしまう」というように、そこが自分磨きの場所となります
局法は現実的な現象がわかり、原因不明の幸不幸の正体が見極められます
【自分の命式を見る】⇒無料で算命学の命式を算出 | 算命のアプリ


局法の種類と特徴
局法を観るうえで五行の相生相剋関係が必要になるので下図を参考にしてください

























幸不幸の正体がわかる
局法を知ることにより「原因不明の幸不幸の正体」が見極められます
「ああこんな特徴が隠されていたのか」と自覚したら抑え込むか、中和するか、改善するかして人生のマイナスを少しでもプラスに変換してください
「怒りっぽいところがあり、それでいろいろ失敗するんだな」と分かったのであれば、精神的なものを学んだり、辛抱強さや忍耐強さを身につけたりして上手にコントロールすることで陽転していきます
「もう何年も染みついた性格は直らない」ということはなく、シニアになっても自覚することでマイナス面は改善できます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました