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算命学 人生の羅針盤
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算命学人物解説

小泉進次郎議員の人体星図をみる

小泉進次郎議員はどんな人

時期総理候補として目されている小泉進次郎議員なので人体星図を分析してみます

天中殺が『初代運』の子丑天冲殺なので本来は親の跡を継がないのがよく、無理に跡を継ぐと運命の「ひずみ」が生じ、燃焼しきらないものが心の中に残り不満がくすぶるようになりがちです

子丑天冲殺の子供に家業を無理強いしてはダメで、継がせるならば口を一切出さず「まったく好きにやっていいよ」と言う姿勢で関わるべきですが、大物過ぎる小泉純一郎さんがどのくらい口を出しているかは知る由もありません

自分の代から物事をスタートさせるエネルギーですから、継ぐというより新たに始めるというカタチの方が運気は陽転します

本来、子丑天冲殺は大器晩成型であり、若いころ苦労した人は晩年大成し、逆に過保護に育つと良さがでません

堅実で真面目なコツコツした努力家が多く、一歩一歩前進し、根は暖かく人を喜ばせるサービス精神も旺盛であり、世話好きで面倒見も良い人です

流動法で観てみると親の位置である北の玉堂星からは『水生木』で助けられています

目上から擁護されるカタチで親孝行ですが『親にとらわれ過ぎる』ところがあります

流動法とは 自然界の法則で自分を観てみる 流動法は位置法とも言われていますが、陽占の十大主星を五行に置き換えて、自然の流れと一体になるように...

無意識に親に尽くしてしまい『親が生きている限り自分の人生を歩めない』というところがあり、自分の人生を歩めないということは「家業を継げ」「婿をもらえ」などの跡取りに多くなります

年上には好かれる人で社会に出てからも上司には可愛がられますが、自然界の法則から言えば『目上との関係は剋線』なのです

動物を観れば、自分で生きれるようになれば自立して自由に生きていき、これが本来の自然界の姿なのです

かなり異質の世界なのか政治家で実力のある人は『宿命天中殺』『日干が異常干支』『十二大従星トータル身強』の人が多いです

宿命天中殺は幕末維新の時などの激動の時代に大活躍し、異常干支は戦争などの異常環境に滅法強いですが、小泉進次郎議員は両方持ち合わせていません

十二大従性は晩年に身強の天南星がありますが、その他は身中の星なのでエネルギー全体としては身中の人です

ただ、23歳から42歳までは大運天中殺に入っていて運気が急上昇し、実力以上の力が出せていましたが、それも終わってしまいました

43歳~52歳はコツコツ信頼と実力をつける司禄星+身強の天禄星

53歳~62歳は人を引き付ける魅力の禄存星+身強の天南星

それに晩年期の天南星が稼働し始めますし、目上の方々も今よりは弱ってくるので総理になるのは50代中盤以降の方が良いと思います

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全ての星を紹介できないので、その他の星を知りたい場合はこちらを参考にしてください

実力をコツコツ蓄えてエネルギーの強い晩年の方が良い

小泉さんの特徴は政治家に必要とされる和合性の星『石門星』が中心にあることと『玉堂星が2つ』あることと、父親が3つも有していた『貫索星』です

中心にある石門星は一人で頑強に守る貫索星とは真反対な性格で、気さくでいつもニコニコしており、社交的な人づきあいのいい人で、協調・和合・集団・社交性・説得力がキーワードになります

集団の中での立ち回りは抜群ですから政治家には重要な質であり、天性の社交性で誰とでも歩調を合わせられるのが石門星の長所です

玉堂星が2つあると龍高星の性質になり、座学での知識の吸収の玉堂星に行動力がでて、縦社会の玉堂星が横社会にも強くなります

龍高星のチャレンジ精神や行動力が加わることにより、学んだものを実社会で活かそうとし、実戦的な知恵のある人になるなので知恵と行動力は抜群です

司禄星に次いで玉堂星も熟成に時間のかかる大器晩成型の質なので、時間をかけて知識を吸収していけば知恵者として実力がついていくと思います

知識欲が旺盛で、常に最先端の情報や技術を取り入れながら行動するため、周囲からは情報通や知恵袋と高く評価され軍師のような活躍をする人もいます
内外ともに反することなく自分自身に無理なく生きるのが最大の利点で、時をかけながら実力を蓄えていけば総理になる頃はかなりの切れ者になると思います

田中角栄も玉堂星×2の人でした

同じ十大主星が2つあると貫索星1つ分の質が生まれる為、小泉さんはもう一つ貫索星があることになります

単独行動で頑固、マイペースの貫索星が2つあると貫索星のエネルギーが倍加され滅多に自分の意志を曲げず、方向も定まりにくく人生の歩み方は遅いですが自分の人生を積み上げていくことに関しては相当に粘り強い人といえます

単独行動を好むため利己主義にも見えますが、外見より中身は柔軟性があり、自分を強くしっかりもっており、人生や行動の目的を失うことはない人です

小泉純一郎さんは貫索星3つの人でした

貫索星+石門星の連結は、単独指向と集団思考の両方を持ち合わせており、貫索星独自の頑固な面があっても柔軟性を発揮しながら、皆と上手くやっていける人です

マイペースで自己主張しながらも、集団行動で動けます

集団の中でも『孤』を失わず、孤独であっても『衆』を装うことができるので、集団の中から個人の利を作り出せる人で、けっこう利己的な性格ですが、集団のリーダーになると巧みに集団をまとめ上げ自分の自我を押し通す独裁者的な面が出てきます

貫索星はストレートに頑固ですが、表面フレンドリーな石門星も芯はかなり頑固です

時代変化の波は上手く乗りこなせ、時間の活用には優れたものがあります

石門星+玉堂星の連結は社交的で集団行動の石門星と知性と知恵の星である玉堂星の二連変化となり、知性・理性の加わった人間形成ができ、常識的な仲間づくりができる人です

相当な知性派・理論派で、議論によって自分の考え方を集団に浸透させます

集団行動の石門星を玉堂星の知性が支えるカタチで優れたバランス感覚がありますが、玉堂星が強く出ると理論で相手を押さえつけることもあります

とはいえ、争いごとのない平和な世界を創り上げる人で、この連結は世の中が平和であるほど良さを発揮します

貫索星+玉堂星の連結は、玉堂星が貫索星の中にすっぽりと入りこんでいるため、知性でコントロールされた貫索星になり、理論のしっかりした自己主張になりますので自我の強さがあったとしても周りに受け入れられます

頑固でマイペースの貫索星が、時代の速度が早くなれば早く、遅くなれば遅く自分をコントロールでき、周りと歩調を合わせられるというメリットが生まれます

遠い未来を予測することはできないにしても、今日明日を見る目は確かな人です

以上のようなことからも『今は実力を蓄えて10年後20年後に勝負に出る』のがよく、知識と行動力と和合性のある素晴らしいリーダーになると思います

「自民党に人気が無いから」と今担ぎ上げられると実力が備わってなく逆効果です

他の二連変化はこちらを参考にしてください

局法で観る

算命学には格局法という占技がありますが、陰占で観る格法が稀にしか当てはまらないのに対して、局法は多くの人が何かしら当てはまります

局法とは特殊な陽占命式のことで、局法が成立する命式は一般的技法に加えて特殊な要素が加わることになり、その局の特性がプラスされます

より個性を炙り出す技法といえ、隠れた個性を見つけるのに役立ちます

小泉さんは芳順局曲財局に入局します

芳順局は下図のようにタテ線またはヨコ線が木性=貫索星か石門星で止まる人体星図の人です

幸運も不運も自分一代限りで後継者には恵まれにくく、継承しても衰運になりやすいです

優秀な子供だとエリート街道を歩みます

十二大従星が身強の場合は政治力をもち、身弱の場合は霊感が強くなり、小泉さんは身強の天南星があるので政治力は秘めています

親が芳順局で成功していると本人は成功せず、親が成功してなかった場合は本人が成功しますが、小泉純一郎さんは芳順局はありません

曲財局はヨコ線に『木剋土』の相剋関係がある命式です

曲財局は力量以上に金銭が激しく出入りします

投機運があり、お金を儲けると家庭に不幸が起きやすくなり家庭運が落ちます

蓄財したとしても子供や孫などの子孫には財が残りません

土性が剋されると財と愛情が乱れ、お金が多く入っても思いがけない出費にあいやすく、入った分だけ出ていき、お金の使い方も利口とはいえません

曲財局は火性の質を生かすのが良く、自然体でお金を使い、お金は誰かに自分の想いを表現したり、伝えるために使うことで中和されます

「時を観る」ことは重要で、民間企業であれば60歳は役職を降り平に戻るべき時ですが、総理大臣は60歳過ぎが勝負です

人気があるからといって今出れば「あいつダメだ!」となり、10年・20年力を蓄えて出れば素晴らしい力を発揮する逸材だと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

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