人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
四柱推命

四柱推命の命式と月支元命

月支元命を単独で見るのは問題があるか?

月支元命を簡単に解説してきましたが「四柱推命の命式にはいろいろな星が出ていて、月支元命はその中の一つじゃないの?」という意見をよく聞きます

月支元命だけで説明する人もいます

私の師匠は「月支元命で7割わかる」と述べていました

結論から言えば、四柱推命は月支元命を非常に重視しており、月支元命だけでかなりのことがわかります

月支元命を核として、命式中のその他の通変星を見ることでより深くクライアントが理解できます

複雑に解釈しようとして中途半端な説明になるよりは、シンプルにしてわかりやすくする』という考え方もあるのだと思います

命式中にある7つの通変星のうち、月支蔵干から求められる月支元命は特別な存在となり、その人の性格を表します

命式中のその他の星とは重要性が全く違います

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通変星と十二運

「通変星と十二運はどのような関係があるのか?」ともよく聞かれますが、通変星を木に例えれば十二運は土壌にあたります

土壌が肥えていると木は元気になるように、十二運が強い時は通変星の特徴がはっきり現れます

これはプラスとされる面だけでなく、マイナスとされる面も強く出るので一概に良いとは言えません

「月支元命以外の通変星はどのように見るのか?」とよく聞かれます

例えば、年中に印綬があれば「育ちのいい人だ」と見ます

この辺はよく人を観る経験を積むうちに、その人なりに学んでいくことが多いです

よく四柱推命の本を読むと月支元命のみ詳しく説明されていますが、自分の7割はそこでわかるからだと思います

「枝葉の部分に気を奪われるよりも幹をしっかり見るべき」という考えからそのようにシンプルにしているのだと思います

『日干』と『月支元命』から、その人の宿命のかなりの部分が見えてきます

命式の各項目が意味するもの

四柱推命の命式の各項目は、それぞれ固有の意味を持っています

①年柱・月柱は人生の前半部分を表す

②日柱・時柱は人生の後半部分を表す

ただこれはあくまでも基本であり、実際に見る場合はもっと柔軟に捉えます

年柱は生まれた国、先祖、両親、目上の人、上司、家、不動産、初年運(0~20歳)物事の初めの段階を表します

月柱は父母、兄弟、友人、仕事仲間、性格、才能、青年運(20~40歳)物事の中盤を表します

日柱は配偶者、パートナー、結婚、SEX、中年運(40~60歳)物事の終盤を表します

時柱は子供、子孫、目下の人、部下、弟子、ビジネス運、晩年期(60歳以降)物事の結果を表します

天干は表面に出る事柄、外面、開花する才能、外に存在するもの、成果を表します

地支は秘められた事柄、内面、潜在能力、内に存在するもの、エネルギーを表します

天干の

年干は祖父、父、幼年期の傾向と出来事

月干は父、兄、青年期の傾向と出来事

日干は自己、中年期の傾向と出来事

時干は男の子供、晩年期の傾向と出来事

地支の

年支は祖母、母

月支は母、姉

日支は配偶者、パートナー

時支は女の子供

を表します

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

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