人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
スキルアップのヒント

使う言葉で人生は出来ていく

人間は進化の負け組

以前全ての陸生生物は海での生存競争に負けた負け組だと書いたことがあります

さらに猿の中でもゴリラのような腕力も、他の猿のように木に素早くよじ登り木から木へ移動するスピードのなかった人間の子孫は、森からも追い出された負け組の中の負け組だと話しました

戦っても弱く、逃げ足も遅いという最弱だからこそ進化できたのだと思います

弱者ほど進化しやすい 人類は負け組の中の負け組 「弱い」「能力が無い」などは間違っても長所には感じません 以前『天敵の存在のお陰で進化ができる』...

群れで行動するほとんどの生物は使えない仲間は置き去りにしてきました

強い個体・早く移動できる個体のみ仲間にするので、弱い個体・のろい個体は遺伝子が残らず、どんどん強い・早い個体が残り進化してきました

人間だけはどんな仲間も置き去りにしないやさしさがあったと言われています

それはのちに、腕力は弱く足は遅くとも手先が器用で武器を作れたり、記憶力と分析力に長じて自然界の法則を理解したりという、腕力や機動力以外の才能ある仲間が増えていくことにつながったようです

辛い記憶を糧にできるのが人間

他の動物の記憶力は10時間位だそうです

対して人間は3歳くらいのことまで記憶していますので、辛い経験や苦しかったこともずっと覚えています

これは苦しみや辛い経験を糧にして進化できる心の強さになっていきます

もちろん人間も小脳と大脳の連結した構造ですので、動物的な脳の上に大脳というスーパーコンピューターがのっかていることになります

優勢思想などの「選ばれた人間のみ素晴らしいから優遇する」という思想は、極めて動物的だと思います

丸暗記を中心とした学習能力は20歳がピークかもしれませんが、相手の心が理解できる共感能力は60歳前後でピークとなります

子供は無意味記憶が得意で、意味が分からず暗記しているのでよく使っている言葉のくせに「ところで”対策を練る”ってどういう意味?」などと言い出し大人をびっくりさせます

大人になると無意味記憶は劣りますが『意味記憶』は劣化しません

辛い記憶・苦しい記憶を乗り越えた分、年配者には敬意が払われますが立派さに個人差が大きすぎます

個人的に「あいつが悪い!会社が悪い!政治が悪い!」という原因他人論で生きてきた比率が高い人と「自分はどうすべきか?」と生きてきた原因自分論の比率が高い人とで、何十年のうちに大きな差になるように感じます

SNSではなぜかインパクトの強い原因他人論の人の方が人を引き付けます

ですが、敬意をはらわれる年配者は原因自分論の人です

若い人は社会に出たらこの辺を良く人間観察した方がいいです

人間の進化は誰も置き去りにしないやさしさ苦しみを糧にして前進できる心の強さにあると思います

無意識に使っている言葉は大きく影響している 

脳科学者・西剛志氏さんは

立派な人は無意識に使っている言葉に脳が大きく影響され、行動が変わっていった結果でもあるのであり、最も手軽に自分を変える方法は言葉の力を使うことですと述べています

朝起きてから眠りにつくまで私たちが最も会話している相手は、実は他の誰でもない「自分自身」なのです

人は1日の中で自分との会話「脳内トーク」を何千回から何万回も行っていると考えられています

米国の研究では頭の中で話す言葉は、声に出す言葉よりも10倍以上速いという結果も出ています

しゃべる10倍の早さということはかなりの会話量ですよね

それだけの回数の「脳内トーク」によって、脳は多大な影響を受けていることになります 

うまくいく人は効果的な脳内トークを生活に取り入れています

スティーブ・ジョブズは毎朝、自分に対してもし今日が人生最後の日だったら、僕は今からすることを『したい』と思うだろうか?」 と問いかけていたそうです

マーク・ザッカーバーグは今、僕は自分にできるいちばん大切なことをやっているだろうか?」と毎日のように問いかけていたと言います

日々行う自分との対話がいかに大切かを教えてくれています 

なりたい自分になるために、強い意志は必要なく「言葉が変われば」自分は変われます

最新の研究データからも「脳は大人になっても、いくらでも変化できる」とわかってきました

人生は自分の使った言葉の集大成といえそうです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

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