算命学 人生の羅針盤
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位相法

位相法 破とは (位相法まとめ)

破とは

 位相法とは十二支の約束事で、十二支が他の十二支と組むことにより全く違うエネルギーに変化してしまう法則です

①融合現象(の約束事)三合会局・半会・支合・方三位・比和

②分離現象(の約束事)対冲・刑・害・ などがあります

は見ていてもさほどの強い作用はなく、引き合う力のでは方三位にはぬるい結びつきしか感じず、対立するの中ではは相性を観る時など個人的にはほとんど重視していません

上記のように90度になっている関係で、あまりいいとは言えません

最も強い激突の対冲は180度ですが、こちらはまださっぱりしています

子 ー 酉
午 ー 卯
丑 ー 辰
未 ー 戌

破は「破法」と呼ばれ上記の4種類ですが、散法の中では一番弱いもので「破法は考えなくていい」などと言う人もいますが、と結びついたりするとストレスや病気、人の裏切りを助長しなかなか強く作用します

次がと結びついた場合は人との争いを助長、次が対冲と結びついた場合は作用が強く出ます

破は『現実の精神の未完成』という意味があり、心が芯の部分でゆらゆら不安定に揺れているのです

例えば日支(家庭)と月支に破があると、外からは幸せそうに見えますが家庭に不満をもっていたりします

破は効果が小さいので行動領域別の判断はしません

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散法は悪いものではなく自己成長の種

現実の精神の未完成』ということは、やった結果に対して満足感が持てないことで『終わりが美にならない』のがの特徴です

タイミングの悪さも出てきます

行動には表れませんが、精神的な揺れが大きく葛藤が強くなります

破が自分の命式にあると『常に心の不安や迷いがある』ことになります

どこか闇を抱えていて、少し変わったところもありますが異常干支ほどではありません

また「生涯の敵がいる方が運が伸びる」という質もあります

対冲・害・刑・破が自分の命式(=宿命)にあると「不運な運命」「人より損な性格」などと考えがちですが、その逆に考えるべきです

破は優れた感性から独自のデザイン力やセンスがあり、鋭い勘をもっています

人の身体には超回復力というものがあり、筋トレがいい例ですがきついトレーニングにより筋肉はダメージを負い壊れますが「このままではいけない」と以前より強くしようとする超回復というメカニズムが備わっています

これは心にも超回復力はあり、傷ついたり折れたりした心を「これくらいの圧力では壊れないようにしよう」という超回復力が働きます

何人も赤ん坊の時には空腹に耐えきれずに泣きわめいていましたが我慢できる心の強さが備わっていきます

対冲・害・刑・破を所有しているということは、それを乗り越えようとする分、人よりワンランク上の心の強さや柔軟性が身につきます

同じ距離を毎日通勤・通学で歩いたとしても20キロ重いものをもって歩いた人の方が筋力が強いのと同じ理屈です

「若い時の苦労は買ってでもしろ」「苦労した人にはかなわない」ということを私達はよく知っています

「人が生きるということは修行であり、苦労はありますが自分の魂を磨くため」ということは、散法をもつということは自分を磨くものをもっているとも言えます

四柱推命を学んでいる時には「対冲・害・刑・破がある人は不幸」と教わっていましたが、算命学では「これを乗り越えた人は精神のレベルが上昇する」と学びます

この辺が庶民の間で発展した四柱推命と、国家の政で磨かれた算命学の違いなのだと思います

国家の運命を図る時に「凶です!」と述べたら「それを何とかしろ!」と必ず具体的な改善策が求められます

人間力が高い人は「われに七難八苦を与えたまえ」という発想をしますが、長い目で見ればそちらの方が能力も人間力も数段高くなるからです

「ピンチはチャンス」「苦労は新しい自分に出会えるチャンス」「変化は成長の機会である」などは宿命に散法をもった人から生まれる発想です

ただ、対冲・害・刑・破があれば誰もが磨かれるかといえば本人次第で個人差は大きいです

命式にがある人は信念をもつ、一貫性をもつと乗り越えて自分がバージョンアップできます

位相法まとめ

例えば目の前に川があったとします

半会は異次元のジャンプ力で飛び越えます

支合は遠回りしても無理せずに橋を見つけて渡り、飛び越えるなら渡る前に可能か否かを計算します

方三位は今の状態が良く、無理をすることや変化を望まないので渡らないという選択をしがちです

対冲はわたりません

結果的にどれが良いかはわかりませんが、行動にもこのような違いが出てきます

どこに位相法があるかでも違います

日支(西)は過去・結果・家庭を表します

月支(中央)は現在・手段・自分を表します

年支(東)は未来・前進・社会を表します

年運や大運で

合法である三合会局・半会・支合・方三位が廻ると自信が出てきます

散法である対冲・刑・害・破が廻ると心が不安定になります

例えば日支(西)に対冲が廻ると今までのことが壊されたり、半会が廻れば結果を出して評価されたりします

離婚がいいことか悪いことかは別にして、離婚してもいい人はいいのです

位相法は人間の現実の動き方を合法と散法で観るものです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

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