支合とは
位相法とは十二支の約束事で、十二支が他の十二支と組むことにより全く違うエネルギーに変化してしまう法則です
①融合現象(合の約束事)三合会局・半会・支合・方三位・比和
②分離現象(散の約束事)対冲・刑・害・破 などがあります
半会が異次元融合なのに対して支合は自然融合といえ、自然の流れに無理のない組み合わせです
三合会局と半会が大発展の組み合わせに対して、支合は地道で手堅く無理のない発展の組み合わせになります

上記が支合の組み合わせですが23度傾いた地球と同じで、地球も大気の流れ⇒自然界の流れ⇒無理のない組み合わせといえます

支合の組み合わせは6種類あり
子ー丑・・・北方支合
亥ー寅・・・東方支合
卯ー戌・・・中央支合
辰ー酉・・・天軸支合
巳ー申・・・西方支合
午ー未・・・南方支合
と分類されます

北方の子丑の支合は物事の結果や考え方が現実に一致しており『プロセスより結果が良ければ良い』とし、人生のまとめのところで手堅さや実力を発揮します
東方の亥寅の支合は行動の目的などの精神より行動を優先し『実行あるのみ』の人で、動きながら修正し、考えるより行動の人です
中央の戌卯の支合は人間の現実面に密着したカタチで今、現在を大切にするため、夢やロマンは薄く、努力を重んじ、人生行程・道筋に完全性を求め、計画力のある支合です
天軸の辰酉の支合は人の心を表す無形のカタチで、噂や風評によって心を惑わされず、自分の目で確かめながら時代に流れや社会の変化とともに人生を進む人です
西方の巳申の支合は結果重視型の支合で、行動した結果がハッキリとあらわれることに拘る支合です
南方の午未の支合は精神のスタートに位置し「こうしたい」という希望に固執し、夢や願望を長く持ち続ける理想主義になりやすい支合です
支合とは①霊魂=精神と②肉体=現実が一致し、完全融合している型です
内面と外面が一致しており、支合のある人は心にもないお世辞を言ったり、心と相反することはしません
自分がこうだと思ったことしかやらない人であり、心を隠してまで嫌いな人とは付き合わず、よく言えば正直で自分に忠実な人です
半会はというと嫌いな人とも付き合え、心がそう思わなくても行動できますから大きく活躍している人には有利です
半会は『異次元融合』で、支合は『同次元融合』なので、半会よりはスケールは小さくなりますがストレスがなく安定しています
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場所による支合
次は支合がどこにあるかで観てみます
日支=西は結果・後退の場所
月支=中央は方法・手段・過程の場所
年支=東は未来・前進・スタートの場所です

1.年支と月支の支合
前進力の支合で、進むことしかなく退却はありません
心と行動が前に出ようと思っているから動くので、やりたいからやると言う感じです
半会と違い普通の前進なので「確実で無理のない進み方」「安定感のある前進」になり、仕事に向いている型です
2.月支と日支の支合
ものごとの結果をまとめる時に心と行動が一致する支合で、物事をまとめるのが上手い人です
視野はさほど広くないですがしっかり枠内は見て、考え方も着実で現実的な為、地に足がついている人です
経済や物が溜まりやすい人で、財運があります
結婚相手にも恵まれやすく、結婚してからの方が人生に安定感が出てきますので家庭向きの型です
3.年支と日支の支合
東西支合は中央の心が入っていない為、前進したら即結果を求める人です
自分の想いにすぐに結果が欲しいのでわがままが強くなる人もいます
自分をコントロールしにくく、年をとればとるほど孤独になりやすいので注意が必要です

陰占命式に支合が無くても上図のように支合が成立する十二支が廻ってくる時があります
1.年支に支合が廻る(上図)
スタートや前身の場所に支合が廻るので、新しいことをしたくなります
支合は同次元融合なので心にかなったことをしようとし、地道で安定した展開になります
2.月支に支合が廻る
月支に支合が成立すると、心と現実が一致している中で自信をもって行動できます
3.日支に支合が廻る
ものごとを手堅くまとめる時で、自分の想いがかなう年です
支合で相性を観る↓


行動領域別でみる
行動領域による支合を見ていきますが、半会ほど強烈なエネルギーではないにせよ、支合も行動領域は広い方が適しています
領域は下記の4つです


1.四位機型・・・4領域で支合がある人
支合は非常に現実と密着したカタチなので四領域の中では最も安全な方で、四位機型は手堅く広げていく人であり人脈作りも上手いです
とびぬけた夢をもたない代わりに落ち込みもせず、手堅い人生になります
精神的なものより政治とか事業などの現実的世界の方が適しています
2.三位機型・・・3領域で支合がある人
手堅さに用心深さが加わり、手堅く無難に人脈を広げていく人です
生活は質素で、無理なく集団に溶け込んでいきます
公的な視野は狭いですが私的な視野には鋭いものがあります
3.二位機型・・・2領域で支合がある人
支合でも二領域では狭く、外側の人間関係や仕事面でストレスが大きく過労の恐れもあり、人生の浮沈が大きくなるので、すべてを抱え込まずできるだけ人に任せたり頼る方がいい人で、自分の運を人に任せてしまうことが一つの処世術になります
ただし家庭面では非常に波が少なく平穏にいきます
二位機型はある種の『犠牲運』で、自分の考え方を子供たちに実行させることにより最も良い効力がありますが、子供を伸ばすために自分の運は抑えられます
4.一位機型・・・1領域で支合がある人
不満が外に出やすく、人間関係の好き嫌いがハッキリと出てきますので人付き合いが嫌いになりやすい型です
「その何が悪いんだ!」と割りきって生きると楽になり「人のことは構わず自分のやりたいことをするんだ!」という姿勢だと良い人生が歩め、芸術家などに多い型です
この型は無理に世間のスタンダードに自分を合わせることなどせずに、一芸に秀でることを意識し、研究者などの範囲の狭い分野では大いに活躍しやすくなります
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本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
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