三合会局とは
位相法とは十二支の約束事で、十二支が他の十二支と組むことにより全く違うエネルギーに変化してしまう法則です
①融合現象(合の約束事)三合会局・半会・支合・比和→合法
②分離現象(散の約束事)対冲・刑・害→散法
などがあります
三合会局は3つの十二支の正三角形の組み合わせで、『異次元融合』であり最も強いパワーの組み合わせです
3つが組み合わさることにより同じエネルギー=同じ五行になります

①三合水局・・・申・子・辰 は水性となり水の一生=栄枯衰退を表します
②三合金局・・・巳・酉・丑 は金性となり金の一生=栄枯衰退を表します
③三合木局・・・亥・卯・未 は木性となり木の一生=栄枯衰退を表します
④三合火局・・・寅・午・戌 は水性となり水の一生=栄枯衰退を表します
※土性はありません
「どこが栄枯衰退なの?」というと、水局のリーダーは『子』、金局は『酉』、木局は『卯』、火局は『午』で、これらは天将星になります
水局=壬として〈壬+辰=天貴星〉〈壬+子=天将星〉〈壬+申=天庫星〉で全ての局が「優等生の子供=天貴星」「最も栄える=天将星」「お墓に入る=天庫星」という一生になります
水の一生とは「申=秋ではじまり」「子=冬に最も盛んになり」「申=春で終わる」となり、夏は水が最も弱い時期なのでありません
金局=庚として〈庚+巳=天貴星〉〈庚+酉=天将星〉〈庚+丑=天庫星〉
木局=甲として〈甲+未=天貴星〉〈甲+卯=天将星〉〈甲+亥=天庫星〉
火局=丙として〈丙+寅=天貴星〉〈丙+午=天将星〉〈丙+戌=天庫星〉となるからです
命式に三合会局をもつ人はスケールが大きく、行動範囲も広い人です
異次元融合のため、お互いに住む世界が違う人と交流ができたり、全く次元の違う人ともすぐに溶け込める能力があるので海外での活動にも有利です
また下図のように三合会局の中の十大主星は、スケールの大きな十大主星になります

普通の人とは違い、大きいがゆえに孤独感も大きく、普通の人が理解しにくい人です
三合会局が命式にある人は現実でもまれないと良さが出ません
この拡大力は仕事面では良い傾向にあり、大きな成功をつかめる可能性がありますが、結婚運は不安定になりやすいので注意が必要です
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半会とは
半会(三合半会)は三合会局の半分だけ会局しているということで『半会』といいます
半会は大きく発展するエネルギーであり、人として器を大きくすることが大事で、小さいと夢ばかりの人になってしまいます
半会の組み合わせは
木局 亥ー卯・卯ー未・亥ー未
火局 寅ー午・午ー戌・寅ー戌
金局 巳ー酉・酉ー丑・巳ー丑
水局 申ー子・子ー辰・申ー辰 の12種類です
この中で子申・午寅・卯亥・酉巳の4種類は土性を含まない半会で、正気半会とよばれ、その他は雑気半会と分類されます
①雑気半会・・・土性が入った半会で、現実に立脚した広がりをもつ想念をもち『実践の主』と呼ばれます
②正気半会・・・土性を含まない=墓にならない(天庫星)⇒人生の終わりがない⇒着地点がないことにより、世の中の固定観念にとらわれない思考能力があり『思想の主』と呼ばれ、現実感があまりなく、周りから理解を得られない人も多いですが、世の中の人が知らないものを発見したりします
年を東、月を中央場所による半会の違いを観ます
東は現実の未来、現実的欲求の場所
中央は今という現在、現実の欲求が遂行される場所で手段・方法・過程を表します
西はその結果の場所で、蓄積の場所でもあります
上記の図は中央と西が半会しています
①中央と西の半会・・・過去において大きな想念の拡がりをもち、未来より過去への想いが強く、まとめ上手で人のやったことをまとめていくことに長けている為に『補佐役の半会』と呼ばれます
②東と中央の半会・・・『未来の為に布石をうつ』『未来を切り開いていくカタチ』で前進力があり、冒険しないと能力が出ず開拓者のような気質で、人がやる前に自分でやるので『指導役的半会』と呼ばれます
③東と西の半会・・・中央を飛ばしての半会で現実離れした想念が広がりやすく、極端になりやすいので現実の世界では満足感が得にくく、一匹狼でできる仕事がいい人です
スタートとゴールが一緒になっている為、短気で即実行・即結果を求める為、結果がハッキリしているものを好みます
上記の図の人が大運で『戌』が廻ってくると三合会局となり、10年間パワーアップします
相手との相性を観る場合も合法である三合会局・半会・支合が成立すると結ばれる力、いわゆるくっつく力が強くなります
三合会局・半会で相性を観る↓



行動領域別でみる
半会は十二大従星は身強との結びつきが良く、行動領域も広い方が向いています





1.四位昇型・・・4領域で半会がある人
ある種、理想型だが常人からすると思考や夢が広がり過ぎて周りから理解されにくい人で、身強の星と結びつくと『天才型』で上に持ち上げられ、身弱な星と結びつくと『狂人型』で下に見下されやすくなりますが、本人にとってはどちらも同じです
人から理解されないもの同士のネットワークは広がりますが、すべて特殊分野の人です
2.三位昇型・・・3領域で半会がある人
広がりに現実性が出て来てバランスがとれてくる『理想型』で、人を観る能力が高く使う能力も高いうえに、人脈が固く結びつき人を感化することにも長けているので『政治力』があり、現実性と精神性のバランスがとれた人です
3.二位昇型・・・2領域で半会がある人
半会と三合会局は2領域では狭すぎてストレスになりやすく、いろいろ自由に生きたいのに狭いので止められ、波乱と動乱の人生になりがちで、子供だと我慢が爆発して自棄になり非行化したりします
非日常的な時空間をもち、ストレスを上手く発散することが大切な人です
4.四位昇型・・・1領域で半会がある人
強いパワーが狭すぎる中に閉じ込められますので広がりたくても広がれず、不満足な人生となり自由な行動ができ難く、何かに縛られ不満が多く精神的な歪みが生まれやすくなります
作家の志賀直哉は「人は五つの幸福があっても、そこに一つの不幸が訪れると今まであった五つの幸福はそっちのけで、一つの不幸にとらわれるので、その時ほど視点を自分の幸福の方に向けなければならない」と述べています
「恵まれしを知る」と書いて『知恵』といいますので、足元の自分の幸福を知ろうとする姿勢が大切になってきます
ノイローゼになったり登校拒否になりやすい型ですので、視野を広げたり発想の転換などの陰陽処世術が必要な人です
「子供がいない」「結婚運がない」などの何かを犠牲にし、一つのことに集中すると伸びていきます
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本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました



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