人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
働くを考える

人口増加も問題

人口と仕事の関連性

私はここ数年はリゾート部門の採用をしていますが、室内清掃やレストランの洗い場などのパート、アルバイトの人員が本当に足りません

採用情報誌の担当もコロナ後は人手不足が深刻と言います

新卒や正社員採用よりも現場の人手不足採用を優先している状況です

人が大幅に足りず客室の50%しか稼働できない宿泊施設もあるそうですから、深刻な人手不足と言えそうです

コロナ期間を除き、アベノミクスから日本は採用側が苦しい状況が続いています

雇用される側からすれば嬉しい話ですが、私のような採用する側は苦労の割には収穫の少ない時期がしばらく続きそうです

「仕事がある」という状態は非常に重要で治安の安定に直結します

わが家の長男も本州の最北端に近い場所の大学にいます

獣医学部は本当に田舎に多いです

田舎の街にいきなり6000人の若者が来るとアルバイトがありません

どうやら上級生が調整して『学費も自分で払っている学生』⇒『家賃からは自分で払っている学生』⇒『こずかい稼ぎの学生』の優先順位でシフト調整しているようです

中には長期休暇だけ実家に戻り、集中して稼ぐ学生もいるようです

仕事より圧倒的に人口が多いのは貧困につながります

日本の離島などでは3グループに労働者を分け、2つのグループが仕事につき、1グループは失業保険で半年生活のサイクルがあるそうです

和合性のある日本人らしい仕組みですね

このように仕事より人口が多い場合、仕事を選ぶ・待遇で選ぶなどはありません

お隣の韓国も中国も仕事がなく失業者があふれていますが、日本はありがたいことに仕事はたくさんある状態です

人口が増え過ぎての問題

エジプトの国家の指導者達が「もうこれ以上、子供を産まないでください」と悲痛な叫びをあげていました

日本にいると理解に苦しむ叫びです

経済破綻した国やしかかっている国は多くありますが、アフリカのジンバブエは完全に破綻しています

失業率は90%

ハイパーインフレは6億%

貨幣はゴミくず同然です

ロバートムガベが指導者になった時は元教師出身者らしく教育に力を入れ、中高校の進学率を2%から70%に上げました

アフリカでは最高水準の教養をもつ国で、アフリカで多くある内部紛争などは無縁でした

経済も伸び続けていましたが、それ以上に人口が増えていき年々失業率が高まっていきます

アフリカにしては珍しく内部紛争による大量虐殺などのない平和なこの国の人口は増え続けます

ムガベの独裁制は年々強くなり、ついには北朝鮮を抜き堂々1位の独裁者に選ばれ、93歳まで独裁者を続けます

人口ボーナス・人口オーナスなどよく聞くと思いますが、仕事が増えていく以上に人口が増え続ければバランスが崩れてしまいます

どこの国でも通用する能力をもったものは海外に逃げていきます

人口が増え続けるのであれば戦略的に拡大する

人口が減り続けるのであれば戦略的に縮小する

ということが国家運営ではいかに大切かがわかります

「人口減少」よりも「人口爆発」の方がはるかに怖い

近代化した日本も昭和初期には「我が国の面倒をみきれる人口は6000万人まで」と計算していたようですが、実際はその倍の数の国民を面倒見きれたことになります

とやかく言われる政治家ですが日本は人口爆発を戦略的に乗り切った国と言えそうです

たしかに現在の少子化対策は「あれでは子供が増えない」と述べる人が多いです

いっそのことシングルマザーが増えても、フランス式でやってしまった方がいいと個人的には思います

世界人口も80億になり、2055年には100億人を突破すると予測されています

生活水準も上がっていき全ての人類がアメリカ人並みの生活を送るとしたら地球5個分の資源が必要になると言われているので、このままではエネルギーの枯渇は必至で、世界的な資源不足で緊張・対立が深まり、資源の争奪戦が勃発する可能性が高いです 

先進国の多くは『人口減少』に悩んでいるのであまり問題視しませんが人口減少より人口増加の方が怖いのです

今後、日本が人口爆発に悩むことはないですが失業率が低い=仕事があるという状態は非常に有り難いことだと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

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採用・教育・研修のキャリアを生かして仕事を考えていきたいと思います