人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
新卒の就活

マニュアル通りの面接では弱い

面接は「問答」だけと思わないこと

業界にもよりますがコロナウイルス蔓延で就職戦線は厳しくなってることは事実です

コロナ下の厳しい状況とはいえ 何社も不採用になると「俺って社会から不要?」などマイナスな心になっていきます

以前「適性検査を侮らないこと」と書いたことがありますが

やはり面接が大きなポイントになります

大まかな情報は履歴書でわかります

履歴書ではわからない情報が面接官の質問になります

ここで重要なのが情報だけ伝えればいいというのは弱いということです

「なんで?聞かれたことに答えるのが面接なんじゃないの?」

と思うかもしれませんが

私の経験でも1日最高50人の学生を面接したことがあります

大企業だと連日40人ほどの学生を面接します

すべてが終わって

「今日の選考合格者は誰にする?」

と面接シートや履歴書を見直す時に ≪印象の薄い学生≫ はやや不利です

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 志望動機に自分の物語を表現する

 情報のやり取りの面接に自分のストリーをプラスして伝えるとインパクトは格段に強くなります

「ストーリー?物語?」

面接の質問項目で最も重要なのが「志望理由」です

就活は恋愛と同じです

相思相愛が理想です

恋愛で「俺のどこが好きなの?」と聞いた時に

「貴方の年収が高いから」

「実家が金持ちだから」

「一流企業だから将来が安泰」

など言われると愛も冷めます

「好きになった理由=志望理由」は面接の最重要ポイントだと思ってください

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それをストリーで表現します

最近で良かった例を挙げると

調理師の面接で

「私の両親は共働きで 祖母がいつも夕食を作っていました

 祖母を手伝うようになり いろいろな料理を教えてもらいました

 父や母に料理を出す時に『料理の説明』をするのが私の役目でした

 父も母も『美味しい』『毎日の晩御飯が一番の楽しみ』

 と言ってくれました

 教えてくれた祖母が寝込むようになりました

 今度は祖母が喜ぶ料理を考えるようになりました

 美味しいだけでなく『柔らかくて消化もいい』を考えました

 祖母はいつも『すごく美味しい』『ありがとう』

 と言ってくれました

 料理は『栄養とエネルギーの充電』だけではありません

 『人の心を豊かにする力』と学びました

 私の料理の修業は家族から始まりました

 今度は社会に出て多くの人を喜ばせたいです

 最近は一流ホテルでも『温めて出すだけの調理』が多いです

 効率的ですが『心がこもってこその料理』と思っていますので

 『これは私の目指す料理ではない』と感じました

 一貫して手作りにこだわる御社を迷わず志望いたしました」

やはり引き込む力が強いです

快活な大学生と比べ ≪職人気質≫ の調理師専門学校生は口下手な学生が多いです

さらに今は調理師は積極的に採用はしていません

その中でも光るものがありました

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中途採用は「完成品」 新卒は「素材」の採用

 キャリア採用=中途採用は料理で言えば ≪完成品の採用≫ です

即戦力としての採用だからです

新卒採用は違います

アピールすべきは ≪素材の良さ です

調理=育成は企業がするので ≪完成品≫ は求めてはいないのです

「この素材は面白い」「調理=育成すると良い物が出来そう」

というのが新卒採用です

フレッシュマンの採用なので「明るくハツラツとしている」ことは重要です

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「うちはラーメン屋だからどんなに良くてもナスはいらない」

「うちはフレンチだけど素材がいいからこのナス使ってみるか」

不要と言われたところは割り切って諦め

使ってくれそうなところに売り込めばいいのです

「完成品として売り込もう」とアピールしてくる学生は多いですが無理があります

親が丹精込めて育ててくれた立派な素材と信じ切って面接に挑むことが大切だと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています