グレーゾーンにいる問題社員
どこの組織にも問題社員はいますが、そのレベルは多くの段階に分かれます
最悪なのは懲戒免職などで解雇される人
そこまでいかずとも、遅刻が多い、よく欠勤する、ミスがやたら多いという周りに迷惑をかける人
隠れパワハラ等のサイレントテロをする人
ここまではごく少数派です
周りに対して危害があるわけではないが、グレーゾーンに位置する人は割りといます
転勤や転職なので「前の職場は良かったんだな」と気づかされることもあります
新入社員の入社式等で全国の人事担当者が集まると『和を乱すわけでではないが微妙なマイナスをつくる』グレーゾーンの社員の分析が話題になったりします
これは『真面目に働くけど実績が悪い・能力が低い人』はあてはまりません
上手く言えませんが空気をよどませる人です
とりえのない人
とある人事担当者が「夢を叶えるゾウで語られてる『鉄の凡人』ですよね!」と言い、一同「そうだそうだ」となります
ベストセラーで多くの人が読み、話題になっても時が経つと風化してしまう人の教養のはかなさ・・・
とにかくいつもコツや秘訣を求める人はいませんか?
「どうしたら売上伸ばせるんだろう?教えて」
「どうしたらそんないい企画できるの?」
「どうしたら痩せれるかな?」
それに対して
「お客様にお礼手紙をマメに書くと一良いよ」
「よく本を読んだりセミナーに参加すると良いよ」
「痩せるには運動だよ!一駅前に降りて歩くと良いよ」
と言っても結局意見は聞きません
近道を求めており、地道を嫌います
世の中「楽して売り上げを伸ばす」「飲むだけで2週間で痩せる」など滅多にありません
そして結局は何もしません
やらなかったこと、出来なかったことは常に言い訳します
いつもコツや秘訣を求め ⇒ 意見は聞かず ⇒ 結局やらない・・・これを鉄の凡人と言います
何もやらないから、何のとりえもない・・・
世の中「一発逆転の秘訣」は少なく、地道にコツコツと積み重ねたものがスキルとなります
一晩で痩せることはなく
1日で英語がペラペラになることもなく
1日でボディービルダーのようにもなりません
『楽して簡単に早く結果を出す』はサギ広告の世界しかないのではないでしょうか・・・
成功に近道はない
世界三大投資家のローレンバフェットが「この世に金持ちが少ないのは『時間をかけてゆっくり金持ちになろう』という人が少ないからだ」と言っていました
習慣化する
仕組みをつくる
ということが遠いようで成功への近道です
「どうしたらあのような結果が出せるのだろう?」
「あんなにしんどいことを続けるのか」
「面倒だな・・・いいや」
という想いは私もよく直面します
雑草はすぐ伸びるが使い道が無い!大木は時間がかかるが様々な用途に使える
子供や新入社員には『成長に近道は無い』と早い段階で自覚させることが重要ですね
鉄の凡人は誰でも心の中にいるような気がします
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました